レトロな町並み61−芝・三田・白金台


[2024年4月更新]
 寒い日々が続き、昨年より開花時期が遅くなった東京の桜は、3月末に開花し、4月初旬に満開となりました。4月初旬に増上寺へ参拝しました。その後も寒い日が多かったこともあり、満開の桜は4月第2週(4月8日〜12日)まで見ることができました。

増上寺 東京タワー

[2023年4月更新]
 例年より早く桜が開花した3月20日週に増上寺へ参拝しました。3月末にも再度参拝し、散策しました。

増上寺の桜
 
増上寺の桜(3月末) 

[2022年4月更新]
 増上寺の桜も満開になりました。早朝に静かに桜を見た後、本堂に参拝しました。なお、近隣の愛宕山の桜も満開になっていました。

増上寺 愛宕山 

 上記からちょうど1週間後、再び早朝の増上寺に参拝しました。寒い日があったせいか、週末の雨天悪天候にも関わらず、桜はむしろ一層満開になっていました。

増上寺  

[2022年1月更新]
 増上寺本堂の屋根瓦総葺き替え工事が進められていましたが、昨年11月に完了したようです。増上寺の大殿本堂は、昭和49年(1974年)の建立以来、屋根瓦の老朽化が進み、今回の総葺き替えでは、瓦の素材に丈夫なチタンを用い、屋根の軽量化、耐震補強を施しているとのことです。チタン瓦の枚数約60,000枚は、チタン製屋根瓦の葺き替え例として、世界最大規模と言われています。

増上寺本堂 芝公園 

[2021年7月更新]
 JR高輪ゲートウェイ駅、都営三田線の白金高輪駅、白金台駅に囲まれた白金台・高輪エリアを散策しました。

  
     明治学院チャペル・インブリー館・記念館
覚林寺(清正公)   泉岳寺    

【明治学院チャペル(礼拝堂)・インブリー館・記念館】
 明治学院大学キャンパス内にある煉瓦造りのチャペルは、1916 年(大正5 年)に落成したと言われています。、後に両袖を拡張。2階後方のパイプオルガンは、東京都の特に景観上重要な歴史的建造物等に指定されています。
 同じくキャンパス内にあるインブリー館は1889年 (明治22 年)頃に建てられた宣教師館です。日本に現存する宣教師館の中でも有数の歴史をもつ貴重な建物で。ウィリアム・インブリ一博士の住まいでした。国の重要文化財、2東京都の特に景観上重要な歴史的建造物等に指定されています。
 同じく明治学院記念館は、1890年 (明治23年)に建てられたネオゴシック様式の建物で、東京都の景観上重要な歴史的建造物等に指定されています。

覚林寺(清正公)
 日蓮宗の寺院で、加藤清正の位牌や像が祀られていることから「清正公」とも呼ばれています。勝負祈願の寺としても知られています。かつて熊本藩中屋敷だったところに、17世紀に開山し、火災焼失後、山門と清正公堂の拝殿・幣殿は19世紀半ばに再建されたと言われています。江戸最初の七福神巡りとされる元祖山手七福神の一つ、毘沙門天を祀る寺としても知られています。

【泉岳寺】
 泉岳寺は曹洞宗の寺院で17世紀初めに家康が創立したと言われています。寛永の大火によって焼失の後、現在の高輪の地に移転しました。赤穂義士のお墓があることで有名です。1835年(天保7年)に再建された中門(「萬松山」の額あり)、1832年(天保3年)再建の山門(「泉岳寺」の額あり)、1921年(大正10年)除幕の大石内蔵助良雄銅像、1925年(大正14年)に建てられた講堂、1913年(大正2年)に建てられた梵鐘・鐘楼堂の他、戦災焼失の後、再建された本堂があります。また、赤穂義士墓入口の門は浅野家の上屋敷の裏門を明治時代に移築したと言われています。


[2021年4月更新]
 芝公園、増上寺、白金台の八芳園を訪ねました。

芝公園 増上寺 八芳園

[2021年3月更新]
 通勤の帰路、夜の東京タワー周辺を散策しました。ライトアップした東京タワーは、いつどの方向から見ても美しく、幻想的な雰囲気を感じます。

東京タワー  クリスマスライトアップ

[2020年3月更新]

旧朝香宮邸本館 本館館内 茶室光華

東京都庭園美術館】
 港区白金台にある国立自然教育園に隣接した、東京都庭園美術館は、旧朝香宮邸の建物や敷地を使用した都立美術館です。美術館内に入館者専用の有料駐車場を完備しており、車で訪れました。正門で一旦車を止めて下車し、入場券と駐車場料金を支払い、駐車許可証を車内に置いて、新館前の駐車場に停めて入場します。庭園のみの入場券、庭園+館内入場込みの入場券があります。正門に近い場所にあるレストランで昼食をいただき、ミュージアムショップを見た後(この2つは入場券なしで外部から入館可能)、本館、新館、庭園を散策しました。

