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クラシックカー・スーパーカー総合研究所 バックナンバー
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103号 BMW507
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第103号
発行日:2004年12月23日
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このメールマガジンではバリバリ売れ筋のティーダ、環境に優しいパッソ
などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
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'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて、解体にならない名車を取り上げていきます。
<<過去の紹介車種>>
●ロールスロイスシルバークラウドからピンツガウアーまで、
様々な本編車輛とバックナンバーの画像はこちら
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
【ご挨拶】
皆さんこんにちは、
不定期配信中の『クラシックカー・スーパーカー総合研究所』です。
本日は天皇誕生日で世間はお休み、そしてクリスマス、今年最後の週末となり
ますが、皆さんはどうお過ごしですか?
私はメルマガを100誌以上読んでいるのですが、どのメルマガも話題は年末。
「あと●●日しか残っていない」とかいう感じが多いです。
最近日没も早いし、時間が足りない、長いスパンで振り返ってもまだやり残し
た事だらけの今年ですので、敢えて私はこう言いましょう!
「ま だ 1 週 間 以 上 も あ る じ ゃ な い で す か ♪」
あまり意味の無い書き出しで始まりましたm(..)m
車関係の話題だと、来月1日から、自動車リサイクル法、はじまります。
これは我々のように自動車に仕事で携わっている者はもちろん、一般エンドユ
ーザーまで全てのドライバーに関係してくるモノで、必ず車を取り巻く環境が
変わります。
しかしながら行政の周知徹底は全然ダメ。
業者でさえもまだまだ。
さらに行政側にケース事例で訪ねても向こうもハッキリ分かってなくて明確な
回答が出来ず、蓋を空けてみないと分からない部分も多いといった状況。
実際にチョットややこしいだけに混乱必至です。
(これでよく施行にこじつけたなぁと感心します・・・)
詳しく知りたい方はコチラのページが比較的分かり易いと思います。
→ http://www.jars.gr.jp/index.html
さて、今回の本編は、またまたドイツのあのメーカーの登場です。
振り返ればメルマガでの独車は正統派クラシック(?!)の登場が多いのです
が、今回もバリバリの正統派コレクターズカーど真ん中ストライクです。
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■■■□ 第103回
■■□ 【BMW507】
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コレまた世界で最も美しいロードスターの一つ、BMW507です。
以前、クラシックカーの走行イベントで、フェラーリやアルファロメオなどの
名だたる名車の数々の中でも、「おっ~?!」と思わず見入ってしまった車がこ
のBMW507でした。
戦後の高級サルーン、「501」のV8エンジン版である「502」をベースと
して、2+2GTの「503」と、オープンの「507」は設計されました。
507ではホイールベースを35cm短縮し、車幅を大きく拡大したという大
掛かりなモノでした。
1955年のフランクフルト・ショーでデビューした507は、
1957年からデリバリーを本格化し、
1959年まで造られ、その生産台数は僅か252台のレアなコレクターズモ
デルです。
やはりコレクターズモデルたる所以の筆頭はその流麗なスタイリング。
これはアルブレヒト・グラーフ・ゲルツの傑作で、彼はこれを機に後には我が
国の240Z、311シルビアなどの名作も生み出します。
ロングノーズでマッチョ1歩手前のスリークなボディはアルミ製で軽量です。
Fフェンダーにあるサイド・エア・アウトレットも特徴です。
当時は縦に長かった傾向のあるキドニーグリルですが、507は奇しくも現代
BMW風な横長で、ボディラインとあいまって近代的でもあり、今見てもカッ
コイイんです。
ラインで言えばコブラの前身、ACエースと似た処理が多いかな?(507が
先ですが)
メディアがこぞってZ8との類似を騒ぎますが、これはオーナーならずとも5
07を良く知るファンには面白くないところで、007の劇中で活躍少なく真
っ二つになった車とは重みが違います。
エンジンはサルーンの高性能版に搭載されていたV8をキャブや圧縮比などの
チューンで150馬力としました。
短期間少数の507にもシリーズ1とシリーズ2というバリエーションが存在
し、ダッシュボード形状や燃料タンクが違います。
S1は43台、S2は209台となっています。
ハードトップはオプション、ディスクブレーキは終盤からでした。
また、僅かながら165馬力、195馬力エンジンを搭載したものもありまし
た。
目指したのはメルセデスベンツ300SL、それを安価にて売り出すことを計
画していましたが、ハンドメイドであるが故か、予定よりも価格は高くなりま
した。
さらに、戦後で復活しきっていない市場がついて来れませんでした。
これは、デビューが507と同年のイセッタが好調で社を救ったという時代背
景からも想像つきます。
第62号、イセッタ→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back62.htm
価格は300SLよりも僅かに安く、当時のポルシェのトップモデルより高い
と言うモノ。
レースの活躍や裏付けがない507には厳しかったのは当然です。
これが決定的な終焉の原因となりました(この商業的な失敗を受け、BMWは
その後長くオープンスポーツには手を付けない期間がしばらく続きます)。
元の生産台数も少ないのですが、今日では100台在る無しと言われています。
日本での売りはまず無く、当時のメインマーケットであるアメリカに多くあり
ますが、それでも「買って輸入する」というより「探して口説く」といった作
業がメインとなる、ちょっと苦労する車です。
当然、入手難易度は「★★★★★ 5」。
よって価格は相手の言い値に近いですが、相場としては1000万円前半から
2000万円くらいまでと、300SLロードスターより僅かに安い価格が予
想されます。
あのエルビス・プレスリーが所有していたという逸話もありますね。
BMW 507
ボディーサイズ: 4397×1651×1257mm
ホイールベース: 2479mm
重量: 1170kg
乗車定員: 2名
駆動: FR4速
エンジン: 水冷V型8気筒OHV
排気量: 3168 cc
ボア×ストローク: 82.0×75.0mm
圧縮比: 7.8:1
燃料供給: ゼニス・キャブレター2基
最高出力: 150PS/5000rpm
最高速度: 200km/h
サスペンション前/後: トーションバー
ブレーキ(前/後): ドラム/ドラム
タイヤサイズ: 前後185R400
当時価格: US$8988
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
超特大!壁掛けポルシェ!
http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n6932744
今回のぶらり♪は、車両からチョット離れてオブジェ・シリーズです。
コレはかなり巨大な壁掛けオブジェ。3mと言うとかなり大きな部屋が必要で
す・・・
手作りらしいのですが、良く出来ていてカッコイイ~!
欲しいんですがスタート価格は23万円。私には贅沢品のようです・・・
値下げします。Jaguar Desmo Mascot
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b55684837
約1kgだと結構ズッシリしてますね。
近年ジャガーのリーピングキャットとはかなり違う雰囲気のマスコットです。
最近のは言うなれば、バビル2世のロデムっぽい、渋めでコワイ雰囲気ですが、
コレは何だか妙にカワイイ。
値段はロータスバッジやロールスのフライングレディ並みの12万円とあまり
カワイくもなく緩んだ顔も引き締まります。
本物 チャンピオン スパークプラグ ラジオ
http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n11260471
現在ではなかなか手に入れる事は難しいとの事であるラジオ。
そう思います、普通にプラグ買うのでもNGK主流でチャンピオンは手に入り
にくいですからね!
カタチがいかにもメカ好きっぽい雰囲気で、コレが部屋にあるとカッコイイか
もしれませんね!
でもよく考えたら部屋ではラジオ聴く事ってないんですよね~
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この手の「この1台!」はそれぞれ思い入れの有るオーナーやマニアなど
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