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41号 いすゞベレット
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第41号
発行日:2003年9月12日
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このメールマガジンでは不況をぶっ飛ばす売れ行きのウィッシュ、環境に優し
いカローラ、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて解体にならない名車を取り上げていきます。
緊┃急┃告┃知┃
━┛━┛━┛━┛
現在お客さんからイセッタの輸入依頼を受けているのですが、なかなか
「金額の折り合いがつく良い車両」、というと難しく苦労しています。
なるべくなら程度の良い物を良い条件で渡してあげたいのですが・・・
オリジナルで程度の良い3輪モデルを手放しても良いという方、
または情報をお持ちの方、ご連絡下さい。是非ともよろしくお願いします。
□■□■□■□■ペコリm(__)m■□■□■□■□
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
前回の40号の配信後、ブガッティへか、はたまた'70sのスーパーカーラ
ンキングがあってか、非常に反響大きかったです。
過去号ではAZ-1やデ・トマソ・パンテーラの時も多かったですが、劣らず
多くのメールを頂きました。
反響が大きかった車種に共通点は無く、このメルマガでは過去数回クリックア
ンケートを実施しましたが、その時の読者の方の嗜好も結構バラけており、そ
れもまた面白い傾向です。
最近は古いバックナンバーについての感想メールを頂く事もあり、新しく購読
を始める人もチョットずつですが増加です♪でも小さなその積み重ねが大きい
ですね。
7月18日配信分が477名で、今回が523名ですので、実にここ2ヶ月ほ
どで50名近くのクラスパ仲間が増えています。
数万人規模のメルマガと比較すれば小さい話ですが、マニアックな車好きがこ
れだけ集っていると思えばそれだけで楽しい気分になります。
濃い~メール、尖がった投稿大歓迎です!
今後とも一緒に楽しんでいきましょう!よろしくお願いします。
本編は久しぶりのJ旧車です。
この時代はレースも盛んでDOHC化されて名車も沢山輩出された頃ですね。
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■■■□ 第41回
■■□ 【いすゞベレット】
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「いすゞ」と言えば現在ではディーゼルエンジンや商用トラックなどのイメー
ジですが、まずは初登場のそんな「いすゞ」の概要から入りましょう。
そのルーツは徳川幕府直属で黒船に対向すべく船を造っていた「石川島造船所」
です。いくつかの合併分離が行われ、
1937年に東京自動車工業の名で設立、
1949年に現在の商号「いすゞ自動車」に変更されました。
バス、トラックを中心に強いのは当初からです。
1953年にはノックダウンの乗用車ヒルマンミンクスを完成、
常に新しい技術に挑戦するチャレンジ精神旺盛なメーカーでその後も数々の個
性の強い名車を生み出しています。
1971年にはGMと全面提携します。
その後も乗用車ラインナップを増やし健闘しますが
1992年からは一般乗用車の自主生産から撤退し、
2002年にはRVの生産も撤退、商用トラック生産とエンジン供給のみで乗
用車生産からは完全に引いてしまいました。
ディーゼルエンジンの技術は世界でもベンツ社とトップを争い続けています。
今回のベレットはいすゞの社運を賭け命運を分けた車であると同時に、日本の
自動車のあり方に一石を投じた車でもありました。
ベレットと言えばベレGやGTRを思い浮かべる方も多いのですが、実際のバ
リエーションは非常に豊富な車で、ボディ形状で言えば2ドアクーペは勿論、
4ドアセダン、2ドアファストバック、バンなどもあり、エンジンもメジャー
な1.6や1.8の他にも1.3や1.5、またディーゼルもラインナップに
あり、変更も毎年のようにありその構成は複雑です。
当時も今も人気はスポーティなモデルに集中していますので、デビューから4
0年経った今、残っているのはやはりスポーティグレードがほとんどです。
時は1963年、ヒルマンミンクスの後継車として、同クラスで人気のコロナ
とブルーバードをライバルとしてベレットはデビューしました。
当初は4ドアのみ、エンジンも1.5とディーゼルでした。
スポーティなフロアシフト(当時はコラムシフトが主流)、後輪独立懸架を採用
し、動力性能はクラスで群を抜いていました。
翌1964年には、2ドアクーペの1600GTを発表します。日本で初めて
「GT」を名乗った車の誕生です。
デザインはドアとルーフラインを変えたくらいでほぼ共通ですが、完成度が高
いと評判でスポーティさが大きく増していました。
性能は排気量アップもさる事ながら、ツインのSUキャブ、アルミヘッド、高
圧縮化、軽量フライホイール他、随所にチューニングが施されており88馬力
を発生しています。
その年秋には1.3と1500GTを追加、また1600GTもディスクブレ
ーキを標準装備するなどの改良をしました。
1965年にはATも追加されます。
1966年には1600GTがマイナーチェンジ、性能も大幅に改良されます。
この年ファストバックも発表、総数349台の希少車です。
1969年、ついに出ました!レースからの技術フィードバック盛り沢山の
ベレットの頂点「1600GTR」!
