レトロな町並み55−明治神宮


[2022年4月更新]

明治神宮 北参道 西参道

 5年前に自動車買い替えてご祈祷して以来、5年ぶりに明治神宮に参拝しました。1月下旬の初詣落ち着いた時期とあって、境内は人もまばらで、本殿の前で人の近接全くなく、静かにゆっくり参拝することができました。今回前後の所用により、原宿駅からの南参道ではなく、代々木駅からの北参道から入り、参宮橋駅の西参道から出ました。荘厳静寂な森の中をゆっくり散策し、心身を清めることができました。


明治神宮  車祓い所

【明治神宮】
 明治神宮は、明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社です。1912年(明治45年)に明治天皇、1914年(大正3年)に昭憲皇太后が崩御された後、1920年(大正9年)にこの地に御鎮座となったと言われています。このあたりは、江戸時代初めには肥後藩藩主・加藤家の別邸であり、その後、彦根藩藩主・井伊家の下屋敷となっていたと言われています。1874年(明治年)に井伊家から政府に買い上げられて南豊島御料地となったと言われています。

 当時、神社を建てるために、全国から献木されたおよそ10万本を植栽し、人工林の森をつくったと言われています。現在はその人工林が大きく成長し、都会の中の広大な森林となっています。日本一の初詣参拝者数を集める神社としても知られています。加藤清正が掘ったと言われる清正井(きよまさのいど)や明治天皇のおぼしめしにより昭憲皇太后のために植えられた、美しい花菖蒲など、多くの見どころがあります。 

 春の週末に、自動車のお祓い祈願に訪れました。自動車のお祓いの場合、本殿・神楽殿の隣にある車祓所まで車で入ることができます。原宿駅側の南参道口から車で入り、警備員の方に車のお祓いと伝え、カードを受け取ります。車で神宮の森の中を走り、北側へ半周し、車祓い所に着きます。車祓い所から神楽殿、本殿はすぐの場所にあります。週末とあって、境内は多数の参拝客で混雑していましたが、車祓所は空いていて、すぐに自動車を入れることができました。神楽殿で受付を済ませ、次の御祈祷に参列することができました。御祈祷は30分ごとに設定され、予約は不要です。広い神楽殿の中で、お宮参り、厄除け、交通安全他様々な祈願者合同で執り行われます。当該時刻は計2組のみで、まず全員の交通安全祈願の神事が行われ、お祓いを受け、巫女様の踊る和神楽を拝見いたしました。その後、お札やお神酒をいただき、車祓い所へ移動して、車のお祓いを受けます。車祓い所から、その前の車祓い待合の駐車場へ車を移し、本殿にも参拝し境内を散策しました。

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