クラシックカー、オールド・ヴィンテージ車両の並行輸入代行、 通関から予備検査登録、 特殊なモノほどお任せ下さい!
輸入業務の流れ
在庫情報・車種例
お問い合わせ
関連コンテンツ
クラシックカー・スーパーカー総合研究所 バックナンバー
NEW ARRIVALS
CARS ON SPECIAL
46号 アルファロメオSZ
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第46号
発行日:2003年10月17日
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
このメールマガジンでは不況をぶっ飛ばす売れ行きのラウム、環境に優し
いプレサージュ、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
=========================================================
'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
=========================================================
・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて解体にならない名車を取り上げていきます。
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
前回告知の水陸両用車ですが、おかげさまで2台とも熱烈なラブコールの元に
即決、納車となりました。全て無くなったら寂しいなと考えていたせいか、以
前カスタム増刊号で紹介した迷彩色の大改造6輪車が私の元に帰ってくること
になりました(^^ゞ。
これを今後どうするかはまだ決めていませんが、たちまち頭の中にある更なる
改造を施してからチョット遊んで考えようと思っています。
もし興味のある方おられましたらメール下さい。
たまには新しい車のお話も。先日現行のフェアレディZを近くで見る機会があ
りましたが、本なんかで見るよりかなりインパクト強かったです。
屋根後方部から急斜にテールに落ちる背中のラインや後ろから見たらポルシェ
911を思い出させるような張り出しのフェンダー、ドアノブやメーターの処
理などどれも面白いのですが・・。
他車とプラットフォームを共通としている所なんかが歴代の情熱的な造り込み
を感じるモデルと比較するとなんだか商業的なニオイが先で、時代を反映して
いるんでしょうがなんだかチョット悲しい感じがします。
やはり私的にはZのベストモデルは色んな意味で240Zでしょうか。
■■■■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■□ 第46回
■■□ 【アルファロメオSZ】
■□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回はアルファロメオSZ。
アルファのSZと言えばこのメルマガ的にも1950年代のあの名車が真っ先
に浮かびそうですが、ジュリエッタを第15号で一度取り上げ済みであります
ので今回のは違います。
15号→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back15.htm
今回のは90年代初頭の1000台限定モデルで、コードネームでES30と
呼ばれる事もあり、そう呼べば今回のモデルを指します。
画像を見てもらえれば分かりますがそのインパクトは当時のみならず、今見て
も強烈です!
現地イタリアでは怪物と呼ばれたそのデザインは、アルファと当時から資本関
係のフィアットとの合作といわれており、もちろんSZ、"スプリント・ザガー
ト"の名の通り名門カロッツェリアの血が通っています。
同社で初めてCADシステムによって作られたというデザインは開発の所要期
間が短かったことにも貢献しています。
3つのデザインチームからのデザイン最終案はフィアットのを中心にまとめら
れ、ザガートのメインの役割はその組み立てとなりました。FRPを強化した
複合樹脂を特殊な接着剤でフレームに張り付ける工程で造られています。
色は赤のみ、1台1台ナンバリングされているのがカッコイイ!(こういうの
好きなんです)
エンジンは従来車からのキャリーオーバーのV6-3.0Lながら熟成とカムや
給排気などのチューニングによって210馬力まで引き上げられておりその仕
上がりは言わば"別物"、フラットなトルク特性で扱いやすく気持ちのよい走り
に貢献しています。
とは言え、やはり一番の魅力はハンドリングであることはアルファだけに想像
が難しくありません。駆動方式はアルファ最後のFRとなっており、またリア
サスはレースで培ったノウハウをフィードバックしています。
アルミはOZ製、ブレーキはブレンボなど随所にチカラ入っています。
当時流行りのハイテクな4駆やABS、4WS、加給機などは見られませんで
したが、コニの油圧可変ダンパーによりコンソールのボタン1発で車高が5cm
ほど上がりクリアランスを確保する装備は面白いのではないでしょうか。
2シーターの内装はホールドの良いレザーシートにmomoステアリング、カーボ
ンパネルなどゴージャス感も少し入っていますが、インパネ形状は今見るとさ
すがに一昔前の形状で古臭さを感じさせます。
1989年のジュネーブショーでデビューしてから、1991年で生産を終了
しています。
現在でも高値キープは市場が認めている証です、今後も名車として輝きつづけ
るでしょう。
ES30の話はここで終わらないのが常で、ご存知のように大概はSZとセッ
トで1992年からのRZも語られます。
RZ、こちらは"ロードスターザガート"の名が示すように、簡単に言えばS
Zのコンバーチブル版です。
色は赤のほかにも黄色、黒もあり、少量ですが白、シルバーもあるようです。
単に屋根が無いだけでなく細かな違いは多くあり、その中でも面白いのがボデ
ィーパネルが軽量化のために薄くしてあること。でもSZ比でトータル車重が
120kg増ですので、劇的に話題になることはありませんでしたが・・・。
車両台数はSZは発表の1000台に対して実際には1036台造られたのに
対して、RZは350台限定の発表に対して278台に留まりましたので、こ
れまたコレクター度が高くなっています。
RZについてはまた機会があれば詳しくやります。
日本に多数入ってきてはいるとはいえ、この年代のイタリア車だけにあんまり
細かく考えてのチョイスは難しいですが、入手にあたっては多数の注意点があ
ります。
素材が特別なだけに塗装も保管によっては要注意となっている車両も多く、車
高調整機能や定番のエアコンも結構お金がかかる部分です。
SZの価格ですが時期がバブル期と重なって当時は新車価格を大きく越えるプ
レミアもんで、一時は2千万円を超えました。
現在では激安で200万円台半ばくらい~、上限でも400万円台後半までで
しょう。
入手難易度は 3 くらいかな。
日本でのアルファロメオと言えば、現在の過剰なまでのフィーバーぶりは、昔
からのファンには面白くないのかもしれませんね。
私もどちらかといえば戦後も含めて古い時代のアルファの方が好きです。
(105系ジュリアあたりを書こうと思いますがさすがに範囲が広く腰が重く
なります、誰か書いて~)
今回のSZは言うなれば近代アルファですが、もし限定では無かったとしても
しっかりコレクターの食指が動くモデルだと思います。
どの車にも似ていない個性の塊で、当時街で現車を見て度肝を抜かれた時の衝
撃は今でも覚えています!
