第三壊:VS神風怪盗…今度はバビロン遠征だ編
前回までのあらすじ:エジプト遠征でした。蝋人形師ババアのタソーとロゼッタストーンを奪い合ったり、シャンポリオンがひっそり死んだことにされてたり、デカイ顔の岩と戦ったり激動の人生を歩むナポレオン。タソーが石になって一応解決したっぽいのでフランスに帰還。それから数年が過ぎ、ナポレオンは皇帝となった……。
インザーギ:よう、自由を守る軍人とかいいながらアッサリ皇帝になりよったナポレオン!
ナポレオン:いつもの皮肉をありがとうインザーギ。
インザーギ:どうした?いつものお前らしくないな。元気ないぞ。
ナポレオン:来る日も来る日も書類の山…皇帝なんてなるんじゃなかった…。
インザーギ:ぼやくなよ。お前が皇帝になってよかったと思うぜ。オレは皇帝陛下の親友ってわけだからな。…ん!なんだこの地響きは?
ナポレオン:まさか敵の攻撃!?イギリスもプロイセンも休戦中のはずだぞ!なんて唐突な!
鎧着た女の子:ジャジャーン!(効果音)やっと見つけた!あなたがナポレオンね?石をもらいに来たよ!
ナポレオン:…あの…誰?
スーシェ:もー、休戦中に攻めてくるなんてドコの国の軍隊よ!
鎧っ娘:アレはボクの部下だよ。石くれたらすぐ帰るよ。
スーシェ:…あの…誰?ここは子供の来るところじゃないのよ。
鎧っ娘:子供?失礼だなー。こう見えても昔はフランスを救った女神だよ?
インザーギ:ジャ…ジャンヌ・ダルク!?
ジャンヌ:ロゼッタストーンはどこ?隠したって無駄だよ。
ナポレオン:インザーギ、夢でも見ているのか?誰も400年前の人の顔なんてわからないだろうに。
インザーギ:いや、そこはゲームの都合上目を瞑っててくれ。
ジャンヌ:…あの…ロゼッタストーン…いいよもう…。
インザーギ:あ、消えた。なんだ、今のは…。うわ!くそ、また攻めてきた!どーなってるんだ!
ナポレオン:わからん。だが、応戦せねばなるまい。
インザーギ:よし、出撃だ!まずは下の基地から陥れるぜ!ていうかいつの間に拠点構築しやがったんだ。
ナポレオン:そして巨大砲台建設だ!撃てー!
(13話「使者」簡単にクリア)
インザーギ:へっ、何だよ。あいつら逃げていくぜ!たいしたことねーな。
ダヴー:いや、みごとな引き際だ。さすがジャンヌ・ダルク。
インザーギ:次々巨大砲台の着弾地点に飛び込んでくる指揮ぶりだったがな。
ナポレオン:(そしてみんなジャンヌの存在に疑問をいだかないのか…)
スーシェ:それにしてもロゼッタストーンのことがきになるわね。まさか隠し場所に気付いた?
ミュラ:地獄からよみがえった女神ジャンヌ・ダルクか…わるくないな。
ナポレオン:(こういう脳天気もいるしな…)
インザーギ:おい。
ナポレオン:あ、ああ。ともかく隠し場所の城へ急ごう!
スーシェ:誰もいない…石も無事みたいね。キャッ!?
ジャンヌ:ジャジャーン!(効果音)なるほどねー!こんなとこに隠してたのかー!チェックメイト♪
オージュロー:フ…がっかりだな…これじゃまるで神風怪盗だ。
ジャンヌ:お黙り。…生きているって素晴らしいことだよ。…そう、ボクは生きている。だから無駄な血は流さない。
ナポレオン:ジャンヌ、君はその石をどうするつもりだ?
ジャンヌ:ボクを復活させた神サマがこれを欲しがってるんだ。じゃねー。
オージュロー:ナポレオン、囲まれてるぞ?
ナポレオン:飛んで火にいる夏の虫。巨大砲台で撃て。
インザーギ:ナポレオン!敵の数が多すぎる!どんどん本拠地にやってくるぞ!
ナポレオン:負けるな!本拠地で間断なく歩兵を召集、阻止部隊を編成して叩き出せ!あと少しで規定時間が終わる!
(14話「奇襲」歩兵大量召集でしのぎきった)
ノストラダムス:ジャジャーン!(効果音)ジャンヌ…なにをグズグズしている…神がお怒りになっている…。
ジャンヌ:じっちゃん!ロゼッタストーン手に入れたよ!
