都留戸沢温泉
山梨県の東部、国道139号線からバイパスを越えて上った、都留市の山間に都留戸沢温泉「芭蕉月待ちの湯」という日帰り温泉があります。かつて松尾芭蕉がこの地に立ち寄り、「名月の夜やさぞかしの宝池山」と詠んだこと、月待ち信仰のある二十六夜山の麓にあることから、この名前を付けた、と温泉施設の案内には記載されています。真新しい温泉施設には、屋根付きの岩の露天風呂、タイルの内風呂(中温風呂と源泉ぬるま湯)があります。お湯は透明マイルドでアルカリ系、やや温めでゆっくり浸かることができます。館内には売店、軽食コーナー、休憩室等があります。また、近くには和風コテージ「一位の宿」という宿泊施設もあります。なお、この辺りは都留戸沢の森「和みの里」と呼ばれており、芝生や広場もあって、一日遊べるスポットになっています。
富士吉田と大月のほぼ中間、中央道の都留インターから近い場所にあり、富士五湖方面からの帰り道等に気軽に立ち寄れる温泉スポットです。また、リニア見学センターも近いので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。