 朝香宮邸は、高松藩松平家の下屋敷があった白金御料地と呼ばれる場所に、昭和8年(1933年)に朝香宮鳩彦王の邸宅として建設され、昭和22年(1947年)の皇籍離脱まで居住したと言われています。その後、吉田茂の外務大臣公邸(実質的な総理大臣仮公邸)として使用された後、払い下げられ、白金プリンス迎賓館、プリンスホテル本社として使用された後、昭和56年(1981年)に東京都へ売却され、昭和58年(1983年)に都立美術館として一般公開されています。
 本館は、当時流行のアール・デコ様式のモダンな建物です。国の重要文化財に指定されています。欧州に留学していた朝香宮鳩彦王がフランスでの長期滞在、1925年のパリ万国博覧会見学を通して、フランスのラパンやラリックの作品に接して感銘を受けたことが、帰国後にこの邸宅を建てるきっかけとなったと言われています。1階には大広間、客室、大食堂などの接客用スペースが配され、2階は宮家の私室が配され、屋上の一部に3階を設け、「ウィンターガーデン」(温室)があります。
 日本庭園内には茶室「光華」があります。木造瓦葺平屋建てで昭和13年(1938年)完成と言われています。庭園は、芝生広場、日本庭園、西洋庭園の3つのエリアで構成されています。


[2019年9月更新]
各国大使館が並ぶ三田界隈を散策しました。

旧三井倶楽部  旧東京簡易保険支局 三田演説館   レインボーブリッジ  芝公園 東京タワー(赤羽橋から)

【旧三井倶楽部】
 
綱町三井倶楽部と言われ、三井グループ関係者の倶楽部として使用されており、一般公開はされていません。隣に駐日オーストラリア大使館があります。1913年(大正2年)竣工し、三井財閥の迎賓館として使われたと言われています。

【旧逓信省東京簡易保険支局】
 旧三井倶楽部の前にあり、1929年(昭和4年)竣工と言われています。

【慶應義塾大学・三田演説館
 慶応義塾大学三田キャンパスの中にあります。1875(明治8年)、日本最初の演説会堂として建てられたと言われています。その後解体修復が行われており、木造瓦葺、洋風、なまこ壁の建物は、国の重要文化財に指定されています。現在も公式行事の会場として使用されています。

【赤羽橋】
 17世紀からあると言われる、古川に架かる橋です。国道1号線や首都高速環状線が交差し、都営地下鉄大江戸線の赤羽橋駅があります。東京タワー、増上寺、慶応義塾大からも近く、道路交通の要所になっています。赤羽橋交差点から望む東京タワーは、正面に遮るものなくそびえ、圧巻です。


[2019年4月更新]
 桜満開の
芝公園増上寺を散策しました。芝公園や増上寺から見る東京タワーと桜のコントラストが美しく、お勧めのスポットです。

増上寺

 戦前まで東京市芝区と言われた、港区の芝エリアは、東京タワーや増上寺、各国大使館や住宅街、オフィス街の広がるエリアです。増上寺周辺を散策しました。

増上寺 東京タワー 東京プリンスホテル

【増上寺】
 都営地下鉄御成門駅すぐの日比谷通り沿いにある
増上寺は、浄土宗の寺院で、14世紀の創建と言われています。境内には、徳川家墓所があり、6人の将軍と将軍正室、側室併せて38人が埋葬されています。また、17世紀に建てられた日比谷通り沿いの三解脱門(三門)は、江戸時代の面影をそのまま残し、国の重要文化財に指定されています。

【東京タワー】
 昭和33年(1958年)に開業した総合電波塔である
東京タワーは、高さ333メートルで、150メートルにある大展望台(メインデッキ)、250メートルにある特別展望台(トップデッキ)、塔下のアミューズメント施設等のあるフットタウンがあります。季節やイベントにより様々なライトアップが行われ、東京のシンボルになっています。

【芝公園】
 明治の初めに指定された、日本で最も古い公園の1つと言われ、当初は増上寺の境内を含む公園であったとのことです。園内には様々な木々があり、桜の名所としても知られています。

【東京プリンスホテル】
 増上寺のすぐ隣りにある
東京プリンスホテルは、東京オリンピックに合わせて、昭和39年(1964年)に開業した歴史あるホテルです。数多くあるプリンスホテルの中でも上級ブランドに位置づけられ、館内
には多くのレストランがあります。

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