赤石岳( 赤石岳:3,120.1m ) 2011.8.16 登山


【 PHOTO 赤石岳 4】

1. 富士見平を過ぎてからは、ルート上に桟道が頻繁に現れるように
   なる。この辺は展望もあまり利かず、黙々と進むのみである。
   この展望の利かない 10分程の間に、赤石岳の方はかなりガス
   が出てきてしまったようである。
2. やがて、赤石岳の斜面が良く見える様になってきたが、やはり
   状況は悪化の一途を辿っていたようで、斜面の上方は完全に
   ガスが覆ってしまっていたのだった。
   これを見て愕然となる。
3. そうは言っても、前回の例もあるので、希望は捨てずに北沢源頭
   を登る。
   しかし、ガスの中に突っ込んでいく感じで、登るに連れて視界が
   ドンドン悪くなっていく。
4. キツイ斜面もやがて終わりとなり、周囲の傾斜が緩んでくるが、
   ガスの方はかなり濃くなり始め、視界は悪化の一方である。
   ここで下山者と擦れ違ったが、頂上は視界ゼロ。風がもの凄く
   強いとのこと。
5. 7時16分、尾根上に登り着く。
   やはり視界はゼロ。確かに風も強く、少し寒いが、Tシャツのまま
   進む。
   右下から吹き上げてくるガスによって、メガネの右側のレンズに
   水滴が付いてしまう。メガネを手に持って尾根を進む。
6. やがて先の方に標柱らしきものが見えてきた。
   そして 7時32分、赤石岳頂上に到着。
   視界はゼロ。頂上には誰もいない。
   望みはガスが何となく明るくなってきたこと。奇跡を信じて、暫し
   頂上に留まる。


赤石岳 1、   赤石岳 2、   赤石岳 3、   赤石岳 4、   赤石岳 5 もご覧下さい。

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