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87号 ジャガーXJ220
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第87号
発行日:2004年7月30日
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このメールマガジンではバリバリ売れ筋のフィット、環境に優しい
キューブ、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて、解体にならない名車を取り上げていきます。
<<過去の紹介車種>>
●フォードGPAからマクラーレンF1まで、
様々な本編車輛とバックナンバーの画像はこちら
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
7月最後の配信です。8月はもっと暑くなるのかと思うと、不安や不満を通り
越してワクワクしてしまうのは、私ももう壊れ気味なのでしょうか。
何度かご紹介しました、「コレクターズカー総合研究所」としての京商さんへの
コンテンツ提供も4回で無事終了し、締め括りにあの「サーキットの狼」の池
沢さとし先生が裏話を披露されています。
スーパーカーファンは必見ですよ!!
まだご覧になっていない方は是非アクセスを。
→
http://www.mini-z.jp/index.php
本編ですが87回目である今回は、"華"あるこんなスーパーカーでどうでしょ
うか。
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■■■□ 第87回
■■□ 【ジャガーXJ220】
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この世で最も美しい車の一つとして名が挙がる、優美で流麗なボディを纏う車、
それはジャガーXJ220です。
近代の車に絞るのなら、私も最も憧れている車です。
近代とは言ってもデビューから15年も経とうかと言うのに、美しさも性能も
今を以ってもピカイチなのは凄いことです!
車名の由来、"XJ220"は最高速指標が220マイル/h(352km/h)だっ
たことに由来します。
これはジャガーXK150の号を参照下さい。
53号→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back53.htm
時は1988年、バーミンガムショーでプロトタイプお披露目となりました。
当時ジャガーの12気筒は5.3Lだったのですが、コレに搭載されたのは拡
大された6L、48バルブのV12気筒。
ミッド搭載してフルタイムで全輪を駆動するものでした。
しかし重量の問題を改善する為に、市販車にはレース車エンジンをベースの3.
5LV6でツインターボと巨大なインタークーラーにより540馬力を発生す
るユニットを搭載していました。
また4WDをやめてリア駆動にしたことも軽量化に貢献しました。
生産と開発に携わったのはあのトムワーキンショー・レーシングです (通称
TWR)!
速くない訳がなく、最高速220マイルには僅かに届かなかったものの、34
7km/hは当時の記録で、マクラーレンF1が出現するまでは市販車世界最速の
座に君臨していました。
加速性能も抜群で、0-100km/hは僅か3.9秒です。
当時は第二次スパーカーブームで、そのスペックや投入された技術も興味惹か
れますが、この車の凄いところはやはりスタイリングにもあります。
レーシングカーをそのまま市販にしたようで、それでいて"美しい"のです。
しなやかなラインは良く言われるのが"女性的"。・・・そうなのかもしれませ
ん。
ディメンションも凄く、全高115cmに対しての全幅222cmは凄すぎます!
(因みにハマーH1は219cmです・・・)
個人的にはテールランプのデザインがイマイチかなぁと思うのですが、それで
も全体の印象を下げるには至りません。
空力も考え尽くされているのは見たマンマですが、見えない部分にもチカラが
入っています。
腹底もカウルで覆われフルフラットボトム化されている他、リアエンドにはデ
ィフューザーまでという気合の入れよう!
ここまでやってこその220マイルなのでしょう。
インテリアもスパルタンなF40なんかとは対照的に、"ジャガーらしい"仕上
がりとなっています。
人間工学に基づいた設計で、さらにコノリーレザー(※追記1)を多用した室
内は豪華で贅沢、レースとは無縁の雰囲気です。
市販開始は1992年までずれ込みました。
もともと350台の限定でしたが、この時代のエキゾチックスーパーを語る時
にはお馴染みのように、マーケットが弾けてしまった為に千以上入っていたオ
ーダーは(投機目的も多数あり)サッと引いてしまい、造られたのは281台
だと言われています。
日本からも100台近いオファーがあったものの、実際にバブルが弾けた後に
入ったのは10台有る無しではないでしょうか。
正規輸入されていませんでしたので、日本での定価というのはありませんが、
通常であれば7~8千万円くらいのハズが、販売前の当時は実際に「億」のオ
ファーが上がっていました。
入手難易度はもちろん「★★★★★ 5」ですが、情報があれば、今なら2千
万円くらい~で入手できるのは、非常に美味しい時代だと言えるのではないで
しょうか?
インパクト&満足度は非常に高いです!
私の知人が、関東のジャガーディーラーで現車が停まっているのを見たことが
あるそうですが、そのインパクトは凄まじく、「ハリウッドでバットモービルを
見た時に匹敵した!」、らしいです(なんのこっちゃ?!)。
そしてあの、ニコラス・ケイジ主演の映画、「60セカンズ」にも。
盗まれた車が港(だったかな?)にぞくぞくと集まる場面でチラッと出ていま
したね!
凄い車なのに扱い小さかったですが・・・
同時期のもう一台、6L-V12から470馬力を発生する、ジャガーXJR-
15については、また別の機会のお楽しみ♪
Jaguar XJ220
ボディーサイズ: 4930×2220×1150mm
ホイールベース: 2640mm
重量: 1375kg
乗車定員: 2名
駆動: MR5速
エンジン: 水冷V型6気筒DOHC
排気量: 3498 cc
ボア×ストローク: 94.0×84.0mm
圧縮比: 8.3:1
燃料供給: EFJ + ツインターボ
最高出力: 542PS/7000rpm
最大トルク: 65.7kgm/4500rpm
最高速度: 347km/h
サスペンション前/後: ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前/後): ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ: 前255/45ZR17 後345/35ZR18
※追記1
本革シートなどの中でも最高級と言われる「コノリー」ですが、これもコノリ
ー社での基準が幅広く数段階あります。
日本ではバブル期に日産プレジデントなんかが採用していましたが、皮のグレ
ードはコノリーの中では下の方みたいです。
やはりロールスロイスなんかはお得意様であり上質の物が回り(そりゃ販売価
格も高いですしね)、ジャガーのコノリーもそこそこ良いらしいです。
-----以上、余談でした※
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
■1円~完全売切■87年 アルピナ B11-3.5■希少車!!
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f26073250
昔の超高級車、"E32の7"ですが、アルピナという付加価値を備えた車の売
り切りです。
カタログのような画像はどれも迫力があり上手に撮っていますね!
E32自体が壊れやすく壊れたら高いので車の説明がもう少し欲しいところで
すが・・・
この新車は目玉が飛び出るほど高価でした!現在の評価(終り値)に注目です。
希少2スト SS20セルボ
http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h14384781
かつてこれほどワルっぽさに満ちた軽自動車があったでしょうか?
雰囲気は日産車の旧車や、イタリアンスーパーカーをも思わせます!(言い過
ぎか?!)
写真も巧いし、車もキレイそうです。
もうチョットでも安ければスグに売れそうなんですけどね・・・
★フェラーリ40周年記念自転車★世界7台限定車!
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e40017813
40周年と言えばF40を思い浮かべますが、自転車も有るようです。
例のアノ時代ですので価格も凄い!10万円や100万円のチャリンコで驚い
た事はありますが、コレは300万円!!!
レプリカどころかホンモノのフェラーリの中古に手が届くレベルですが、そこ
は"記念"で"7台限定"なのでしょうか。
Q&Aに質問入っています!
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この手の「この1台!」はそれぞれ思い入れの有るオーナーやマニアなど
皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
あなたの愛車のバックグラウンドやウンチクを原稿として書いて見ませんか?
もちろん憧れの車や興味のある車種でも結構です。
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
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なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
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