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84号 ランチア・アウレリア
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第84号
発行日:2004年7月9日
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このメールマガジンではバリバリ売れ筋のフィット、環境に優しい
キューブ、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて、解体にならない名車を取り上げていきます。
<<過去の紹介車種>>
●フォードGPAからマクラーレンF1まで、
様々な本編車輛とバックナンバーの画像はこちら
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
前回紹介しました京商さんのウェブサイト、ご覧になりましたか?
「コレクターズカー総研」の研究所ファイルが早くも"2"になっているので
すが、このウェブはホントかっこいいです!
http://www.mini-z.jp/index.php
薄暗い倉庫に電気が灯る感じで、車のチョイスがこれまた良い!
ストライプ入りの同じカラーリングのバイパーとコブラが並んでいます。
作っている人のセンスでしょうね!ウチのもあんなのだったらなぁ・・・
さて、前回の本編ですが、ブリックリンはちょっとマニアック過ぎたかなぁと
思っていたのですが、そんな心配をよそに幾つかメールを頂きました。
そんな中から本編内容にも関わるKさんからのメールをご紹介しましょう。
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こんにちは。
◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆を楽しみに、
仕事の合間に上司の目を盗んで購読しているKと申します。
今回の【ブリックリンSV-1】も、アメリカで数回実物は見たことが
ありますが、詳細スペックを知らなかっただけにとても興味深く
読ませて頂きました。
ただ、1点だけ指摘させて頂けるなら、
「映画に出ていなく・・・」
というくだり、実はホントは映画に出ておりまして、私が小学生の頃
劇場に観に行って、ブリックリンのスタイルのあまりのインパクトの
強さに未だに鮮明に記憶に残っています。
映画のタイトルは「ジャンクマン」。
・・・・
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という内容。
Kさんからは映画のURLも頂いております。
「ジャンクマン」
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=10406
http://www.asahi-net.or.jp/~ys9m-ymgt/1982/1982-035.html
あの何度か寄稿頂いている前原さんからも同様の情報を!
車関係では日本一濃いであろうここの読者はホント凄く、流石に侮れません
ね!
情報に謹んでお礼申し上げますm(__)m
今回は正統派クラシックカーです。
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■■■□ 第84回
■■□ 【ランチア・アウレリア】
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久しぶりのランチアです。
参照 第24号 ランチア037ラリー
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back24.htm
ランチアと言えば往年のラリーカーを思い浮かべる方も多いと思いますが、ク
ラシカルなコレクターズアイテムとして憧れている人も世界中に多くいます。
そんなマニア垂涎の車種の一つがアウレリア。
「日本で最初にGTを名乗った車」は、過去に紹介しましたが覚えていらっし
ゃいますでしょうか?
第41号→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back41.htm
そのベレットより遡ること十数年、このアウレリアが世界で最初に「GT」を
名乗る車として誕生したのでした。
今や「GT」はスポーツカーには当たり前のように付く符合であり、車のゲー
ムとしても有名。
こんな豆知識をサラッと語ればあなたの株も急上昇でしょう
(んな訳ないか・・・)。
さて、脱線はそれくらいにして、
ランチア・アウレリアは巨匠ヴィットリオ・ヤーノが手掛け、
1950年、トリノショーにて発表されたアウレリア・ベルリーナから始まり
ます。
これは後にはコードネームを元にしたB10として知られるようになります。
市販車では初物のV6エンジンを搭載するなど、当時としては群を抜いた3ボ
ックス高級サルーンでした。
1951年には、B21と呼ばれる改良型のセダンと共に、B10のホイール
ベースを20cm短縮してクーペ化したB20GTを発表。
世界初のGTマシンが誕生した瞬間です。
流麗なボディワークだけでなく、エンジンも1.75Lから2Lへ拡大される
などスポーティな味付けが成されていました。
GTの名に恥じることなく、モンテカルロラリーやル・マン24での輝かしい
活躍がありました。
B20はシリーズ6まで、排気量拡大などの進化を遂げていきます。
1954年には、アウレリアの極めつけ、B24が出現します。
