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82号 トヨタ・クラウン
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第82号
発行日:2004年6月25日
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このメールマガジンではバリバリ売れ筋のアルト、環境に優しい
ウィッシュ、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
=========================================================
'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて、解体にならない名車を取り上げていきます。
<<過去の紹介車種>>
●ロールス・ロイス シルバー・クラウドからアルピーヌA110まで、
様々な本編車輛とバックナンバーの画像はこちら
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
先週は前書きでチョット書いたら、バースデーおめでとうメールを幾つか頂き
まして、ありがとうございましたm(__)m。
誕生日は嬉しくなくても"メールは"嬉しいものです。
今回は読者Tさんのメールから。
ちょっとジーンと来る良いお話です!
了承を頂きましたので原文をほぼそのまま載せます。
@@@@転載ここから@@@@
私は子供の頃から、家が金持ちだったんですが(過去の話)、
私の父はもっと贅沢に生きていました。
なぜかって、現在66歳なのですが、その当時で一人っ子なのです。
家は当時、食料会社を営んでいまして、戦後は食品稼業はすごく儲かり、社員
も100名もいました。
父は2代目で、高校を首席で卒業し、京都大学に受験で失敗し、天皇陛下と同
期で、学習院に入学しました。(当時は慶応や早稲田はバカ学校だったらし
い????「白い巨塔」の田宮二郎の同級生です)。
当然一人ッコの父は、贅沢で、毎週SLで、田舎に帰って来てたらしいです。
大学生時には代車を2台川に落としたそうです(当然廃車ですね)。
また社会人になり、船を2台沈めたそうです。(これは掃除をしてないので、船
底に穴あいた)
おばあさんは今も健在ですが、僕には鬼のように厳しかったです。
でも父にはなぜか、甘いのです。(すごい過保護だったんです、ようわからん)
そろそろ本題ですが、そんな贅沢で仕事をしない父でしたが、当時からトヨタ
のマーク2しか乗らなかったんです。
よく覚えているのが、私が小学4年生の時、3000CCの丸めのマーク2が、
豪華で、当時の内装もすごく、抜群の走りをしていました。
その前はツリ目のマーク2でしたが、懐かしいので、メルマガに書いてくださ
い。
きっと、懐かしいなぁ~なんて声が聞こえそうです。
父が仕事をしないのを見て、反面教師で、私はバリバリ仕事をするようになり
ました。
これも父のおかげです。感謝
PS今は脳梗塞と心筋梗塞で寝たきりになってますが、私には新車がほしいか
ら、カタログをもらってきてくれって言います。
いつか高級車買ってやります。
@@@@転載ここまで@@@@
Tさんありがとうございました!チョッピリ涙ぐむお話ですね(T-T)。
と、言う事で、本編は久しぶりのトヨタのJ旧車でいってみましょう!
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■■■□ 第82回
■■□ 【トヨタ・クラウン】
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さて、今回はトヨタ・クラウン。
マーク2のリクエストに対してクラウンで申し訳無いですm(__)m。
コレクターズモデルの傾向としては外国車と同じ、
スポーツカーか超高級車!(そして広く愛されたお手軽な小型車が根強い、と
いう感じです)
そんな公式に当てはめてみると、マーク2よりは「クラウン」がコレクターの
食指が伸びる率が高いのです(もちろんマーク2にも立派な人気を誇る名車あ
りますが)。
まずは「クラウン」の歴代、現在までの流れを見ていきましょう。
クラウンはご存知の通り、定期的にモデルチェンジを繰り返しながら、現在も
販売されている車種です。
トヨタでの現在のラインナップ中、最も長い歴史を誇るモデルなのです。
1955年に初代がデビューしました。
モデルチェンジはかなり優秀なレベルで定期的に行われています;
1962年、2代目
1967年、3代目
1971年、4代目
1974年、5代目
1979年、6代目
1983年、7代目
1987年、8代目
1991年、9代目
1995年、10代目
1999年、11代目
2004年、12代目 (先日デビューした現行モデルです)
初代デビューの頃は法人専用車というのがほぼ実情で、マサに超高級車でした。
しかし最近ではトヨタの中でもセルシオの登場により最上級ではなくなっただ
けでなく、明らかにそのステータス性は下がっており、販売台数もパッとしま
せん。
(3ナンバー車のカテゴリーではセダン全体が不振でミニバンに食われている
感があります)
クラウンの大きな変化としては、近代でもモノコック化をはじめ、アリストの
派生、マジェスタ追加の2本立て化、スポーティグレードの追加、最新の通称
ゼロ・クラウンではV6エンジンの搭載などなど多々あります。
が、どれも魅力を大きく上げるモノではないように思います。
(ニュースで見たところ、クラウンの平均ユーザー年齢は58歳らしい・・・)
来年からは中国での生産のようです。
脱線はこれくらいで。
当メルマガで語るべきコレクターズモデルに当たるクラウンは、現在のところ
4代目くらいまでで、他は「いつかはクラウン」の憧れだったり「いつかのク
ラウン」という中古車だったりかもしれません。
では4代目までを振りかえってみましょう!
