レトロな町並み83−横須賀
三笠公園 | ティボディエ邸 | ||||
ヴェルニー公園眺望 | ヴェルニー記念館 | 戦艦陸奥主砲 | ヴェルニー・小栗像 | D−PEPE SEA |
軍港都市として栄え、今も海上自衛隊や米軍基地のある横須賀市の中心部の海岸沿いを散策しました。京急横須賀中央駅から汐入駅、さらにJR横須賀駅を結ぶ国道16号沿いの海岸には、三笠公園、米軍横須賀基地、ヴェルニー公園、海上自衛隊横須賀地方総監部と、横須賀の歴史を象徴するエリアが広がっています。また、その周辺部には昔ながらの商店街があります。
【三笠公園】
京急横須賀中央駅から徒歩圏内の海沿いにある三笠公園は、日本の都市公園100選や日本の歴史公園100選にも選ばれた横須賀を代表する公園です。園内には東郷平八郎の像や記念艦三笠があります。記念館三笠は船内見学もできます。戦艦三笠は、明治35年(1902年)に竣工し、連合艦隊の旗艦として、日露戦争の日本海海戦で活躍しました。戦後荒廃した後、復元され公開されて現在に至っています。世界三大記念艦の1つと言われています。
【ヴェルニー公園】
三笠公園から国道16号沿いに徒歩約15分、JR横須賀駅のすぐ近くにあるヴェルニー公園は、対岸にフランス人技師ヴェルニーが建設に貢献した旧横須賀製鉄所が臨める、フランス庭園様式を取り入れた公園です。海に向かって左手には海上自衛隊横須賀地方総監部があります。園内には、横須賀製鉄所で使っていた国指定重要文化財のスチームハンマーを設置しているヴェルニー記念館や、横須賀製鉄所副首長ティボディエの官舎で、1869年(明治2年)頃に建築された西洋建築のティボディエ邸があります。また、昭和18年(1943年)に瀬戸内海で沈没し、その後引き上げられて、70年ぶりに横須賀に戻った戦艦陸奥の主砲や、フランス式花壇、旧横須賀軍港逸見門の衛兵詰所、フランス人造船技師で、海軍増強を目指した徳川幕府の要請により横須賀製鉄所(造船所)建設の責任者
散策の後、車で南下し、京急野比駅の先の国道134号沿いの海岸にある、ペットと店内に入れるカフェ「D−PEPE SEA」に立ち寄り、東京湾を望みながら美味しいカレーの昼食をいただきました。観音崎や三浦海岸、城ヶ崎等、三浦半島の観光スポットにも近いエリアです。