クラシックカー、オールド・ヴィンテージ車両の並行輸入代行、 通関から予備検査登録、 特殊なモノほどお任せ下さい!
輸入業務の流れ
在庫情報・車種例
お問い合わせ
関連コンテンツ
クラシックカー・スーパーカー総合研究所 バックナンバー
NEW ARRIVALS
CARS ON SPECIAL
53号 ジャガーXK150
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第53号
発行日:2003年12月5日
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
このメールマガジンでは不況をぶっ飛ばす売れ行きのキューブ、環境に優し
いワゴンR、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
=========================================================
'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
=========================================================
・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて解体にならない名車を取り上げていきます。
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
昨日愛知県に日帰り出張に行ってまいりました。
行きか帰りのどちらかが新幹線でというのはタマにあったのですが、今回は両
方とも車、もちろん朝出て晩に戻る運びでトリップメーターは900kmを超え、
車好き運転好きの私もさすがに疲れを感じました。
今号はチョトだけ特別です。
2002年の12月6日に創刊号を出したこのメルマガ、丁度1周年の節目を
迎えました。こんなコアで偏ったメルマガ、書くほうも書くほうですがこれも
また読者の方の支持あっての事、本当に楽しむと同時に感謝もしております。
メールマガジンの「クラシックカー・スーパーカー総合研究所」のタイトルに
反して最近本編でのクラシックカーの扱いが少ないのでは?とのご指摘もあり
ましたm(__)m
そこでクラシックモデルを取り上げる訳ですが、ジャガーEタイプで始まった
このメルマガ、今回の第53回目にして実に久しぶりのジャガーです。
■■■■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■□ 第53回
■■□ 【ジャガーXK150】
■□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
名車の多いジャガーでも特にXKシリーズは取り上げたかった車です。
では何故XK150なのか?
それはXKを冠する最後のモデルだからです。
賢明な当メルマガ読者からは「XK8が在るだろう!」という突っ込みが来そ
うですが、そもそも"XK"の2文字は相当なスポーツモデルに与えられる格
式ある物であるべきと私の中では理解しています。
じゃあXK8は駄作なのかというとそんな事はなく、高価格で性能も優れてい
て、このメルマガで取り上げられるべき資質を充分に持った秀作ですが、私は
あまり好きではないんです。
チョットだけアンチXK8に触れると、まずデザイン。
同年代の同系統デザイントレンドではアストン・マーティンやマセラティなど
がありますが、彼等の方が明らかにカッコ良いと思うんです、どの辺りの処理
と言うわけではないんですが・・・
オープンモデルなどは当時はでっかいユーノスロードスターかという印象を受
けました。
他の近代ジャガーモデルのようにアメリカの血が濃く流れていないまでも、前
作XJ-Sが名の通りXJシリーズのクーペの位置付けだったのに、次内容も
ラグジュアリーなのに"XK"とは、商売臭さが感じられてしまうわけです・・・。
しかも各メディアそろって「ジャガーEタイプを強く彷彿させる・・」なんて
言いまくってましたが私は冷ややかに「全然似て無いやん!」とその都度突っ
込みに忙しかったです。
今回は最初から私見すみません、ジャガーは好きなメーカーなんで・・・
では本題のXK150の紹介を。
車名の数字っていろいろな意味がありますよね。
ある時は排気量だったり、ある時はシリンダー数だったり、ある時は開発コー
ドだったり、またそれらの組み合わせだったり。
ジャガーの名車にある例では最高速度をマイル表示でやっているモデルがあり
ます(実際にはチョット届いていない事が多い)。
古くはSS100や今回のXK150、バブル期ではXJ220などです
(XJ6やXK8はもちろん気筒数です)。
1948年に登場したXK120の面影を色濃く残し進化した1954年から
のXK140、さらに改良、熟成で洗練されたXK150は1957年5月に
登場します。
一目でその血筋を解からせるXK150はXK120から特徴だったフェンダ
ーからドアへと大きく曲がるサイドラインがほぼ真っ直ぐになった事、フロン
トガラスが一枚モノの曲面ガラスへと変更に、室内空間を拡大し、グリルがワ
イド化されたのが大きな特徴です。
フレームは共通、また受け継がれた直6のXKユニットは3.4Lで210馬
力、それ以前は特別な車へのオプションとしてしか存在しなかったディスクブ
レーキを標準としました。
ボディバリエーションは3つ。
当初はフィクスドヘッドクーペとドロップヘッドクーペで始まり、翌1958
年3月に輸出用としてロードスターが追加されました。
1958年にはハイパフォーマンスモデルが追加されます。
「XK150S」と名付けられたそのモデルは、ヘッドの改善、トリプルSU
