さいぼく温泉
[2018年9月更新]
残念ながら、「まきばの湯」は2013年1月に閉館となりました。
その後リニューアルして、天然温泉「花鳥風月」として再開したとのことで、再開後初めて訪れました。細かい部分は変更ありますが、建物や施設はそのまま活用されています。花鳥の湯、風月の湯の基本的な造りは変わっていません。新たに高濃度炭酸泉(人工)が露天風呂に設置され、空中炭酸泉と寝湯炭酸泉等ができました。岩風呂の源泉露天風呂と洞窟風呂は変わっていませんが、樽湯はなくなりました。内湯の源泉風呂はありますが、各お風呂の泉質や中身も少し変更になっています。岩盤浴はなくなりました。
高濃度炭酸泉は、ぬるめですが、よく温まります。源泉風呂は、以前のような濃厚なこんがり感は薄れ、普通の温泉になったような気がします。館内施設は、レストラン、休憩コーナー、癒し処等以前と殆ど変わっていません。
高濃度炭酸泉でリフレッシュした後、サイボクハム敷地内の売店で豚テキ丼と狭山茶の抹茶ソフトクリームを頂きました。サイボクハムのレストラン、売店等は以前と全く変わっていないので、入浴前後の食事や買い物等の楽しみは今まで通りです。
埼玉県の西部、日高市の郊外、関越自動車道や圏央道に近い場所に、さいぼくハム本社に併設してさいぼく天然温泉・まきばの湯があります。辺りは森や雑木林の残る自然環境に恵まれた場所で、敷地内にはミニゴルフ場やバーベキューコーナー・ミートショップ等があり、公園のようになっています。60年前にこの地でスタートした埼玉種畜牧場が、牧場を移転した際、その跡地に良質の温泉が発見されて造られたそうです。
新しくて広い温泉施設の中には、食堂や休憩室、ショップ、マッサージ室、岩盤浴「石の湯」もあります。お風呂は内湯と露天風呂があります。内湯は、源泉かけ流しのまきばの湯、足湯、マッサージ浴、サウナ等があります。露天風呂は、広いエリア全体に屋根があり、庭園風です。岩の大露天風呂以外に、源泉かけ流しの花鳥の湯・風月の湯、歩行浴、立ち湯、洞窟風呂、樽湯等があります。お湯は透明マイルドな療養泉です。一部を除いて源泉100%かけ流しで、首都圏にある温泉施設としては珍しい良質のものです。こんがりとした独特の心地よい香りがあり、何とも言えない味わいがあります。
入浴の後には、マッサージで体をほぐした後、温泉施設の外の敷地内にあるレストランで豚肉バーベキューを味わいました。さいぼくの豚肉やハム・ソーセージは、とても美味しく、大変満足しました。「お買い物空間ミートピア」と呼ばれる敷地内のショップには年間300万人以上が訪れているそうです。レストランとミートショップだけでなく、地元の新鮮野菜や農産物が並ぶ楽農広場、お米屋さん、狭山茶の店等、良質の食材を扱う魅力的なスポットが集まっています。車で1時間圏内の首都圏でこれだけの良質のお湯を楽しめる場所はなく、しかも比較的低料金(平日会員割引や前日18時以降割引もあります)で、レストラン等魅力的なスポットが集まっているということもあって、何回も通いたくなりそうです。温泉スタンドもあるので、お湯を購入して自宅へ持ち帰ることも可能です。