レトロな町並み29/列車旅14−豪徳寺と東急世田谷線

 

豪徳寺
豪徳寺
東急世田谷線
東急世田谷線宮の坂駅

【豪徳寺】
 世田谷区の豪徳寺にある曹洞宗の寺院です。小田急線の豪徳寺や東急世田谷線の宮の坂駅から徒歩圏内の閑静な住宅地の一角にあります。東急世田谷線に乗り、宮の坂で下車して歩いて訪れました。豪徳寺は、彦根藩主・井伊家の菩提寺として16世紀頃に整備されたと言われています。招き猫の発祥の地とも言われています。2代藩主の井伊直孝が豪徳寺の猫の手招きにより雷雨の難を免れた、という言い伝えがあるようです。
 境内には、幕末の大老・井伊直弼の墓を初め、井伊家歴代の墓がある他、三重塔、仏殿、本殿他、昔ながらの重厚な建築が並んでいます。また、境内やその近隣は、緑多く、小鳥の囀りが聞える静かな環境です。東京都23区内にいることを忘れさせる別世界です。

【東急世田谷線】
 東急世田谷線は、東急田園都市線の三軒茶屋と、京王本線の下高井戸を結ぶ5kmの路線です。下高井戸から2つ目の山下駅が、小田急本線の豪徳寺駅に隣接しており、京王線、小田急線、東急線を結んで、世田谷区を南北に結んでいる路線です。路面電車形式の軌道線で、東京では都電荒川線と、この線のみとなった、路面電車の旅を味わうことができる路線です。殆どが専用軌道で、道路とは別になっており、渋滞に関係なく、スイスイと電車は走っていきます。赤や黄色や様々な色の電車が走っており、地元の人たちの足として活躍しています。宮の坂駅には、往年の車両が展示されています。

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