法師温泉


長寿館

長寿館

玄関ロビー

資料展示されている廊下

 

廊下

法師の湯の額

 


【長寿館】
 弘法大師が発見したと言われる、歴史ある法師温泉の旅館・長寿館を日帰り入浴で訪れました。猿ヶ京温泉の先、三国峠に近い山間から国道17号線を分かれ、山間を走ること約10分で長寿館に着きます。昔ながらの旅籠のような雰囲気が漂う本館玄関で受付を済ませ、貴重品を預け、黒光りの廊下を通った右手奥にある、大浴場・法師の湯へ向かいます。
 明治28年建築の木造の湯屋は、鹿鳴館風の和洋折衷建築で、重厚感があります。かつて国鉄のフルムーンポスターに取り上げられたことでも知られています。4つの湯舟(丸木で仕切られて8つの湯舟があるように見えます)は、いずれも微妙に温度が違いますが、比較的温めでゆっくり浸かることができます。源泉100%かけ流しで自噴する温泉のお湯は、透明マイルドで大変心地よい香りがあります。建物自体が貴重な文化遺産という感じの昔ながらの浴室には、洗い場もシャワーもありませんが、建物やお湯を目と体でゆっくり味わいながら、ゆっくりしている人が多いようです。20時〜22時以外は混浴となっています。男女別の脱衣場以外に、湯屋の中にも箱型の棚(があり、浴室と脱衣場が一体化した、昔ながらの湯治場の雰囲気を醸し出しています。木造の湯舟の底には玉石が敷き詰めてあり、とても体に心地よい感じがします。この空間の中では時間がゆっくり流れていくような感じを受けます。
 日帰り入浴の時間は10:30〜13:30に設定されており、この法師の湯(混浴)と長寿の湯(女性用)のみが利用できるようになっています。長寿館には、この他に総檜の内風呂と野天風呂がある、玉城の湯という風呂もあるようです。また、昼食付きの日帰り入浴プランもあります。

 長寿館の建物は、玄関のある本館以外に、法隆殿、薫山荘等ありますが、いずれも昔ながらの木造建築の風情ある建物です。本館と法隆殿の間の渡り廊下も昔ながらの木造建築です。本館玄関前では昔ながらのラムネが販売されていました。今度は是非泊まりで訪れたいという気持ちを強くし、法師温泉を後にしました。

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