やはりアウレリアと言えばB24にとどめを刺しますが、その一番の理由はピ
ニンファリーナの傑作デザインのスパイダーボディを纏っているからでしょう
(実際にはキャンバス地のロードスター、ハードトップを持つコンバーチブル
の2種あります)。
「世界で最も美しいロードスターの一つ」とされるラインは秀逸で、時代が近
いピニンファリーナ作の「アルファロメオ・ジュリエッタスパイダー」と似て
いるのは勿論ですが、VWカルマンギアを始め、他の車ともかなり近似した処
理やラインが多く見られる事からも、その後のクーペやオープンカーに大きな
影響を与えた事が分かります。
絶妙な形状、バランスの、フロントに鎮座する盾型のグリルも特徴です。
その実力も特筆すべきで、この2.4Lは118馬力を発生しており、さらに
V6の信頼性を語る逸話として、水温計なしでトラブルもなかった事が語られ
ています。
また、当時のF1チャンピオンドライバー、ファンジオが、パリで飛行機に乗
り損ねた時に、予定に間に合って目的地に着くために彼が借り駆ったのがアウ
レリアだったという逸話も有名です。
B24はシリーズ4から始まりシリーズ6まで。
デザイン上では大きな変化が途中あり、2分割バンパーや1枚ものフロントス
クリーンなどが前半モデルの大きな特徴となっています。
1958年のB20とB24を以って、アウレリアは終了となりました。
アウレリアは当時人気だったとは言え台数が多いわけではなく、特にB24は
当時の生産台数が800台弱で、現存数は更に知れたモノです。
よって値段も高く、B20で400万円を中心とした価格帯のモノが多く、B
24なんかは6~800万円、なかには1000万円を超える売り物もあるよ
うです。
もちろんランチア・カーとしてもストラトスに次ぐくらいの高価な部類です(他
は037やフラミニアが高いですね)。
入手難易度は「★★★★☆ 4」くらい。
日本では大きいイベントでくらいしか見る機会は無さそうですが、やはり見れ
ばイキで良いですよね!
画像はB24スパイダーの前半のモデルです。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
Lancia Aurelia B24 Spyder
ホイールベース: 2450mm
乗車定員: 2名
駆動: FR4速
エンジン: 水冷V型6気筒
排気量: 2451 cc
ボア×ストローク: 78×85.5mm
圧縮比: 8.4:1
燃料供給: ウェーバーキャブ40 DCL5
最高出力: 110PS
最高速度: 172km/h
ブレーキ(前/後): ドラム/ドラム
タイヤサイズ: 前後165-400
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
ステップバン、トラック(ピックアップ)49年式希少車
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g23749961
Fウインカーがモロ眉毛っぽい、ステップバンです。
10年前にワゴンRが登場して以来、形の面白みが少し減った感のあるステッ
プバンですが、ピックアップは未だに他の追随を許さない独特なラインです
ね!
色もカワイイ。まぁ一番カワイイのはサイズなんですが。
出品車は内装、外装共にかなり状態が良さそうです。
1981年式DMC-12(デロリアン)
http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h15001685
デロリアンが出品されています。
車の詳細はバックナンバーを。
26号→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back26.htm
オリジナルで程度も良さそう、走行距離も良い感じです(この手のは少なけれ
ば良いというものではありませんので)。
ただ、365万円スタートで最低落札価格設定がありますから、今のヤフオク
の現状では入札はチョット厳しいかな?
☆14/6登録 メルセデスベンツ アクトロス ウイング 未使用車☆
http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/63984170
未使用のベンツのウイングで1400万円だとやはり安いんでしょうかね?!
消費税など別途らしいので、税だけでも70万円オーバーです・・・
以前聞いたことがあるのですが、この手の大きいトラックでボルボやメルセデ
スなんかは、車輌が少々高くても維持が安く上がってトータルでお得なんだと
か。
価格も含めて私は全然分かりませんが、人には得手不得手があるもので、私の
友人は型式を見たらエンジン排気量や全長がパッと把握出来たりします。
プロなら当然なのだとか。厳しいですね~
●●━…━…━…━ あなたも書いてみませんか? ━…━…━…━●●
この手の「この1台!」はそれぞれ思い入れの有るオーナーやマニアなど
皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
あなたの愛車のバックグラウンドやウンチクを原稿として書いて見ませんか?
もちろん憧れの車や興味のある車種でも結構です。
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
◇現在もれなく寄稿に対してプレゼントあります!◇
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
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