星野温泉


 中軽井沢の国道146号線沿いにある星野温泉は、大正4年開湯で、北原白秋や与謝野晶子も立ち寄ったという歴史ある温泉です。北軽井沢の軽井沢スノーパークへのスキーの帰路に、この星野温泉の日帰り温泉施設「トンボの湯」に立ち寄りました。洗練されたモダンな建物にある温泉は、内湯と露天風呂があります。内湯は、桧と十和田石でつくられた広い湯舟であり、浴室一面の広い窓ガラス越しには中軽井沢の山や森等、美しい自然の景観が広がっています。浴室全体が明るく開放的で洗練された感じになっています。露天風呂は、大きな花崗岩の岩に囲まれた広い湯舟で、やはり一面に木々の自然を楽しむことができます。お湯は源泉100%かけ流しで、透明マイルドで温めです。ほのかな香りが何とも心地よく、体にとてもやさしい感じのお湯です。露天風呂の隣にサウナもあり、珍しい露天の水風呂もあります。更衣室では美味しい冷水が飲めるよう用意されています。お風呂や全体の雰囲気、パンフレットに至るまで、センスの良さが光っており、全国の老舗旅館の再生等、ビジネス面でも近年良く知られている星野温泉の魅力を実感することができました。

 

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