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76号 マスタング・マッハ1
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第76号
発行日:2004年5月14日
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このメールマガジンではバリバリ売れ筋のウイングロード、環境に優しい
ヴォクシー、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて、解体にならない名車を取り上げていきます。
<<過去の紹介車種>>
●AMジェネラルハマーからフィアット600ムルティプラまで、
様々な本編車輛とバックナンバーの画像はこちら
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
三菱の関連のニュースが連日、新しい情報と共に報道されています。
経営、存続に関わる話も二転三転・・・
私の住む町には「三菱自工みずしま工場」があり、周りには何らかの形で三菱
の仕事にかかわっている人も多く、騒然としています。
今後もこのニュースからは目が離せそうに無いです。
前号では取り上げたピンツガウアが良かったか、時期が良かったか分かりませ
んが、歴代でも屈指の読者数の増加がありました。
特定のカテゴリーに特化したファンの方なんかは、毎週ガラリと変わる雰囲気
についていけるのでしょうか。
今週は「あめりかん・まっそー」です。
一昨年10月以降の法改正により、大型ワゴン車以外では8ナンバーがほぼ取
れなくなったので、大排気量車は自動車税がメチャ高となってしまいましたね。
一般的にはビッグなアメリカンは下火のようですが、魅力あるモデルに悩める
方も多いのではないでしょうか。
「自動車税なんて気にすんな、3ナンバーで行け」なんて声も聞こえてきそう
ですが、やはり回避して大排気量を安く維持していきたい方なんかには1ナン
バーという裏技もあったりします、ご相談下さい。
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■■■□ 第76回
■■□ 【マスタング・マッハ1】
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今回はマスタング・マッハ1です。
Mustang Mach 1と書いてマスタング マッハワンです。
"むすたんぐ"なんて言えばおっちゃん読みと言われるので要注意です。
マッハは音速の意ですが、因みに英語読みではマックだったりします。
マスタングなら初代の"ポニー"のあだ名で親しまれたエポックメイキングな
名作や、はたまたBossシリーズの速さブッちぎりのモデル辺りも好まれる
でしょうが、何と言ってもマッハ1はマッスルカー時代の代表作であり、売れ
筋を狙った人気モデルだけに憧れと身近さが混在していて良いですね。
響きもカッコイイです!
1964年からの初代マスタングが、はじめてのフルモデルチェンジを行った
のが、1969年、マスタングとしては2代目となるモデルの誕生です。
初代よりもボディサイズが大きくなりました。
日本の自動車社会ではアメ車万歳だった頃で、セリカLBなんかは明らかにマ
スタングを意識したスタイリングと思われます。
それまではルーフ形状の種類のみで特定のグレードを持たなかったマスタング
でしたが、随所にスポーティな味を施したグレードとして出したのが
"マッハ1"でした。
純粋なレーシングモデルではなく、ストリートに役割を絞り、装備も充実、速
さも演出のマサに売れセンで、フォードの狙いは大当たりだったと言えるでし
ょう。
ひとくくりにマッハ1とは言ってもその心臓部だけでも多種存在し、排気量だ
けでも、下記のように幾つもあり、またキャブレターやバルブ、圧縮比他細部
の違いでさらに多くの種類のパワーチョイスが各年代の背景に合わせて存在し
ました。
351cui(5.8L)
390cui(6.4L)
428cui(7L)
302cui(5L)
429cui(7L)
一番パワフルだったのは'71年の429CJラムエアの375馬力。これを
ピークにパワーは減少方向へ向かいます。
'72年には305を追加し、
'73年には最高出力でさえ351CJの248馬力。
これは馬力測定方法が72年を境にベンチ(フライホイールの出力)からネッ
ト(ホイール出力)へ変更があったとは言え寂しい移行です・・・
他、年代や搭載されるエンジンにより足回りや装備が違っていたり、毎年のよ
うに顔やデカール、テールが違っていたりと複雑です。
実車が在れば見分けるポイントは幾つもありますが、まず顔が大きく違います。
'69は前モデルの印象をやや残しながらもグリル内にもライトが入った4灯
ライト、
'70はグリル内のライトのみの2灯、これもカッコイイです。
'71からはライバルのカマロにもよく似た顔に。グリル内の横長の角型ラン
プが特徴です。
全体のラインがよりなだらかになっており、実際にサイズもパネルも変更され
ています。
'72は71と外見で見分けるのは至難です。
'73はグリルも変わり別顔に。グリル内の角型ランプが縦になりました。
余談ですが、この次モデル、1974年からの3代目マスタングは時代背景か
ら小型化されて、もはやマッスルカーとは呼べなくなってしまい、ネームもそ
れまでのマスタングと区別して"マスタング2"と呼ばれました。
スポーツグレードとして"マッハ1"は存在こそしていましたが、セールスも
ガタ落ちで、一般的にはマッハ1と言えば今回紹介の2代目マスタングのを指
します。
さらに余談ですが、6代目モデルの終盤には"マッハ1"の名でハイパフォー
マンスグレードを出しましたが、これもパッとした話題になりませんでした・・・
ここまでご紹介したマッハ1ですが、皆さんの思い出はどうでしょうか。
私はマッハ1と言えば'71のあの顔を一番にイメージします。
ボチボチの程度でしたが知人が持っていたことで印象深い上に、学生だった頃
にアパートに駐まっており(こっちはもっとボロ)、カッコイイなぁと憧れてよ
く見ていたものです。
自分が所有する理想としては、マニュアル、ATは拘りませんが、太っといホ
イールを履いてリアを少し上げた、いわゆる「ロッドスタイル」なんかが良い
ですね!
