レトロな列車旅13−地下鉄博物館


 列車旅ではありませんが、地下鉄の歴史を知ることができる地下鉄博物館を訪れました。
 地下鉄東西線の葛西駅に隣接した、東西線の高架下に地下鉄博物館があります。地下鉄博物館にはやはり地下鉄で行くべきと考えましたが、今回は車で行きました。東西線の高架下に地下鉄博物館の無料駐車場が完備されており、 車でのアクセスもとても良い場所です。
 地下鉄博物館には、1927年に上野−浅草館が開業した
東京地下鉄(現在の銀座線)を走った1000型の1号車が展示されています。往時の上野駅ホームも再現され、昭和初期のレトロな地下鉄ムードに溢れた空間になっています。当時としては珍しい全鋼製の黄色の車体で不燃対策が施されていたり、自動扉が採用されていたり、駅に自動改札機が設置されていたりと、先進的な仕組みが随所に取り込まれていたようです。同じく1938年に渋谷−銀座間が開業した東京高速鉄道(現在の銀座線)を走った100型のカットボディも展示されています。
 また、1954年に池袋−御茶ノ水間が開業した
営団地下鉄丸の内線を走った300型の1号車も展示されています。その他に館内には地下鉄運転シミュレータや鉄道模型ジオラマも展示されており、東京の地下鉄について学び楽しむことができるようになっています。

地下鉄博物館で昭和初期の地下鉄に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

丸の内線301号車 銀座線1001号車
銀座線100型 鉄道模型ジオラマ


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