アルファロメオSZ
ボディーサイズ: 4060×1730×1300mm
ホイールベース: 2510mm
重量: 1260kg
乗車定員: 2名
駆動: FR5速
エンジン: 水冷V型6気筒SOHC
排気量: 2959 cc
ボア×ストローク: 93×72.6mm
圧縮比: 10:1
燃料供給: ボッシュモトロニック ML 4-1
最高出力: 207.1PS/6200rpm
最大トルク: 25kgm/4500rpm
燃料タンク容量: 68L
最高速度: 245km/h
サスペンション前/後: ダブルウィッシュボーン
/ド・ディオンアクスル
ブレーキ(前/後): セルフベンチレーティッドディスク
タイヤサイズ: 前205/55ZR16 後225/50ZR16
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
──────────────────
ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
MVJジープ 米軍用トラックダッヂM37検付レストアベース
http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c32959328
あるカテゴリーでは人気のM37です。稀少性もありサイズも充分で、私のラ
ンドローバーとハリかそれ以上の迫力があるように思います。
静岡県にはミリタリーのマニアが多く、オーナー同士の情報交換も盛んなよう
で良い環境ですね。
軍用車も数台所有するほど好きな私ですので、もし古いのを持っていて手放そ
うかと考える時には是非一声掛けてください。
懐かしのFR車!!ami55!!
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b43423726
ホントに懐かしい!私が若かりし頃はまだ現役で走っており、知人も乗ってい
ました。改造カスタムですが、ステアリングなんかは当時らしいデザインチョ
イスで上手に雰囲気醸し出してますね。
落札されるかどうかや最終値は分かりませんが、この手の車もこれくらい程度
良さそうに残っていれば確実にマニアの的にされるハズです。
ホンダ スーパーカブC70 カブラー仕様&ノーマル仕様
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g7851884
好きでホンダのバイクも持っている私ですが、カブはあまり詳しくないんで
す・・・。日テレ木曜深夜のMobiでは来週はスーパーカブの企画をやるみたい
なので、好きな方はお見逃し無く。
●●━…━…━…━ あなたも書いてみませんか? ━…━…━…━●●
この手の「この1台!」はそれぞれ思い入れの有るオーナーやマニアなど
皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
あなたの愛車のバックグラウンドやウンチクを原稿として書いて見ませんか?
もちろん憧れの車や興味のある車種でも結構です。
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
◇現在もれなく寄稿に対してプレゼントあります!◇
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
●●━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━●●
<<過去の紹介車種>>
●車輛の画像、バックナンバーはこちら
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
■ジャガーEタイプ ■ヤマハOX99-11
■ポルシェ356 ■トライアンフTR3
■カウンタック ■ベンツSL(W113)
■コルベット C1 ■ケンメリGT-R
■トヨタ2000GT ■ジュリエッタスパイダー
■アルピーヌA110 ■アストン・マーティンDB5
■ロータスセブン ■ダッジ バイパー
■キャデラックたて目 ■VWカルマンギア
■テスタロッサ ■BMW M1
■ミッレ・ミリア ■ル・マン24時間耐久
■マセラティ・ボーラ ■シトロエンHトラック
■オートザムAZ-1 ■童夢-零
■シルバー・クラウド ■ロータスエスプリ(初代)
■ランチア 037ラリー ■三菱スタリオン
■ケーニグセグCC8S ■フィアットムルティプラ
■デロリアンDMC-12 ■リンカーン コンチネンタル
■ポルシェ911GT1 ■デ・トマソ・パンテーラ
■フォードGPA ■ディノ206GT
■BMW635csi ■MG-TD
■F1グランプリ ■ブガッティEB110
■いすゞベレット
■メルセデスベンツSSK
■セグウェイ
■ベクターW8
■TVRタスカンV8
・・・続く
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
輸入車取り扱い業務に付きましてはHPに詳細を載せております。
本メルマガのご意見・ご感想・リクエストもお待ちしております。
輸入車に関するご相談、雑談などもお受けしております。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
■発行・編集 M&Mインターナショナル
■URL
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/
■Eメール mac525@anet.ne.jp
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
このメールマガジンは、『まぐまぐ』を利用して発行しています。
まぐまぐ http://www.mag2.com/ <ID:0000101452>
解除はこちら http://www.mag2.com/m/0000101452.htm
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
その他の
関連コンテンツ
もご覧ください
フェイスブックページ
クラシックカー・スーパーカー総研
トライク・スペシャリティーズ
英語ページ
Return to TOP