千葉県房総半島(中央エリア)

林道名 簡単ガイド 調査日
渕ヶ沢奥米林道、
袖の木林道
 三島湖、豊英湖周辺の林道群。

 国道410号線の三島湖北側から中央の奥米橋と奥米隧道を通って突っ切るように南下する山道がある。 開墾場の滝を過ぎてトンネルを抜けると右手に渕ヶ沢奥米林道の分岐がある。 このまま右折すれば途中で袖の木林道と高山林道の分岐を経て国道410号線側に抜けることが出来る。 高山林道の分岐はダートの切通しである。全線舗装路。

 袖の木林道の入り口は林道らしい雰囲気のダートの入口で、房総特有のコンコン岩の切通しや、 褶曲した地層があらわに見える山肌がある。この林道、残念ながら2.7kmでどん詰まりであった。

2001.12.22
2004.4.10
三間林道、
香木原林道、
東山林道
 三島湖、豊英湖周辺の林道群。

 元の渕ヶ沢奥米林道の分岐に戻って直進すれば三間林道である。 その分岐から1つ目のトンネルを出たところでさらに次の分岐があり、 三間林道は右手を登っていく。このあたりにトンネルは多いが統一規格のコンクリートトンネルであり、 これが3つほどあって途中からダートに変わる。2kmちょっとの新築ピストン林道。 なお、終点広場の近くには川廻しのトンネルが3個確認できる。全線舗装路。

 再び戻って先の分岐を起点とする香木原林道を直進する。香木原まで下っていくが、 途中の左手にもう一つ東山林道がある。稜線伝いに北上し、房総スカイラインまで繋がっている。 全線舗装。
2001.12.22
2004.4.10
六本木林道  「入ってはいけない林道」の代表格。

 六本木林道は国道465号線の東粟倉で、房総スカイライン北側の料金所に近いほうから南下すると カーブの左手に入口がある。 入ったところが広場になっているが、そのまま進むとすぐに素掘りトンネルになり房総スカイラインの下をくぐる。 次に短いトンネルがあり、立て続けに素掘りトンネルが現れる。三本通過したところで、 林道東粟倉支線の分岐が右に現れる。その後比較的長めのトンネル2本があるが、 出たところで崖が崩れており、最後のトンネルの手前でギブアップすることになる (上の画像は5本目のトンネルを出たところです)。この間の路面は非常にドロドロで、普通車ではちょっとムリ、 バイクでも気をつけないとたぶんダメ。素掘りトンネルは全部で6本。
2004.2.28
柳城の名無し林道、
坂畑の名無し林道
 房総半島中央部、久留里線終点の上総亀山駅近くの林道群。

 上総亀山駅近くに柳城というところがある。駅側から国道を北に行くと橋を越えたところの右手に道があり、 細い道を入って約1kmで素掘りトンネルが1本ある。トンネルの先はやぶの中で、四輪では進めない。

 国道465号線の旧道側には藤林トンネルがあり、亀山中学校との中間にちょっとした十字路があるので そこから山側に入る。このあたりを坂畑といい1kmもしないうちに 素掘りトンネルが続けて2本ある。 林の中の道をさらに1kmちょっと進むとまた2本の素掘りトンネルがあり十字路になる。 直進と右側は狭くて四輪では進入不可。そして左手にはわりと長い素掘りトンネルがあって下っていく。 さらに1本通過したところで突然民家が現れ、行止りとなる。ここまでの道が舗装されていたり、 平坦で走りやすいと思ったら、この民家があるからなのだろう。3.3km、計6本の素掘りトンネル、 林道名は特にない。

 余談であるが、この民家の手前を下っていくとさらに6本の素彫りトンネルが存在するらしいが、 道は荒れていて容易には進めないとのことだ。
2004.2.28
坂畑林道、
大福山林道、
戸面蔵玉林道、
女ヶ倉林道
 国道465号線の旧道で亀山中学校から東に少し下ったところに「坂畑林道」の入口がある。 幅広の舗装路が約3kmほどつづいて大福山林道のダート部分に突き当たる。 大福山林道のこの場所から北と南の少しの間だけ未舗装であった。

 大福山林道はこの分岐から南に行けば2qほどで戸面蔵玉林道に合流し、北に戸面、養老渓谷側に、 そして南に国道465号線の蔵玉側につながる。なお、大福山林道の南の端は、方向感覚がおかしくなるので要注意。 つまり、道がかぎ型に曲がったあとT字路になるので、 右にいくのと左に行くのでは地図をよ〜く見ないと方向が逆になってしまう。

