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94号 アンフィカー770
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第94号
発行日:2004年9月17日
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このメールマガジンではバリバリ売れ筋のカローラ、環境に優しい
ワゴンR、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて、解体にならない名車を取り上げていきます。
<<過去の紹介車種>>
●トライアンフTR3からランボルギーニムルシエラゴまで、
様々な本編車輛とバックナンバーの画像はこちら
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
年中で一番良い気候かもしれませんね♪いかがお過ごしですか?
私はこの週末、四国の大きなイベントに遊びに行く予定でいます。
J旧車メインのイベントですが、大規模でありながら手作り感もある親しみの
持てる雰囲気なのがグッドなんです。
近くの方は行ってみてはどうでしょうか?
ワンデイストリートカーミーティング→
http://www.087i.com/oneday/
8先月からウチのウェブサイトがヤフーJAPANのディレクトリ登録サイトにな
りました。
一般的には不可能に近いと言われているディレクトリ登録が受付けられたのも、
ひとえにこのメルマガの御蔭でもあり、読者の皆さんの御蔭で有ると思います
m(..)m
登録された紹介の文章はヤフー側の担当さんが全て決めた形なのですが、
「水陸両用」のキーワード検索ではトップ表示!
というか1件のみの登録ですが・・・
車以外でもシューズやポンプ、モビルスーツなど色々と考えられるキーワード
なんですけどね・・・
水陸両用車は実際に中古・新車をここ2年ほどでかなりの数を扱いましたし、
そんな経緯で水陸両用車普及推進委員(勝手に)である私、使命感に燃えて水
陸両用車をメルマガでも取り上げます。
過去に多く販売した6輪や8輪のモノは趣味の延長上のような物ですが、本業
であるコレクターズカーの観点からは今回の車輌は外せません。
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■■■□ 第94回
■■□ 【アンフィカー770】
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その言葉自体の意味が「両用車」であるAmphicar。
アンフィカーを名乗る車とは全く分かり易いです。
過去には水陸両用車としてはこんな車も紹介しています。
28号 フォードGPA→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back28.htm
アメリカのフォードに対して同じく軍用水陸両用で有名なのがシュビムワーゲ
ン。
そして同じくドイツにてシュビムから約20年・・・
1950年代末にアンフィカーは構想、設計されました。
先の2例は軍用ですが、アンフィカーは現在まで含めても唯一の水陸両用の市
販乗用車なのです。
単一モデルですから、社名であり車名です。
モデル名称「770」が意味するのは水上では7ノット(約12km/h)、
陸上では70マイル/h(112km/h)に由来します。
4気筒1147ccのトライアンフの43馬力エンジンをリアに搭載していま
した。
トランスミッションはポルシェ356のモノをベースとし、陸上では4速。
水上用ギアは別でリバースも有ります。
独立または同時にリアの左右のスクリューを回す事が可能で、水上走行。
フロントのタイヤが舵の役割を果たします。
ボディタイプはコンバーチブルのみ。
デザインは少し変わってはいますがやはり自動車です。
当時の小型2ドア車で似た印象の車が幾つか浮かびますが、資本関係もあった
BMWの当時のBMW700がかなり似ていますね。
違いはフロントのバンパーより下が船のような形状になっている事を筆頭に、
リアのテールフィンは50年代後半のシボレーか60年代になってからのキャ
デラックを彷彿させる形状です。
下面は完全に防水構造になっており、マフラーはテールランプより高いテール
フィン付近から出ています。
軍用のカモフラやOD色しかない他車と違い、アンフィカーには乗用車らしい
白、赤、青、グリーンの4色が用意されていました。
性能は陸上、水上でそれぞれに中途半端さや不満が見えるかもしれません。
が、考えてみてください。
水上を走るとフェラーリ・エンツォより速く、地上では数千万円もするような
ボートレース艇よりも速いのです(当たり前ですが・・・)!!
1967年のアメリカの厳しい新基準への移行の影響で行き詰まり工場も閉鎖。
よって販売期間は1961年から1968年までの7年間です。
当初計画していた3万台に対して総生産台数は3878台、その内8割がアメ
リカ輸出でした。
現存はそのキャラクターから2割程度、さらに走行可能な物はその半数にも満
たないくらいでは?!
よって入手難易度は 「★★★★☆ 4.5」 ですが、日本には売りは無いので
入手は確実に輸入が必須となるでしょう。
価格は当時から高く同時期のワーゲンビートルの3倍近いプライスでした。
現在では2万~3万ドルが良く見る価格帯ですが程度次第、下は1万ドル台前
半から、上は5万ドルくらいまでと幅広いです。
冒頭で「市販乗用車で唯一の水陸両用」と書きましたが、昨年から話題のイギ
リス、ギブズ社からの"アクアダ"をご存知の方も多いでしょう。
あれは性能凄そうですが、価格も凄い!邦貨にして約2700万円です。
GPAやシュビムワーゲンも千万である事を考えると、歴史もついてくる希少
車アンフィカーは割安と言えるのではないでしょうか。
陸からそのまま水面へ!これは男のロマンです♪
Amphicar 770
ボディーサイズ: 4326×1532×1520mm
ホイールベース: 2100mm
重量: 1050kg
乗車定員: 4名
駆動: RR4速/スクリュー×2
エンジン: 水冷直列4気筒OHV
排気量: 1147 cc
ボア×ストローク: 69×76mm
圧縮比: 8.0:1
燃料供給: キャブレター
最高出力: 43PS/4750rpm
燃料タンク容量: 49L
最高速度: 120km/h
サスペンション前/後: マクファーソンストラット/ストラット
ブレーキ(前/後): ドラム
タイヤサイズ: 前後6.40-13
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
68年!フィアット850ベルリーナ!D車!車検付き!
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b55687368
この時代のフィアットはホント可愛いデザインが魅力ですね!
850では私はスパイダーに乗ったことがあるのですが、良い車です、
あちらのデザインは"ミウラ目"なんて言われますが(笑。
人と同じのがトコトン嫌な人、500や600では物足りない人にお勧めです。
クリーニングカー
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g27166449
またこの場でキワモノを取り上げてしまった・・・m(_ _)m
コレクターズカーではないけれど、末永く働く車のハズです。
画像では結構ヤレていますが平成10年式。まだまだですね!
新車はかなり高いはずです。
大豪邸の広い庭の掃除が大変なお手伝いさんなどにお勧めです、ポケットマネ
ーで買われてみては?
モンキー!M ! 長期保管物!
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f19276660
小さいながらもホンダスピリットが込められたモンキー、その中でもマニアッ
クなMです。
たたずまいやシートポジションがカワイイ!
そこそこは珍しいのですが、ヤフオクではこの価格では難しいかもしれません
ね。
しかし程度も良いようですし、4輪には見向きもしない、潤沢資金を持った猿
マニアにはお勧めの逸品です。
今回はお勧め(?!)シリーズでした♪
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この手の「この1台!」はそれぞれ思い入れの有るオーナーやマニアなど
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自動車輸入取り扱い業務に付きましてはHPに詳細を載せております。
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