レトロな列車旅6・町並み6−喜多方

喜多方駅 若喜レンガ蔵
若喜レンガ蔵 大和川酒蔵 2階建て観光馬車

[マウントエクスプレス号]会津若松→喜多方
 東武鉄道の鬼怒川温泉から野岩鉄道・会津鉄道を経由して喜多方まで乗り入れている、マウントエクスプレス号という2両編成の列車で喜多方を訪れました。快速列車なので特別料金は不要ですが、特急のようなワイドな車窓と広々とした2人がけリクライニングシートで20分間、会津盆地の車窓を楽しみました。(浅草から東武の特急スペーシア号に乗り、鬼怒川温泉で列車に乗り換えると、トータル4時間位で喜多方まで行けるようです)

[若喜レンガ蔵

 喜多方は、ラーメンの街、そして蔵の街として知られています。醸造業の作業場および会津若松と米沢を行き来する物資の貯蔵場として、蔵が必要だったと言われています。明治時代に男たちが競うそうに蔵を建て合ったと言われています。1905年築の
若喜レンガ蔵は登録有形文化財に指定されています。美しいレンガの蔵は大変印象的です。1931年築の店舗も登録有形文化財に指定されています。

[大和川酒蔵北方風土館]
 江戸時代、大正時代、昭和時代と、異なる時代に造られた6つの蔵(酒蔵、座敷蔵)の一部が資料館として公開されています。この他にも喜多方市内には、甲斐本家蔵座敷、小原酒造等の蔵や、古い町並み、ラーメン館等、見どころが沢山あります。また、蔵めぐりの2階建て観光馬車も走っています。

SLばんえつ物語号

[SLばんえつ物語号]
 新潟から会津若松まで、週末のみ往復している「SLばんえつ物語号」の旅を約30分間楽しみながら、会津若松へ帰りました。全社指定ですが、大半の乗客が喜多方で下車したため、ゆったりと過ごすことができました。車両自体は新しいですが、貴婦人と呼ばれた美しいスタイルのSL・C57180号の汽笛と、ガタンゴトンと言う客車音を聞きながら、窓外に流れる煙と会津盆地ののどかな風景を見ていると、何とも言えない風情を感じます。車内では乗車記念として、記念冊子が配付されていました。列車は7両編成で中間に展望車が連結されているようです。

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