レトロな町並み15/食事処5−金沢


 数年ぶりに金沢を訪れました。

尾山神社 旧高田家
足軽資料館 長町武家屋敷跡(野村家) 
石川四高記念館 近江町市場

【尾山神社】
 金沢城公園のすぐ西にある尾山神社は、加賀藩の藩祖前田利家を祀った神社として、1873年(明治6年)に創建されたと言われています。神門は洋風建築を模した擬洋風建築と言われており、独特の雰囲気があります。

【長町武家屋敷跡】
 尾山神社の西、金沢の中心街、香林坊の南にあり、旧藩士たちの屋敷跡があります。美しい庭園のある野村家、藩政時代の面影の残る高田家、足軽の屋敷を移築再現した金沢市足軽資料館等があります。

【金沢城公園】
 1583年に前田利家により築城が行われ、加賀藩前田家の居城であった金沢城は、殆どの建物は消失したと言われていますが、1996年の一般公開開始後、2001年に菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓が復元されています。江戸時代のまま現存する石川門と三十間長屋等は国の重要文化財に指定されています。

【石川四高記念館】
 1887年(明治20年)に設立された旧制第四高等学校の本館として、1891年(明治24年)に建てられた建物が、石川四高記念文化交流館となっています。煉瓦造り2階建の建物は国の指定重要文化財に指定され、金沢のシンボルとなっています。四高の歴史と伝統を伝える展示に加え、旧四高の教室を多目的に利用できる「石川四高記念館」と泉鏡花、徳田秋声、室生犀星等、石川県ゆかりの文学者の資料を展示する「石川近代文学館」が設置されています。


【近江町市場】
 金沢市の中心部にあり、生鮮食品などの食品と生活雑貨を扱う小売店が中心の市場です。近江商人が作ったと言われています。香林坊からも比較的近く、約170店の商店・飲食店があります。


 加賀百万石の文化と古い町並みの残る金沢を訪れました。

ひがし茶屋街 志摩 懐華

【ひがし茶屋街】
 金沢に残る花街の中で最も規模が大きい、ひがし茶屋街を散策しました。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、浅野川に近い細い道沿いには、昔ながらの町並みがそっくり残されています。19世紀に建てられたお茶屋の
「志摩」「懐華樓」は、建物に入館し、昔のままのお茶屋の部屋を見学することができます。追加料金でお抹茶をいただくこともできます。「志摩」に入館し、昔ながらの2階建ての木造建築のお茶屋の姿に触れることができました。

兼六園 成巽閣 金沢城公園 レストラン自由軒

【兼六園】
 日本三名園の1つ、兼六園は、加賀の前田家歴代藩主が長い年月をかけて築いてきた美しい庭園です。「兼ね備えることが不可能な六勝(6つの優れた景観)が共存している」ということで兼六園という名が付けられたそうです。四季折々の美しさがあります。庭園内には、13代藩主が建てた、書院造・数寄屋造の御殿建築
「成巽閣」があります。また、兼六園の隣には金沢城公園があります。

【長町武家屋敷跡】
 加賀藩の武士が住んでいたという武家屋敷跡には、昔ながらの町並みや建物が残されています。外部からの侵入者に備え、複雑な袋小路の狭い道が多くなっています。 

【レストラン自由軒】
 ひがし茶屋街にある1909年創業のレストラン「自由軒」で昼食をいただきました。昔ながらのレトロな建物の中で、気軽にオムライスやビーフシチュー等、懐かしい洋食屋の味を楽しむことができます。コロッケ、ハンバーグ、エビフライ、ポークソテーが盛り合わさったランチを味わうことにしました。


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