レトロな町並み65−白川郷

 和田家    和田家から眺望  田島家養蚕展示館
明善寺・庫裡郷土館  庫裡郷土館眺望 長瀬家  神田家

 岐阜県大野郡白川村の荻町地区は、大小100棟余りの合掌造りが数多く残る集落として知られています。1995年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。このエリアへは観光用の自動車乗り入れが禁止されており、駐車場に停めてから、歩いて散策することになります。

【明善寺庫裡郷土館】
 江戸時代末(1817年頃)に、高山の大工副棟梁与四郎によって建てられました。階上は郷土の民具などの資料が展示された「明善寺郷土館」として公開されています。館内から明善寺本堂まで行けるようになっています。本堂は、文化3年(1806)より欅材の伐採に着手し、20年近い歳月を経た文政10年(1827)に高山の大工水間宇助により、延べ9191人を要して建築されたといわれています

【田島家養蚕展示館】
 旧田島家合掌造り民家にて、白川村内では行われなくなった養蚕の再興を試みています。村内唯一の養蚕をテーマとした展示館です。

【長瀬家】
 5
層建ての合掌造り家屋です。長瀬家は250年つづく旧家と言われています。

【神田家】
 160
年以上の歴史を刻む風格ある民家で、間取りや小屋組み(合掌木)など、きわめて完成度の高い合掌造り家屋です。

【和田家】
 国指定重要文化財に登録されています。築後約300年が経過した今も生活が営まれ続けている、白川郷の代表的茅葺き合掌造り住宅です。白川村に残された合掌造りの家屋としては最も規模が大きいと言われています。


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