法師温泉



[2026年3月更新]
長寿館 玄関ロビー
法師の湯 長寿の湯 廊下展示 廊下  カフェ
 約20年ぶりに法師温泉長寿館を訪ねました。今回も日帰り入浴での立ち寄りです。上越新幹線の上毛高原駅で下車し、レンタカーを借りて車で約35分、国道17号線沿いの猿ヶ京温泉から、所々狭い道のある山道を入った行き止まりの山間に温泉はあります。
 1875年創業で本館と別館の建物が国の登録有形文化財に指定されている昔ながらの温泉旅館は、複数の重厚な木造建築が連なり、秘湯の老舗宿の趣があります。日帰り入浴は、11:00から13:30迄の受付となり、この温泉のランドマークである法師の湯(混浴)と長寿の湯(女性)になります。平日ではあるものの11:00受付開始とともに10名ほどの人が玄関フロントで受付を済ませ、入っていきます。靴をビニール袋に収納し、スリッパに履き替えて、貴重品をフロントに預けて、玄関右手奥の大浴場へ向かいます。黒光りの玄関やフロント・帳場は重厚な昔ながらの雰囲気です。右手に土産処とカフェがあります。

 右手突き当たりの法師の湯に入りました。男女別の脱衣場から浴室へ入ると、浴室内にも脱衣棚があり、昔ながらの湯治場の造りとなっています。木造の湯屋の中には4つの木造湯舟があり、これを更に丸太で仕切っているので、8つの湯舟に分かれているように見えます。底には玉石が敷かれています。底からお湯が自然湧出しています。また手前の2つの湯舟からはお湯が出ています。平日とは言え、浴室には10名程度の入浴客がおり、賑わっています。混浴ということで、年配の女性の方も3名ほどおられました。お湯は透明マイルドで温めです。ゆっくり寛ぎ、長湯することができます。昔ながらの重厚な木造の湯屋、天井、かまぼこ型の窓等眺めているとタイムスリップした気分になります。

 日帰り入浴と昼食のセットプランもあり、予約なしで当日昼食を取ることもできるようです。受付時に昼食付きを希望されるかとフロントで聴かれました。約20年経っても温泉や旅館の風景、雰囲気、沿道の風景等全く変わりなく、変わらず歴史を積み重ねていく湯治場の姿にほっとした気持ちになり、またいつか訪れたいと思い、温泉を後にしました。


長寿館

長寿館

玄関ロビー

資料展示廊下

 

廊下

法師の湯の額

 


【長寿館】
 弘法大師が発見したと言われる、歴史ある法師温泉の旅館・長寿館を日帰り入浴で訪れました。猿ヶ京温泉の先、三国峠に近い山間から国道17号線を分かれ、山間を走ること約10分で長寿館に着きます。昔ながらの旅籠のような雰囲気が漂う本館玄関で受付を済ませ、貴重品を預け、黒光りの廊下を通った右手奥にある、大浴場・法師の湯へ向かいます。

 明治28年建築の木造の湯屋は、鹿鳴館風の和洋折衷建築で、重厚感があります。かつて国鉄のフルムーンポスターに取り上げられたことでも知られています。4つの湯舟(丸木で仕切られて8つの湯舟があるように見えます)は、いずれも微妙に温度が違いますが、比較的温めでゆっくり浸かることができます。源泉100%かけ流しで自噴する温泉のお湯は、透明マイルドで大変心地よい香りがあります。建物自体が貴重な文化遺産という感じの昔ながらの浴室には、洗い場もシャワーもありませんが、建物やお湯を目と体でゆっくり味わいながら、ゆっくりしている人が多いようです。20時〜22時以外は混浴となっています。男女別の脱衣場以外に、湯屋の中にも箱型の棚(があり、浴室と脱衣場が一体化した、昔ながらの湯治場の雰囲気を醸し出しています。木造の湯舟の底には玉石が敷き詰めてあり、とても体に心地よい感じがします。この空間の中では時間がゆっくり流れていくような感じを受けます。

 日帰り入浴の時間は10:30〜13:30に設定されており、この法師の湯(混浴)と長寿の湯(女性用)のみが利用できるようになっています。長寿館には、この他に総檜の内風呂と野天風呂がある、玉城の湯という風呂もあるようです。また、昼食付きの日帰り入浴プランもあります。

 長寿館の建物は、玄関のある本館以外に、法隆殿、薫山荘等ありますが、いずれも昔ながらの木造建築の風情ある建物です。本館と法隆殿の間の渡り廊下も昔ながらの木造建築です。本館玄関前では昔ながらのラムネが販売されていました。今度は是非泊まりで訪れたいという気持ちを強くし、法師温泉を後にしました。

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