湯西川温泉
平家の庄・玄関 | 新本館・将門の間 | |||
大浴場 | 6つの貸切露天風呂 | |||
6つの貸切露天風呂 | 平家の里 | 湯西川の紅葉 |
[2017年1月更新]
1185年に壇ノ浦の戦いに敗れた平家の落人が関東へ下り、山奥へ落ち延びて温泉を発見し、傷を癒したとの話が伝わる湯西川温泉は、約400年の歴史ある温泉です。東武鉄道スペーシアで浅草から2時間の鬼怒川温泉駅から車で約40分(路線バスもあります)の山間にあり、秘境ムードあふれる静かな温泉です。鬼怒川温泉駅から野岩鉄道で約25分の湯西川温泉駅からバスもあります。
会津方面へ向かう国道121号に沿って山間を走り、左へ分かれて野岩鉄道・湯西川温泉駅(道の駅併設)を過ぎて、更にダム湖を通り、山間を奥へ約20分入ったところに湯西川温泉の旅館街があります。
1718年(享保3年)創業の老舗旅館「桓武平氏ゆかりの宿 平家の庄」に宿泊しました。独特の風情ある正面玄関とフロントは3階に位置しており、湯西川沿いに建つ4階建ての建物の1階、2階、4階に客室があります。新本館、東館、西館、別館とある客室棟のうち、新本館2階の将門の間、255号室に宿泊しました。バストイレ付の客室で湯西川沿いにあり、美しい山々の紅葉が望めます。お風呂は男女別の大浴場があり、内湯と湯西川沿いの岩の露天風呂があります。お湯は透明マイルドで心地よい感じです。
夕食・朝食は、1階の古民家風囲炉裏ダイニング「蔵」にて、バイキング形式の素朴な和食料理を味わいました。山菜や鮎焼き、平家汁や名産の湯葉料理等、美味しい郷土料理をいただきました。
初日のチェックイン後、徒歩約10分の場所にある平家の里を訪ねました。茅葺き屋根の古民家が立ち並び、平家の落人の生活を再現した庭園になっています。紅葉が見頃の美しい園内を散策しました。
トンネルの中にある湯西川温泉駅 | |||
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湯西川温泉駅 | 湯の郷湯西川 |
東武の特急スペーシアで約2時間の鬼怒川温泉から、野岩鉄道直通の普通列車で約25分で湯西川温泉駅に着きます。鬼怒川温泉から2駅目の新藤原からは野岩鉄道となり、山間の渓谷沿いをトンネルを抜けながら縫うようにゆっくり走っていきます。トンネルの中にホームがあり、階段やエレベータで地上まで上ることになる単線ホームの湯西川温泉駅は道の駅湯西川と併設されており、その道の駅の2階にある「湯の郷湯西川」という日帰り温泉に立ち寄りました。
お風呂は、広く新しい内湯と屋根のある露天風呂があります。透明マイルドでとても心地よい香りとするお湯は、とてもよく温まります。館内には別料金の岩盤浴や休憩室もあり、また1階の道の駅には食事処や売店もあり、ゆっくり寛ぐことができます。ここからは湯西川温泉行きのバスも出ており、電車で湯西川温泉へ行く場合の中継地点になっています。電車でも車でも手軽に立ち寄り、湯西川温泉のお湯を楽しめるスポットとして、会津方面への旅行や、鬼怒川温泉からちょっと足を伸ばした序に、お薦めです。