猿ヶ京温泉


 猿ヶ京温泉は、三国街道沿いの赤谷湖畔にある歴史ある温泉です。国道17号線沿いにある日帰り温泉施設・猿ヶ京温泉センターを訪ねました。江戸時代の街道沿いの旅籠のような雰囲気の玄関を入り、受付を済ませて、橋上の通路を通り、お風呂のある木造の建物に入ると、「亀仙人エリア」と「河童天国エリア」という2つのエリアがあり、男女日替わりになっています。「亀仙人エリア」に入りました。お風呂は、脱衣場と内湯が一体になった、昔ながらの湯治場の雰囲気の造りになっています。内湯は「砂利の湯」と呼ばれ、壁や床や湯舟が檜造りになっていて、湯舟の底には玉砂利が敷き詰めてあります。木造の湯舟の感触と底の玉砂利の足裏への感触が、何とも言えない心地よい感じです。他に水風呂の小さな内湯もあります。また、洗い場や床が畳敷きになっているのも、体に暖かくやさしい感じです。洗い場には、新鮮なお湯が溜められている木造の箱があり、体を洗うために、蓋を開けてお湯を取り出すような仕掛けになっているのも風情があります。露天風呂は4つあり、まず「利休の湯」は、茶屋風の東屋の中に、3つの大きな壷湯があります。夫々異なる形の大壷に、打たせ湯が注がれるお風呂は風情があります。次に「東屋の湯」は、庭園の中に4面ガラス張りの木造の東屋があり、やはり畳敷きの床と、四角い檜造りの湯舟が中にあります。源泉かけ流しのお湯はいずれも透明マイルドで、体にやさしい感じです。「利休の湯」はやや温めで、他は程よい熱さです。いずれのお風呂も独特の風情があり、ゆっくり寛ぐことができます。
 入浴の後は、玄関受付にある休憩室で、サービスのところてんを美味しくいただきました。アットホームな応対を受け、日帰り温泉とは思えないような寛ぎを味わうことができました。この休憩室には、テーブルの下が足湯の湯舟になっているコーナーもあり、お湯が絶えず流れ注ぐ姿は、独特な感じです。

 

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