椿説弓張月
若くして豪傑として武名を轟かせながら、戦を知らない公家の形式論によって進言を退けられ、敗軍の将となってしまった源為朝。配流先の伊豆大島で再起を図るも、全盛期の平家の勢いの前に歴史から消えていった彼を、身長七尺(約2m10p)の無敵のヒーローとして蘇らせたのが、我らが馬琴でした。しかしそんな英雄も歴史的事実の壁には歯が立たず、幾度となく漂流を強いられます。
このコーナーでは、馬琴前期の名作と言われる「椿説弓張月」の魅力を伝えたいと思います。
椿説弓張月とは
ストーリー
武家のエリート・清和源氏(系図)
「保元物語」の源為朝
「弓張月」の為の琉球学
弓張月雑話:一粒800m
衒学館のホームへ