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88号 フォード・デュース
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第88号
発行日:2004年8月6日
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このメールマガジンではバリバリ売れ筋のカローラ、環境に優しい
ワゴンR、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて、解体にならない名車を取り上げていきます。
<<過去の紹介車種>>
●アルピーヌA110からフェラーリ365GTB/4デイトナまで、
様々な本編車輛とバックナンバーの画像はこちら
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
話題としては少し古いのですが、平井堅は素晴らしいですね。
邦楽はあまり聞かない私も感動です!
歌詞だけでも泣けるそのタイトルは「瞳を閉じて」
歌詞→
http://pagliaccio.exblog.jp/396354
ただし涙で前が見えなくなりワイパーは役に立ちませんので、車では聴かない
方が良いでしょう。
と、あまり車とは関係ない話題で始まった8月最初の配信ですが、皆さんは車
ではどんなオーディオとの接し方をされていますか?
今は少数派の純正カセットデッキの人から、CD・MDでフルシステムに10
0万円単位でお金を掛けている人まで様々かと思います。
今回紹介するのは'30年代の車でありながら、ラジオから流れるファンキー
なDJとポップな'50s、オールディーズが似合うという車です♪
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■■■□ 第88回
■■□ 【フォード・デュース】
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「アメリカン」と言えばコーヒーでは薄かったり、フットボールでは防具付き
だったりですが、車では一番連想される形はどんなのでしょうか?
やはり映画「アメリカン・グラフィティ」でクルーズしている豊かな時代の優
雅な車でしょうが、'50sばかりではなくその映画の主人公的な車は「アメリ
カン」として外せない存在でしょう。
フォード・モデルB、通称デュースです。
1932年、前モデルであるフォード・モデルAの後継として、より豪華で美
しく、そしてパワフルさを望まれて誕生しました。
デュース(Deuce)はA(エース)の次の意味でトランプで使われたりし
ますので、そんな意味での愛称です。
バリエーションは豊富で、5ウインドウ・クーペ、3ウインドウ・クーペを筆
頭に、カブリオレやパネルバン、ステーションワゴンまで用意されていました。
豪華な装備は「ベビー・リンカーン」とも称され、フラットヘッドのV8をフ
ォードで初めて搭載。
しかも値段はリーズナブルな範囲に留めたという、それだけでも傑作で貴重な
存在ですが、デュースの人気の高さは特別なカテゴリーでの話がメインです。
そう!ホットロッドのベースとしてです!!!
アメリカではやはりダントツで一番人気。
続く28、29モデルA、さらに続く30、31モデルAや33、34モデル
Cを大きく引き離した桁違いの人気は、既に40年代には確立され、今日まで
続いています。
人気の秘密はまず、それ以前のモデルよりもフレームの剛性が非常に高く優れ
ている事。そして、以降のモデルからはフェンダーの取り外しが容易ではない
構造に変わった事など。
やはりトドメは、秀逸なデザイン。
フェンダーのラインも優雅であり、フェンダーレスではそのシンプルな美しさ
が引き立ちます。
そう、ロッダー達には何の疑問もない、ロッドの中のロッド、最高の素材がデ
ュースなのです。
部品の供給も過激で、リプロのボディから、強化された500馬力にも耐えう
るフレームまで、何でもアリで1から車が造れます。
(事実、フォードの販売した台数の記録より現在の台数の方が多いのです?!)
エンジンもシボレーV8が載ることが多いカスタムの内容は好みにより様々。
良くあるのは車高を変え、ルーフをチョップしたりエンジンフードレスにした
りヘッドライトの位置を変えたり。
ピカピカの太いホイール+タイヤも多く、この辺りが映画のアノ仕様です。
装備もAC、PS、PWは当たり前で、パワーシートや最新テクノロジーのV
8+オートマの組み合わせもあったりします!
色はアメリカンらしくポップな色にしたり、白や黒にしてみたり、ファイヤー
パターンやスキャロップペイント、ピンストライプが入ったり・・・
スーパーチャージャーやニトロ搭載など駐車しているところを見るだけで楽し
いモノも多いです。
このレストアやカスタムは、「本場アメリカで」、なら幾分は安く上がりそうで
すが、それでも本気モードのおじさん達の突っ込み方は半端ではありません・・・
50号のペブルビーチで紹介した方々とは対称の位置に居て、すこしヤンチャ
な雰囲気の方々ですが、お金持ちが多いです。
第50号→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back50.htm
まあ、ストリートロッダー、ローライダー、スポコン、ドラッグレーサー、
いずれの分野も本気にお金をかければ上限知らずなのですが・・・
車好きなら一度は憧れる内容ではあっても、日本では入手が困難な傾向。
そんな事情から私の所へもよくロッドの輸入の相談は来ます。
中にはハイボーイ(フェンダーレス)を輸入してそのまま車検を通してくれ、
なんて無茶な依頼も(無理です)・・・。
人気のクーペ、オープンの仕上がったモノで大体3万ドル~5万ドルくらいが
メインの価格帯です。
入手難易度は 「★★★★☆ 4」 でしょうか。
映画のアメグラ以前に、ビーチボーイスによってリリースされたアルバムに
"Little Deuce Coupe"というのがあり、コレまた人気に拍車を掛けたのでし
ょうが、正直、このジャケットの絵のデュースはカッコ悪いと思います。
※バックナンバーの画像は当然、大改造のバリバリのロッドです!
1932 Ford Model B "Deuce" Coupe
ボディ大改造&シェビーV8多し!
車輌詳細データは今回はナシで。
と書き手も中々アメリカンな大雑把さでした♪
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
昭和50年 三菱デボネア
デボネア!MOONEYES! Kustam 売り切り
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d50305693
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f26414551
2台のデボネア、これもアメリカンカスタムと言えるのではないでしょうか。
40万円と50万円、どちらもお買い得感あると思います。
緑の方は地元のムーンショップと、私の行き付けの整備工場でオーディオカス
タムをやっていた時に実車を見たことがあります。
Kから始まるカスタムは特別な意味ですので違うと思いますが、どちらにして
もスペルが違う・・・。カタカナで書けば検索にも掛かるだけに残念です。
1928年ダイムラーリムジン 希少車!
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b53973647
ダイムラーリムジンというと10数年前のアノ形を思い浮かべそうですが、こ
れは1928年!あのメルセデスのSSKや、今回のフォードと時期が近いで
す。
これくらい遠く時を越えているのに高級感はバリバリ、というのが何とも凄い
と思いませんか?
ケーターハム スーパーセブン 紀和物
http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k5559247
セブンでも人気のケーターハムが50万円から売り切りです!
タイトルにある通り、紀和商会の正規モノ、と言う意味なのですが、読みで言
うと「キワモノ」・・・。まあマニア向けの車と言う事は確かなのですが。
カラーリングも程度も良さそうですね!
●●━…━…━…━ あなたも書いてみませんか? ━…━…━…━●●
この手の「この1台!」はそれぞれ思い入れの有るオーナーやマニアなど
皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
あなたの愛車のバックグラウンドやウンチクを原稿として書いて見ませんか?
もちろん憧れの車や興味のある車種でも結構です。
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
◇現在もれなく寄稿に対してプレゼントあります!◇
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双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
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