キャブレター、オーバードライブの設定などで走りを大きく向上したモノで出
力を250馬力と大きく向上し、また1959年には3.8Lへと移行し26
5馬力を叩き出しました。
この"S"は3つのボディバリエーションのいずれにも存在します。
1961年のEタイプの出現までに9395台が生産されたと言われるXK1
50、高性能ブリやディスクブレーキ採用などでも分かる通りCタイプやDタ
イプのレースで培った技術のフィードバックをてんこ盛りの、どこに出しても
恥ずかしくない立派なコレクターモデルです。
いずれのタイプも人気ですが、やはり通常のクラシックカーの定石通り、オー
プンモデルを重宝し人気がある傾向があります。
価格は安い物でも300万円~、高い物では800万円くらいまでがメインの
価格帯でしょう。
入手難易度は 4 でしょうか。
Jaguar XK150 3.4
ボディーサイズ: 4490×1640×1400mm
ホイールベース: 2590mm
駆動: FR4速
エンジン: 水冷直列6気筒DOHC
排気量: 3442 cc
ボア×ストローク: 83×106mm
燃料供給: 2キャブレター
サスペンション前/後: ダブルウィッシュボーン/半楕円リーフ
ブレーキ(前/後): ディスク サーボアシスト
タイヤサイズ: 前後6.00-16
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
──────────────────
ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
CLK GTR 7.3L super sport
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e33255369
出たー!マクラーレンF1を先々週号で紹介してそれを超えるのは当分出ない
だろうと思っていましたが出ました!しかも同じ出品者のようです。
2台で3億円!! 凄いデス・・・
凄いフォルムなのに顔や室内にメルセデス乗用車の雰囲気を残しているのも凄
いのですが、もっと凄いのはこの御時世にこの価格の車に質問が沢山入ってい
る事!コレクターに景気は関係無いようですね。
RX-7・旧車会仕様
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d41163226
思い出深い方も多いであろうSAのセブンです。
それにしてもシブイこの仕様、友人の乗る似たのを私も見覚えがあります。
大きめのスポイラーにオーバーフェンダー、ビタローニミラーにテールゲート、
ホイールはマーク2かな?リアのハネはパテ埋めでしょうか?
室内のロールケージも雰囲気出してます。
画像にチョットだけFDも写っていますが、やはりこっちが良いですね!
☆雪の上どこまでも走る!雪上車!!
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b45684070
季節に合ったキワモノをひとつご紹介です。
とは言っても今年の観測史上稀に見る異常希少で雪はまだ少ないようですね。
除雪車などはヤフオクではタマに見ますが、これはややクラシック。
顔が何ともオッサンぽいと言うかエビっぽいというか・・・
書類が無いのが残念ですが面白いと思います。
雪の無い地域なのに何か他に使い道ないかなぁと考える私はアホですかね。
●●━…━…━…━ あなたも書いてみませんか? ━…━…━…━●●
この手の「この1台!」はそれぞれ思い入れの有るオーナーやマニアなど
皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
あなたの愛車のバックグラウンドやウンチクを原稿として書いて見ませんか?
もちろん憧れの車や興味のある車種でも結構です。
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
◇現在もれなく寄稿に対してプレゼントあります!◇
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
●●━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━●●
<<過去の紹介車種>>
●ベンツSSKからヤマハOX99-11まで、さまざまな
バックナンバーと車輛の画像はこちら
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
自動車輸入取り扱い業務に付きましてはHPに詳細を載せております。
本メルマガのご意見・ご感想・リクエストもお待ちしております。
輸入車に関するご相談、雑談などもお受けしております。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
■発行・編集 M&Mインターナショナル
■URL
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/
■Eメール mac525@anet.ne.jp
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
このメールマガジンは、『まぐまぐ』を利用して発行しています。
まぐまぐ http://www.mag2.com/ <ID:0000101452>
解除はこちら http://www.mag2.com/m/0000101452.htm
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
その他の
関連コンテンツ
もご覧ください
フェイスブックページ
クラシックカー・スーパーカー総研
トライク・スペシャリティーズ
英語ページ
Return to TOP