エンジンは117クーペ用の1.6DOHCを奢り、ツインのソレックスで1
20馬力、足回りは更に強化、動力性能は勿論ピカイチでした。
外観は1600GTと大きくは違わないものの、イメージカラーのオレンジ×
艶消しブラック、ボンネットのルーバー、スプリットバンパー+フォグ、Rエ
ンブレムが気分を盛り上げます。
生産台数は約1400台と言われています。
1970年には1800GTが出ました。
1971年にはマイナーチェンジによりフロントグリルやリアのデザインを大
きく変更しました。
1973年に生産を終了、ジェミニにその役割を譲ります。
熱烈な思い入れのある人が多く、マニアックなオーナーも多い車です。
海外でも人気が高く、私は注文がある時のみ輸出もするのですが、ベレットは
2度海外から問い合わせがありました。
わたくし事ですが、自分の中では免許も無い若かりし頃は、アルファのジュリ
アと雰囲気がダブっていましたが、今見ると若干(かなり?)違いますね、気
持ちは分からんでもないですが・・・
もう10年ほど前になりますが、知人が乗っていて維持に苦労していました。
とにかく良く壊れる印象でしたが、カッコ良かったし、彼は実際にモテてまし
たね(車のおかげかどうかは不明)。
私の知人の過去やディーラーの現在の状況はともかく、日本車であるし年式的
にもメカニズムを見ても、基本を一度きっちりリフレッシュしてやればそんな
に困る事もないように思います。
クーラー非装着が多いですから、真夏の時期は夜だけ仕様になりそうです。
現在市場に出てくるのはほとんどがGT以上でしょうね。
人気はデザイン上の理由からでしょうか、前半モノの方ががあります。
下はベース車で20万円くらいから、上は1600GTRの高いモノで200
万円弱くらいまででしょう。
入手難易度は 3.5 でしょうか。
外観をGTR仕様にしたり、キャブやエンジンを換装されたモノ、足回り、ホ
イールを換えたものも多いですからオリジナルに拘る人は苦労するかもしれま
せん。
いすゞベレット1600GT(データは初期モデル)
ボディーサイズ: 4005×1495×1350mm
ホイールベース: 2350mm
重量: 940kg
乗車定員: 4名
駆動: FR4速
エンジン: 水冷直列4気筒OHV
排気量: 1579 cc
ボア×ストローク: 83×73mm
圧縮比: 9.3:1
燃料供給: SUキャブ×2基
最高出力: 88PS/5400rpm
最大トルク: 12.5kgm/4200rpm
燃料タンク容量: 40L
最高速度: 160km/h
サスペンション前/後: ウィッシュボーン
/ダイヤゴナルリンク式スイングアクスル
当時価格: 93万円
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
アメ車ならこれでしょう! 希少 ビュイック ルセーバー
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b42375327
縦長の小さ目の画像は流行りのカメラ付き携帯電話で撮ったのでしょうか?
(くだらない事が気になりました、、汗)
一応の情報を伝える為の使用に耐えうる画質を提供しています。
キャデラックともインパラともチョット違う、ビュイック独特のラインがなん
とも良いです!
年代も良く、この辺りは仕上がった物を600万円(ただしコンバー)とかで
出している業者さんもいますので、アメ車を愛していて、腕に自身のあるレス
トアが好きな人には激安優良物件だと思います。
90cmのミニカー エンツォ 実車同様世界限定399台!
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b42363893
1/5スケールで価格は65万円!です。
高いのか安いのか、私は専門ではないので難しいですが、出品者は結構売れて
いるミニカー屋さんのようです。
セールストーク的には「スケールは1/5でも価格は1/100以下!」でしょうか。
本皮シートにアルミ製のホイールらしいですが、この値段なら何らかのエンジ
ンがあって乗れればと考える私は貧乏性です、ハイ。
(↑他のエンジンを載せるとフェラーリではなくなって魅力半減ですかね?)
しかしオーナーなら情報さえ得れば悩みもせずポンッと買うんでしょうね~。
エンツォの名を冠するモデルはたとえミニチュアであっても私にはまだまだ重
いと教えられる出品でした。
ロスマンズ・ポルシェ SC/RS ラリーカー
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f6566763
こちらは関東のAさんからの「興味アリ」とのメールを頂き取り上げました。
ヤフオクぶらり♪へのそんなメールもOKですよ、必ず取り上げるという約束
は出来ませんが。
Aさんの知りたいその真偽のほどについては、私にも分かりません。
しかし出品者も1千万円(?!)のプライスを掲げて本物だと言っていますし、
内装の写真もあり、その凄い様子のディテールを見る限りでは本物ではないか
と思いますが・・・
しかしさすがニッポン!凄い物が出てくるもんです、しかも登録書類付きで。
●●━…━…━…━ あなたも書いてみませんか? ━…━…━…━●●
この手の「この1台!」はそれぞれ思い入れの有るオーナーやマニアなど
皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
あなたの愛車のバックグラウンドやウンチクを原稿として書いて見ませんか?
もちろん憧れの車や興味のある車種でも結構です。
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
◇現在もれなく寄稿に対してプレゼントあります!◇
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
●●━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━●●
<<過去の紹介車種>>
●車輛の画像、バックナンバーはこちら
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
■ジャガーEタイプ ■ヤマハOX99-11
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■アルピーヌA110 ■アストン・マーティンDB5
■ロータスセブン ■ダッジ バイパー
■キャデラックたて目 ■VWカルマンギア
■テスタロッサ ■BMW M1
■ミッレ・ミリア ■ル・マン24時間耐久
■マセラティ・ボーラ ■シトロエンHトラック
■オートザムAZ-1 ■童夢-零
■シルバー・クラウド ■ロータスエスプリ(初代)
■ランチア 037ラリー ■三菱スタリオン
■ケーニグセグCC8S ■フィアットムルティプラ
■デロリアンDMC-12 ■リンカーン コンチネンタル
■ポルシェ911GT1 ■デ・トマソ・パンテーラ
■フォードGPA ■ディノ206GT
■BMW635csi ■MG-TD
■F1グランプリ ■ブガッティEB110
・・・続く
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