白浜温泉


崎の湯 三段壁
千畳敷 円月島 白良浜海水浴場 白良浜の白良湯

【白浜温泉】
 白浜温泉は開湯1300年以上の歴史ある温泉と言われています。その中でも最古の湯と言われている「崎の湯」に立ち寄りました。「崎の湯」は、万葉時代の「湯崎七湯」の中で唯一残っていると言われている温泉であり、「日本書紀」や「万葉集」にも記載があるようです。7世紀に孝徳天皇の皇子である有間皇子が「崎の湯」を訪れ、その後、斉明天皇、持統天皇、文武天皇が訪れ、さらに熊野詣の途上、後白河法皇が訪れたと言われています。白浜温泉は、道後温泉、有馬温泉と並び、日本最古の温泉とされています。

 
「崎の湯」は、白良浜と三段壁、千畳敷等の間の海岸線に位置しています。岬の突端にある駐車場に車を停めて、入浴料を支払い、門をくぐると、男女別の更衣室があり、その前には、日本最古の温泉の石碑が立っています。海と隣接している露天風呂のみの温泉は、天然の岩の湯舟が2つあります。手前の湯舟は硫黄の香りあるお湯で、やや熱めです。海に近い奥の湯舟は温めのお湯です。海に近い湯舟は、ほとんど海とつながっており、波しぶきを直接受ける、開放感満点の自然の湯舟です。ちなみに男湯は、海に向かって左側にあり、湯舟から左手正面に海中展望塔を望むことができます。逆に海中展望塔からも丸見えになり、そういう意味でも開放感満点の温泉です。

 なお、入浴の前後には、白浜の観光スポットである
三段壁洞窟、千畳敷、海中展望塔等を散策しました。また、「崎の湯」から近い、白良浜海水浴場で海水浴を楽しみ、白浜の海を満喫しました。

 東京羽田空港から南紀白浜空港までは航空機で約1時間、空港から海岸まで車で10分程度であり、首都圏からのアクセスがとても良好です。手軽に美しい海岸と最古の温泉を満喫できるお薦めのスポットです。

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