ノストラダムス:ならばさっさと奴等を始末してしまえ!それが神のご意志。
ジャンヌ:えーだって石はゲットしたし、殺さなくてもいいでしょー。
ノストラダムス:いいから行け。
ジャンヌ:わかったよー…。
ナポレオン:石が奪われてしまった…奴等はどこへ…。
オージュロー:あれだけの大軍が国境警備隊に発見されずに来たということは、海からだろう。トゥーロン港だろうな。
ナポレオン:トゥーロン港か…あそこからコルシカ島に行ったことがあったな。
(それは……11年前の ことであった……)
ナポレオン:ダニー、グレッグ、生きてるかぁ!?上から来るぞ、きをつけろお!
オージュロー:違う。
ナポレオン:…コホン、オージュロー、話を聞いてくれ!キミの力が必要なんだ!
オージュロー:聞くことなど何もない。
ナポレオン:このままではコルシカ島に乗り込んだイギリス軍によってトゥーロン港もとられてしまうんだぞ!
オージュロー:…だから力を貸せと?フランスのため、自由のため、平和のために?その結果はどうだ?親を亡くした子供、夫を亡くした女…それは敵も同じだ。俺はもう沢山なんだ。
ナポレオン:だが、あの子たちはキミのように、生きることを、戦うことをあきらめていないぞ。あの子たちの未来のためにも、俺達が戦わなければならないんだ!
オージュロー:あんた若いな…。
ナポレオン:あんたいくつよ。
オージュロー:いいだろう…今回だけだぞ…。
ナポレオン:なんか嬉しそうだな。トモダチ少ないだろ?では行くぞ!
オージュロー:おい…戦闘要員は俺だけなのか?
ナポレオン:うん。
オージュロー:こいつ…最初から俺をアテにしてやがったか…って、オイ、前に出すぎだぞナポレオン!
ナポレオン:大丈夫、大丈ぶぅ!?
(ナポレオン、集中砲火を浴びてあえなく一瞬で戦死。リトライ)
オージュロー:…頼むから回想で死ぬな。
ナポレオン:やりなおし…。
(こうして外伝3「空は晴れる」クリア)
オージュロー:フフフ…トゥーロン港へ急ごう…。
ナポレオン:何を思い出したんだオイ…。
オージュロー:ていうか一足遅かったようだ。大きな船が出港したらしい。
ナポレヲン:何!どこへ向かった!?
ジャンヌ:ジャジャーン!(効果音)んっとね、バビロン。
ナポレオン:そりゃまた遠い…と、ジャンヌ!?…あなたとは戦いたくない。ここを通してくれ。
ジャンヌ:そうしたいのはヤマヤマなんだけど…神サマがどうしてもって…。
ミュラ:無駄な血は流さない…たしかそう言ったね、マドモアゼル。もう一度生まれ変わったらもう戦いたくなかったんだろう?そう…普通の女の子に戻りたかったんだろう?
ジャンヌ:な、何だオマエ!何でも知ってるつもりか?…だから大人はキライだ!
ナポレオン:よく言った。大人の本気を見せてやる。行くぞ者共!
ジャンヌ:ボクが何故魔女と呼ばれたのかを思い知らせてやる!サンダガ!!
ナポレオン:ぴしゃーん!
(ナポレオン、雷に打たれてあえなく焼死。リトライ)
インザーギ:また迂闊に近寄るから…。
ナポレオン:素敵に無敵な一撃…流石…ていうか人外かアンタは。
インザーギ:で、どうするナポレオン。こいつぁ厄介だぜ。
ナポレオン:よし、お前等重砲隊をありったけ連れて行け。まっすぐジャンヌ本人を狙うんだ!
インザーギ:…えらく捨て身だな…だが、それがいい。
ダヴー:よしー!行くぞ根性見せろー!
ジャンヌ:ザンダガ!!
ダヴー:ピシャーン!
ナポレオン:教官!アンタ真っ先に黒こげになってどうすんだよ!これじゃあ親父狩りだよ!
インザーギ:うろたえるな!まだ俺とミュラが健在だ。撃て撃てー!
ミュラ:なさけ むよう。
ジャンヌ:痛い!痛い!さっきは優しそうな言葉かけといてこの仕打ち…。
ミュラ:タフすぎて そんはない。
ダヴー:復活!よし、行くぞ!
ミュラ:さいごまで たっていたものの かちだ。
ジャンヌ:だから大人は嫌いなんだー!!
