レトロな列車旅12/レトロな町並み26−江ノ電・鎌倉


 [2014年2月更新]
 はとバスツアーに乗車して、久しぶりに鎌倉を訪れました。東京駅から日帰りで鎌倉の主要ポイントを回ることができ、効率的に違った角度から鎌倉を楽しむことができました。

建長寺
鶴岡八幡宮 鎌倉大仏 江島神社


【建長寺】・・JR横須賀線・北鎌倉駅から徒歩
 建長寺は、臨済宗建長寺派の大本山であり、13世紀の鎌倉幕府・北条時頼の時代に、南宋の禅僧・蘭渓道隆により開山したと言われています。 総門・三門・仏殿・法堂・方丈が一直線に並ぶ伽藍配置は、創建当時の面影を残していると言われています。17世紀に移築された仏殿、18世紀に建立された総門、三門、19世紀に建立された法堂等は国の重要文化財に指定されています。また、一番奥にある庭園は借景と一体になり、とても美しいものです。

【鶴岡八幡宮】・・JR横須賀線・鎌倉駅から徒歩
 鶴岡八幡宮は、11世紀に源頼義が、京都の石清水八幡宮護国寺を鎌倉に鶴岡若宮として勧請したのが始まりと言われています。12世紀に源頼朝が鎌倉幕府を開くと、現在の場所に遷され、幕府の中枢施設として整備されたと言われています。

【江島神社】・・江ノ島電鉄・江ノ島駅または小田急線・片瀬江ノ島駅から徒歩
 藤沢市の江の島にある江島神社(えのしまじんじゃ)は、日本三大弁天の一つに数えられ、宗像三女神(「奥津宮(おくつみや)」に多紀理比賣命、中央の「中津宮(なかつみや)」に市寸島比賣命、北方の「辺津宮(へつみや)」に田寸津比賣命)祀っていると言われています。
上りは有料のエスカレータで上り、下りは階段で下りるルートになっています。

参拝の後、江島神社の元総別当で、参詣者の宿泊施設としても利用されていた歴史ある旅館
「岩本楼」のラウンジで休憩しました。


 鎌倉から江ノ電に乗り、長谷寺と鎌倉大仏にお参りいたしました。

江ノ電(鎌倉−長谷) 鎌倉大仏
長谷寺 長谷寺からの眺望

【江ノ電】・・JR横須賀線・鎌倉駅または東海道線・小田急電鉄の藤沢駅乗り換え
 江ノ電として親しまれている江ノ島電鉄は、1902年(明治35年)に藤沢−片瀬間が開通、1910年(明治43年)に全線開通したと言われています。藤沢ー鎌倉間10kmに15の駅があり、約34分で結んでいます。10kmの区間には、鎌倉の町並みの風情、民家すれすれに走る生活感、路面を走る路面電車の雰囲気、海岸線、江ノ島、藤沢市街と駅ビル等、とても変化に富んだ車窓風景が繰り広げられます。また、言うまでもなく、沿線には、長谷寺、大仏(高徳院)を初めとする寺院や、江ノ島等の海岸含め、観光スポットが満載であり、小さな電車は週末はいつも混雑しています。様々な割引きっぷが発売されており、江ノ島鎌倉観光の足として、また乗ること自体が観光として楽しめます。今回は鎌倉から3駅の長谷まで往復乗車しました。

【長谷寺】・・江ノ島電鉄・長谷から徒歩
 長谷観音と呼ばれており、8世紀に、奈良の長谷寺を開いた徳道上人が招かれ、開かれたと言われています。山に沿って美しい庭園が広がっており、四季折々の自然を散策することができます。特に梅雨時期のあじさいは知られており、「あじさいの径(こみち)」」として、散策ができます。また、見晴台からは鎌倉の海を眺望することができます。

【鎌倉大仏殿(高徳院)】・・江ノ島電鉄・長谷から徒歩
 鎌倉の大仏は、浄土宗の寺院・高徳院にあります。13世紀に建立されてと言われていますが、当初は大仏殿の中にあったとされています。台座を含めた高さは13m以上あり、大仏の中は空洞になっており、拝観者は中へ入ることもできます。周囲は自然豊かで、四季折々の大仏に参拝することができます。


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