◆初代
クラウンは現在では国内専用高級車のイメージが定着していますが、
1955年1月に出た初代クラウンは輸出も考慮したトヨタ初の海外戦略モデ
ルでした。
丸っこいボディはマンマ、当時のアメ車のデザインです。
排気量は1.5Lから始まりました。
"観音開き"ドアでも知られる初代はコレクターズ・クラウンの最有力。
知人が黒の上物を所有していましたが、やはり結構な売り値を考えていたよう
でした。
2000年に記念で販売された"オリジン"がモチーフとしたのはこの初代ク
ラウンでした。
◆2代目
1962年10月からのモデルは、大幅なデザイン変更によりガラっとイメー
ジを変えられていました。
低くワイドでホイールベースも拡大されていました。
直線基調のラインはこれまた当時のアメ車が手本となっているが伺えます。
V8エンジン搭載のクラウンエイトは1965年に登場しています。
◆3代目
1967年9月デビュー。それまでは"黒塗り"ばかりだったのが、"白いクラ
ウン"というメディアPRによって個人ユーザーを大々的に獲得していったモ
デル。
その後長く使われるペリメーターフレームが初採用されたモデルです。
3代目から6代目までは2ドアハードトップがあります。
◆4代目
1971年2月に登場のこのモデルは通称"くじら"で有名なモデルです。
デザインもメカニカルコンポーネンツも前モデルからキープコンセプトでした
が、やはりボンネット形状が造るその顔は特徴的です。
トヨペット・クラウンからトヨタ・クラウンに変更になったモデルでもあり、
2.6Lが追加された事も重要です。
モデルを指すのに~代目、だとか、RS40型、と言う風には呼ばずに、上記
のように"観音開き"とか"くじら"などと呼んでモデルを認識する人も大勢
居ますね。
後のモデルでも色々あだ名がでまして、通称で角4灯、だとか鬼マスク、とか、
パフォーマンス、豚テール、ワイドボディ、などなど、まるで「太陽にほえろ」
のようで面白かったりもします。
オーナー像も色々で、若い時に憧れていたけれど買えずに、今懐かしいから是
非所有してみたい、なんて人も多いようで、値段や人気にとらわれない、そん
な自分流の選び方も楽しいでしょう。
値段はマチマチですが、下は30万円くらいから、上は300万円以上もあり
ます。
入手難易度は初代~4代目まで、4.5、4、3.5、3、といった感じでしょうか(適
当過ぎマス!)
コレクターズモデルではありませんが、実は私も大昔、背伸びして中古でクラ
ウンを買って乗っていた時期がありました。
今のミニバンブームと違って、若い者は頑張って高級セダンに乗って見栄を張
る、という時代でしたので・・・(^^ゞ
確かに楽な車ですが、自動車好き、走り好きが選ぶ車かどうかは今となっては
「?」です。
そして余談ですが先日、機会あってゼロ・クラウンを体験しました。
なんじゃ?エンジン掛かってんの?ってくらい静かでしたし、セルシオが在る
今でも世界トップレベルの装備のようにで、最高のおもてなしをする、良い車
だと思いましたが・・・。
まあ15年後には現在と同じレベルで愛着を持っている人は皆無な車なんだろ
うなぁ、というのが感想です。
※ホームページの写真は2代目
TOYOPET CROWN (初代)
ボディーサイズ: 4285×1680×1525mm
ホイールベース: 2530mm
重量: 1210kg
エンジン: 水冷直列4気筒OHV
排気量: 1453 cc
最高出力: 48PS/4000rpm
サスペンション前/後: ダブルウィッシュボーン/リジットアクスル
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
★フォード マスタング 希少ファストバック★
http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h14561749
先月にマッハ1を紹介しました、その時代のマスタングです。
第76号→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back76.htm
出品者は詳しくないとの事で記載ありませんが、この顔は70年だけの唯一・
独特の顔でコレも人気あります。
内装などに難があったり、出品からは車輌の詳細が分かりませんが、この値段
設定は高くなく、明日終了で質問も無いのは寂しいのではないでしょうか。
超稀少 日本に数台!BMW M3カブリオレ 本物です。
http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h10675436
E30型のM3でカブリオという、その存在だけで「へぇ~」ボタンを何発も
叩きたくなるような出品です。
紫外線にも当てない程の徹底ぶり&洗車の直後に撮ったような写真で、見た目
バリバリ綺麗です。
ソリッドブラックなのもポイントですね!
RS40?RS41? 昭和39年 二代目クラウン車体 旧車 自走も可
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f22771497
本編題材のクラウン、アンティークのカテゴリーに出品があります(車のカテ
ゴリーにも勿論ありますが)。
文章でどうのこうのよりも、分かり易い画像が3枚ありますので、2代目を知
りたい方はこの出品を見るのが早いかも、です。
画像でシングルナンバーなので愛知の方は「良いんじゃない?!」と思いまし
たが、良く読むと抹消済みの様ですから。残念。
●●━…━…━…━ あなたも書いてみませんか? ━…━…━…━●●
この手の「この1台!」はそれぞれ思い入れの有るオーナーやマニアなど
皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
あなたの愛車のバックグラウンドやウンチクを原稿として書いて見ませんか?
もちろん憧れの車や興味のある車種でも結構です。
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
◇現在もれなく寄稿に対してプレゼントあります!◇
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
●●━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━●●
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自動車輸入取り扱い業務に付きましてはHPに詳細を載せております。
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