インザーギ:よし、あと一息だぞ!…ていうかこっちの兵力もヤバイんですが。
ミュラ:貴女のハートにチェックメイトォ!!
ジャンヌ:それ番組違うー!
(15話「転生」雑魚には目もくれずにジャンヌ本人を集中的に叩いて勝利)
ミュラ:…もう終わりにしよう…キミに戦いは似合わない。そうだろ?マドモアゼル。
ジャンヌ:…なんかもうアホらしくて戦う気になれません。
ナポレオン:神風強盗よ。貴女を復活させた神とはなんだ?
ジャンヌ:それは…あれ?体が消えていく…ナポレオン!…バビロンへ…そこに神サマが…バビロンは古代遺跡…バグダッドの近くにある…マドモアゼルか…楽しかったよ…バイバイ…ミュラ。
ミュラ:…………くっ。さて、どうする?国境を越えて進軍すれば俺達は立派な侵略者だぞ。
ダヴー:国の守りは心配いらぬ。ワシが鍛えた野郎共がいる。
ナポレオン:これはフランスの命運をかけた戦いになるだろう…つまりは自衛戦争だ。よって問題ナッシング。
インザーギ:なんてアバウトな…流石独裁者。
ナポレオン:さ、行くか。出港出港。
ナポレオン:さー上陸だ。このへんはトルコだな。
インザーギ:早いなオイ。
オージュロー:敵はゲリラ戦が得意と聞く。気を付けて上陸しよう。
ナポレオン:というか、木に偽装してるのか。雰囲気でなんとなく判別がつくっぽいからみんなも気を付けろ!
インザーギ:どっちかってーと敵の重砲の方が厄介だよな。
(16話「上陸」着実な前進でクリア)
ナポレオン:よーし、内陸部へ進撃だ!
インザーギ:ちょっと待てナポレオン。これのどこが内陸だ。どう見ても海だろうが。
ナポレオン:おかしい…地図では街があるはずなのに…。
オージュロー:これが神の力だと…神と言うより悪魔だろう。
ミュラ:タソー恐るべし。そうだろ?
インザーギ:やっぱあいつか。
ナポレオン:他におらんだろう…さて、海を渡るぞ。
ランヌ:また海戦でっか…。
ナポレオン:とりあえずインザーギとオージュローで南西の島を確保。ダヴー教官は別動艦隊を率いて中央の島を攻撃して下さい。
ダヴー:あの…ワシ一人?
ナポレオン:教官ならうまくやれますよ!
(17話「悪夢・再び」ダヴー大殊勲)
ナポレオン:ダメだ…見つからない…バビロンはどこにあるんだ…ジャンヌ…教えてくれ…。
ジャンヌ:ん、南。
ナポレオン:おおそうか…ありがとうジャンヌ…。
インザーギ:オイ、うちの皇帝サマがオカシクなってるぞ。
スーシェ:違うわよ!イザとなったら女の子は強いんだから!…五年前のオーストリア軍との戦闘で、私がナポレオンを敵の包囲下から救出したのは憶えてるよね?(外伝4「バラの素顔」)
インザーギ:…その話されると俺は弱いんだよ…。
ナポレオン:そうこうするウチにバビロンに近づいたようだぞ。敵だ!
インザーギ:ここがバビロンの入り口…川でルートが制限されてるな。
ナポレオン:オージュローとランヌは左手で敵の攻撃を防いでくれ。インザーギとミュラは右手から架橋して進撃し敵を排除、しかる後に全兵力を左翼に投入し突破する!
ランヌ:長期戦になりそうやなあ。応援団入れとくで。
インザーギ:ていうか、あの、さっきからフツーに魔物とか飛んできてるんですが?俺達は何と戦ってるんだ?
ナポレオン:我が前に立ちふさがる存在は何であろうと排除するのみ。行け!
(18話「バビロン」なにげに手間取るものの、着実に攻めれば大丈夫)
ナポレオン:これがバビロン…なんて大きな遺跡なんだ…。
インザーギ:思えば遠くに来たもんだ。つーか、よく兵達もこんな所までついてくるな。オラ、出てこいタソー!ここがお前達の墓だー!
インチキくさいじじい:ジャジャーン!(効果音)愚か者共よ…これは…お前達の墓だ…。
インザーギ:誰、あんた?
ノストラダムス:我が名はノストラダムス…我らを復活させた神はお前達の死を望んでいる…。
(ジャンヌを倒してバビロン遠征。行った先にはノストラダムス。一体何と戦ってるのかナポレオン)
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