 大福山林道の北側は1qほどで右側に戻り加減の女ヶ倉林道分岐がある。 さらに北に向かっても大福山林道本線はずっと舗装路で、石塚の集落を左右から挟んでまた一緒になり、 稜線伝いに菅野の県道まで降りられる。

 女ヶ倉林道はよく読めない林道標識の上に登って行くと大福山の展望台に至る。途中、駐車場や、 北側への林道分岐を経て養老渓谷まで降りられるらしい(未調査)。
2001.12.22
2004.2.28
芋原の林道、
林道牛堀線、
林道月崎大久保線
 大福山の東側にあってローカルな雰囲気の上総大久保駅で踏切りを渡り、 正面の小学校を左に進むと芋原の隧道群に出会える。最初が「芋原第一トンネル」でコンクリート製、 間口に比べて背の高いスリムな感じである。2番目が素堀の上にコンクリートを吹き付けただけのもの。 そして3番目が完全に素堀である。次に分岐が現れ、4番目のトンネルとなぜか民家がある。 このトンネル、体裁だけが立派で中は素堀りに吹き付けをしただけであった。つまり間口は大きいが中は天井が低い。 5番目は素堀り、そして林道牛堀線の分岐を過ぎたところで田んぼの向こうに大きな壁とぺらぺらな奇岩のある場所となる。 やわらかそうな奇岩にはひと一人 がやっと通れるような穴があいていて面白い。さらに6、7、8番目と素彫りトンネルが続き、 何か建物があるところまでは車で入れるがその先は荒れていてバイクでないと無理。 (詳しくはこちらで)

 林道牛堀線は芋原から女ヶ倉林道に抜ける。北側は杉林で暗いが南側は広葉樹で明るい。 2.5kmほどの舗装路で1車線幅、狭い。

 林道月崎大久保線は女ヶ倉林道の大福山展望台下、 梅ヶ瀬渓谷駐車場付近から大久保に向かって月崎まで北上している。まだ半分程度は未舗装路が残っている。
2005.3.19
筒森の林道  養老渓谷の温泉街から筒森に向かう道がある。県道51の弘文洞入口から入ると、まず最初のトンネルが変わっていて、 中間地点から空が見え2段重ねになっている。これははじめに向山トンネルとして掘られたが、 出口側が狭いため後にその開いている坑門側をさらに掘り下げ、 狭い部分をバイパスし共榮トンネルとして延長したとのことだ。つまり入口の名前が向山トンネルで 出口側が共榮トンネル、二つの名前を持つトンネルだった。 それとなぜか普通の照明なのにトンネル内が緑色に見えるのだった。
 もう一つ、このトンネルの出口の共栄橋から川に沿って遊歩道を行くと「弘文洞」という場所がある。 本来は洞、つまり川回しのトンネルだったが崩落して両側が崖になってしまったとのことだ。 弘文天皇にゆかりのある名前の大きな洞で観光名所だったらしい。

 2本目が「塚越隧道」となる。そして出たところにはたいていの地図では もう一つ小さな隧道があるようになっているが見あたらず、そこには切崩された斜面だけがあった。 しかし、このあと連続した2本の素掘りと、少し長めの素掘りを通過する。ただ最後に来て 「牛尻戸上トンネル」というコンクリート製になってしまうのでやや興ざめ。 筒森までのこの道は田んぼに落ちそうな完全1車線幅の超狭い道である。
2005.3.19
2018.3.20
猪ノ川林道  君津市亀山湖の折木沢橋から元清澄山方向に入る道がある。 1.6kmほど入ると素掘りトンネルの手前にゲートがある。猪ノ川林道といい、郷台畑まで続き、 鴨川市まで抜けられそうであるがゲートの先は「東大農学部千葉演習林」ということで自転車、 徒歩でも通行できない。それでも一つ目のトンネルを歩いて抜けると黒滝があるが、 上から見下ろすためかそれほどのものではない。そしてその先にはしつこくももうひとつ頑丈なゲートがあり、 ここで完全に遮断される。
 なお、この演習林は春と秋に期日限定で一般公開される。

 そしてその後、この林道の一般公開の折に立ち入った際のレポ「秩父と千葉の東大演習林」は こちらです。全部で7本あるトンネルのうち、5本を通過し、 三石山観音経由で片倉三石林道を戻った。
2004.4.10
2010.11.27
メニューに戻る


 

ホームページに戻る