相場としては100万円から300万円くらいの間が多いでしょうが、500
万円くらいのプライスタグをつけたモノもあるようです。
古いとは言え、5年間で20万台以上つくられた2代目マスタングのマッハ1、
入手難易度は 3.5 くらいでしょうか。
映画では記憶に新しいニコラス・ケイジ主演の「60セカンズ」、こちらではシ
ェルビー350GTがメインでしたが、この映画はリメイクで、元ネタは
「バニシングin60」(原題/GONE IN 60SECONDS)。
映画に詳しい方の多くはこちらの方が良いと言います。
実はコッチは私まだ観れていないんです・・・
こちらの最後に盗まれるメインの車エレノアがマッハ1なんだとか。ボロボロ
になってジャンプして、という辺りも60セカンズと見比べてみたいですね。
Ford Mustang Mach1 1969 model
ボディサイズ: 4760×1811×1280mm
ホイールベース: 2743mm
重量: 1375kg
乗車定員: 4名
駆動: FR4速
エンジン: 水冷V型8気筒OHV
排気量: 5752 cc
ボア×ストローク: 101.6×88.9mm
圧縮比: 9.5:1
燃料供給: 2Vキャブレター
最高出力: 250PS/4600rpm
最大トルク: 49.18kgm/2600rpm
燃料タンク容量: 83.3L
最高速度: 205km/h
サスペンション前/後: ダブルウィッシュボーン/スウィングアクスル
ブレーキ(前/後): ディスク/ドラム
当時現地価格: $3122
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
62コルベアワゴン 希少
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f21498527
格好は大きく違いますが3月に取り上げたコルベアの一種です。
69号→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back69.htm
ライト周りだけでなく、線の処理もどことなく共通の雰囲気ありますね
(当たり前か・・・)。
色も雰囲気良いです!
キャデラック★Fleetwood75Limousine★
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g19579170
アメ車炸裂の今号です!
最近ぶらり♪でもリムジンの取り上げ多いですが、コレも高級感の塊のような
車です。
1976年というと、アメ車の歴史、キャデラックの歴史に沿って、これから
どんどんショボくなっていくという頃ですが、これは大きさ、内容ともに大満
足の内容ではないでしょうか?
ただ、最低落札価格の設定で価格の予想がつかないのが残念です。
めざせ、未来のシューマッハ! 売り切り
エンツォの忘れ物・・
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f21531289
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g20371874
16万円希望の足こぎフェラーリと、45万円希望の馬の銅像(?!)です。
両方ともチョット欲しかったりもしますが中々のお値段で・・・
しかし、像のほうはフェラーリに関係あるのでしょうか。跳ねてないけど?
●●━…━…━…━ あなたも書いてみませんか? ━…━…━…━●●
この手の「この1台!」はそれぞれ思い入れの有るオーナーやマニアなど
皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
あなたの愛車のバックグラウンドやウンチクを原稿として書いて見ませんか?
もちろん憧れの車や興味のある車種でも結構です。
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
◇現在もれなく寄稿に対してプレゼントあります!◇
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
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