レトロな町並み62−猿橋(大月)

 山梨県大月市の、JR中央本線・猿橋駅に近い、国道20号線からすぐの場所にある、猿橋を訪れました。
 
猿橋は、江戸時代には「日本三奇橋」の一つとして知られ、甲州街道に架かる重要な橋であったと言われています。甲州街道の猿橋宿が設置されていました。現在では人道橋になっており、上流と下流にそれぞれ県道と、国道20号で同名の新猿橋があります。深い谷間のため、橋脚はなく、両岸から四層に重ねられた「刎木(はねぎ)」とよばれる支え木をせり出し、橋を支える構造になっています。
 猿橋は架けられた年代は不明ですが、7世紀ごろに百済の渡来人が、猿が互いに体を支えあって橋を作ったのを見て、造ったという説があります。これが猿橋の名の由来とされています。江戸時代には、多くの文人が訪れ、紀行文や詩句を作成しており、また、葛飾北斎が猿橋を描いていると言われています。
 昭和7年(1932年)に国の名勝に指定され、昭和9年(1934年)に上流に国道の新猿橋(現在の県道)、昭和48年(1973年)に下流に国道の新猿橋(現在に至る)が架けられています。現在の猿橋は、昭和59年(1984年)に架けかえられたと言われています。なお、昭和43年(1968年)の複線化までは中央本線の列車から猿橋が見れたようです(複線の新線に切り替わり、見られなくなった)

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