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31号 シトロエンHトラック
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第31号
発行日:2003年7月4日
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このメールマガジンでは不況をぶっ飛ばす売れ行きのムーヴ、環境に優しい
カローラ、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて解体にならない名車を取り上げていきます。
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
前々回のメルマガでチョットだけ触れた「Mobi」というTV番組ですが、来週
はまた「車を愛し過ぎちゃった人」をやるようです。
前回はF3000車輛を公認取得でナンバー付きにした人や消防車を個人所有
する人が出てました。
で、予告編で見えたのが最近メルマガに取り上げたフォードGPAです。
バックナンバー28号→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back28.htm
実際の走行が映像で見れますし、私ももう1台水陸両用車を持っているので(夏
の間にまたヤフオクで手放しますが)比較が出来て面白いです。どんな風に紹
介されるか楽しみです。
さらに出て来てたおじさんは軍用車マニアの間では超有名な方です。
木曜深夜、皆さんお楽しみに!(私は日テレの回し者ではありません)
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■■■□ 第31回
■■□ 【シトロエンHトラック】
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今回も変わり種です。
バックナンバーの画像の中ではベタッと地面にへばりついているような2ドア
スポーツカーが多い中、やはり目立ちます。
"シトロエンHトラック"と日本では呼ばれる事が多いですが見ての通りトラ
ックではなくバンですし、海外ではHバンと呼ばれる事が多いです(ツウは
"アッシュ"と呼んだりします)。
まずは初登場のメーカーですが、
創始者の名前はアンドレ・シトロエン。
1913年に「山形歯車」の会社を立ち上げ、エンブレムの図案にもなってい
る「ダブルシェブロン」の形はこの歯車形状からとっています。
1919年より大衆のための自動車の製造をはじめますが、経営悪化で193
4年にはミシュランの傘下となります。
戦後はあの40年以上長く生きた「2CV」を発表したり、油圧サスペンショ
ンを市販車に積極的に使ったりとクラシカルであり先進的ある、両面を持ち合
わせた面白いメーカーです。
昔のシトロエンはデザインも独創的で他のどの車とも似ていない事も大きな特
徴でした。しかし経営は提携や買収を繰り返しながら安定せずに、1974年
以降はプジョーグループの傘下に収まっています。
で、シトロエンHトラックですが、
第2次世界大戦後、フランスが物資輸送の為に必要に迫られたという時代背景
のもとに1947年後半に発表されました。
大きく形を変えずに長く続き1981年の生産終了までに約50万台の生産と
なりました。
一番の特徴は外観の多くのところに波板を使っており、その印象通り頑丈な造
りとなる上に、薄くても強度確保なので軽量化にも一役買っています。
シトロエンらしく、この時代でも既にモノコック構造を採用しており、フロン
トのサブフレーム上にエンジン、ミッション、サスペンションなどのほぼ全て
のメカニズムを載せるFFで、低いフロアと広い内部を実現しています。
エンジン、ハブ、ドアハンドル他、多くのパーツはキャリーオーバー、さらに
2CV、Ami、DSを含むシトロエンの当時のラインナップと多くの部品を
共有してます。
「形を変えず」とは言ってもバリエーションは豊富で、
積載重量も850~1600kgまで、
ボディもスタンダードよりもホイールベースが60cm、100cm、120cm長
いもの、
ルーフが30cm、60cm高いもの、
リアのオーバーハングが40cm、60cm長いもの、など様々です。
使用用途も多様で当時からシトロエン公認のコーチビルダーがいくつか有り、
商用広告車輛をはじめ、動物輸送車、消防車、小型バス、キャンピングカーな
ど色々存在しています。
また、1963年から1970年の間には約1万台オランダで造られたものも
あります。
エンジンはガソリンの他にもディーゼルもあり、ほとんどの車が3速マニュア
ルだったため高速クルージングは苦手でどの車も80~90km/hくらいしか
出ないのですが、街では必要にして十分といえるでしょう。
かない高めのシートポジションにより見晴らしは良く、モデルによっては窓が
多数有るなど快適性(?)も備えています。
シトロエンの名車といえばまずは2CVが取り上げられがちですが、デビュー
時期をほぼ同じくして、Hトラックも乗用車型ではないのに2CVに匹敵する
ほどのロングライフ車で、当時は勿論、今でもフランスでは街、田舎問わずに
あらゆる所で見かけます。
日本でも人気上昇みたいで、古くはルパン3世など幾つかのアニメにも登場し
ています。
最近では投資TV番組「マネーの虎」(日テレ、、、汗)で天才菓子職人が店舗用
にフランスでロングバンを探しているのを見て今回のメルマガ車種選択を思い
つきました(フランス車あまり取り上げてないですしね)。
2mの充分な車幅による広い室内、ライバルはメルセデスのトランスポーター
やシボレーやダッヂのアメリカンフルサイズバンでしょうか?
しかしアッシュはおフランス!やはり気品の違いでライバルにはなり得ないの
かもしれません。
実際にユーザー層も違うでしょうし、オシャレっぽさはアッシュがかなり上の
ように思います。
もちろんコレクターズアイテム的にも、数年後には差が出ます。
初期のモノはやはり高いでしょうが、流通する多くのモノは後半のモノですし、
年式による価格の差を考えるほど日本では流通していません。
あればほとんどが100万円台前半~200万円の範囲内での売りです。
入手難易度は 4 でしょうか。
シトロエン Hトラック
ボディーサイズ: 4280×2050×2335mm
ホイールベース: 2560mm
重量: 1500kg
駆動: FF3速
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
★ベンツトランスポーターキャンピング登録★
http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c39675104
この辺りなら今回のアッシュトラックのライバルになり得るのかな?
Vクラスなんかよりおしゃれな感じがします。
私も1台メルセデスのディーゼルを持っているのですが、昔からディーゼルの
評判が良いメルセデス、地域さえ問題なければ持って良い車ですね。
出品者の方は東京都で、法律に振り回されているのであれば気の毒です。
平成1年式 スタリオンGSR-VRターボ 売り切り
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b37747760
最終モノに近い元年スタリオンです。旧車という年代でもなく80年代から平
成にかけての車で時代はなんだか半端ですが、これも名車で今後もずっとゼロ
にはならないと思われます。
ブリスターフェンダーがカッコイイですね!
このメルマガでもいつか取り上げたいです。オーナーさんや好きな方おられま
したら是非記事を書いてみて下さい。おられなければ私が書きますがショボイ
ですよ~!
●●━…━…━…━ あなたも書いてみませんか? ━…━…━…━●●
あなたの愛車のバックグラウンドやウンチク、書いて見ませんか?
もちろん憧れの車や興味のある車種でも結構です。
文才の無い私をみかねたあなた、面白い車の知識を豊富に持っているあなた!
是非是非、原稿を書いてみませんか?
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
"真"の車に理解のあるコアな読者があなたの紹介する車を待っています!
この手の車はオーナーやマニアなどそれぞれ思い入れの有る
「この1台!」は皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
●●━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━●●
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■F1グランプ
・・・続く
●車輛の画像、バックナンバーはこちら
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
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