赤石岳( 赤石岳:3,120.1m ) 2011.8.16 登山


【 PHOTO 赤石岳 5】

1. 30分程経った頃、周囲が明るくなり、ガスが引き始める。
   先般の針ノ木岳と同様、またまた奇跡が起こったかと思い、思わ
   ず声を上げる。
2. しかし、写真の状態が精一杯(左後方は聖岳)。
   この状態をピークとして、再びガスが周囲を覆いだし、頂上を
   立ち去るまでの間に 二度と回復することはなかったのだった。
3. 西側斜面からはガスが吹き上げてきており、一方で東側からは
   太陽が時折顔を出して日差しを供給する。
   そうなると、当然ブロッケン現象が起きることになる訳で、自ら
   その状況を作り出して 楽しんだのだった。
   この頃には数人が頂上に登ってきていたが、こんなことをやって
   いるのは小生一人であった。
4. 結局、頂上に 51分間留まったのだが、ガスは一向に引く気配を
   見せず、諦めて下山かつ帰宅することにする。時刻は 8時23分。
   この間にかなり頭を捻り、大沢岳を目指すとか、色々なバリエー
   ションを考えたものの、明日が晴れる保証はないので、コストも
   考え、またの機会を狙うことにしたのである。
   赤石小屋への分岐は 8時31分に通過。ガスの尾根を下る。
5. 富士見平には 9時26分に戻り着く。
   写真のように、最早 赤石岳方面は完全にガスの中である。
   また、聖岳、悪沢岳も全く見えない。
   ただ、右手を見れば、下方に赤石小屋が見える。朝は ガスのこと
   で頭が一杯になり余裕が無く、見落としてしまったようだ。
6. 赤石小屋には 9時46分に戻り着く。
   やけ酒の意味も込めて、500mlのビールを飲みながら、朝方に
   赤石小屋で作ってもらった弁当を食べる。10時6分に出発。
   後は順調に下り、12時5分に登山口に到着。
   椹島でシャワーを浴び、13時のバスで帰宅したのだった。


赤石岳 1、   赤石岳 2、   赤石岳 3、   赤石岳 4、   赤石岳 5 もご覧下さい。

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