レトロな町並み80/レトロな食事処22−川崎大師


川崎大師駅 仲見世通り 蕎麦屋はやま 大山門 不動門 八角五重塔
大本堂 鐘楼堂 不動堂 中書院 横綱北の湖銅像

 東京の尾山薬王院、千葉の成田山新勝寺とともに関東三山と呼ばれている川崎大師は、正式名称は金剛山金乗院平間寺(へいけんじ)で、真言宗智山派の大本山です。12世紀建立と言われています。尊賢上人・平間兼乗氏(ひらまかねのり)が開基とされています。ご本尊は弘法大師空海上人で、厄除けの寺院として知られています。毎年初詣には多数の参拝客が訪れています。

 京急川崎駅から大師線で3駅、
川崎大師駅で下車して徒歩約7分、駅の反対側にある昔ながらの仲見世通りから川崎大師へ入りました。大山門の前にある老舗蕎麦屋はやまに立ち寄り、美味しい薬膳蕎麦をいただきました。むし暑い夏の日には、冷たい茄子と薬膳のお蕎麦がとても心地よく感じました。大正時代創業と言われている老舗蕎麦屋は、とても趣があり、伝統の味わいがありました。

 蕎麦をいただいた後、
大山門から川崎大師の境内に入り、大本堂に参拝いたしました。建造物の多くは戦災で焼失しており、戦後の再建となりますが、大山門不動門、八角五重塔、鐘楼堂、経蔵不動堂、中書院等、境内は往年を忍ばせるものです。また、境内には川崎大師の檀家で生前篤い信仰を寄せられた、第55代横綱北の湖の銅像があります。


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