レトロな町並み88−金刀比羅宮(琴平)


香川県の高松市から琴平電鉄またはJRで約1時間の琴平町は、金刀比羅宮の門前町として栄えた歴史ある町です。表玄関である琴電琴平駅やJR琴平駅は昔ながらの建築の駅舎があり、どちらの電車で着いても、金刀比羅宮参拝への期待が高まります。どちらの駅からも徒歩約10分で参道入口へ行くことができます。参道入り口から金刀比羅宮階段までの参道には昔ながらの木造建築の建物が並んでいて、お土産物や旅館、日帰り温泉や食事処があります。
琴電琴平駅 参道 大門 書院 参道階段 旭社
金刀比羅宮・御本宮 御本宮から眺望 三穂津姫社 琴平町公会堂
金丸座 JR琴平駅

【金刀比羅宮】
 こんぴらさんとして、知られている金刀比羅宮は香川県琴平町の象頭山に鎮座する神社です。御本宮の御祭神は、大物主神と崇徳天皇と言われています。古来から農業・殖産・医薬・海上守護の神として信仰されています。参道口から御本宮までは785段、奥社までは1,368段の石段があり、参道には、重要文化財の書院や、旭社、御本宮、三穂津姫社等があります。
 御本宮、三穂津姫社は標高
251メートルの場所にあり、讃岐平野や讃岐富士が一望できます。琴電琴平駅で下車して徒歩で川沿いに参道口まで約7〜8 分、そこから785段の階段を休みなしで上り、駅から約30分で御本宮までたどり着くことができました。長い階段を多くの修学旅行生が上っていました。

【旧金毘羅大芝居「金丸座」】
 参道を少し入ったところにある金丸座は、天保6年(1835年)に建てられた現存する日本最古の芝居小屋と言われています。国の重要文化財として指定され、毎年歌舞伎が上演されています。舞台裏含めて館内を見学することができます。

【琴平町公会堂】
 金丸座の近くにある、木造日本建築の公会堂は、昭和7年(1932年)に建てられたと言われています。国の登録有形文化財に登録されています。

JR琴平駅駅舎】
 昭和11年(1936年)竣工の洋風建築の駅舎は、国の登録有形文化財に指定されています。



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