<4日目>
とうとうトラック最終日。サンドフライポイントまで21qの平坦な道を歩きます。
クインティン小屋を出てしばらくは、急な長い下りが続きますが、21マイルポストが見えてくると道はなだらかになり、緑深い森へと入っていきます。ここからボート小屋まではもっとも楽なブッシュウォーキングコースです。


昼食後、ボート小屋を出発し、アーサー川に架かるつり橋を渡りました。
トレッキングの服装ですが、こちらではタイツの上に半ズボンを履くのが一般的。ひざが疲れないし、タイツは保温に優れて乾きやすいウール素材を使っているとのこと。天候に恵まれない事も多いこのあたりのトレッキングには、同素材の長袖下着とともに必需品とか。

つり橋を渡ると、ブナやシダの生い茂る森に曲がりくねった板敷きの道が続きます。1983年の地すべりで崩れた足場の悪い場所を通過するための道だそうですが、自然の道より歩きやすく心持ペースが上がります。間もなくマッケイ滝に到着しました。

マッケイ滝
昨日はサザーランド滝の荒々しさにすっかり心を奪われましたが、このマッケイ滝はまた趣の違った、繊細な美しさに感嘆させられます。4日目で一番印象的だったのは、このマッケイ滝とジャイアントゲート滝でした。
あの山の向こうに海があるのだろうか?”
トラックの終わりが近づくのを感じながら、1歩1歩を大切に踏みしめます。

ジャイアントゲート滝
30マイルポストを通過すると、滝の音が聞こえてきます。ジャイアントゲート滝がみえてきました。エイダ湖から流れ落ちる水は清らかで、滝壷をコバルトブルーに染めています。
この滝を過ぎれば、ゴールのサンドフライポイントまであと一息。
”終わったねぇー”の言葉には安堵感とともに一抹の寂しさも。
ガイドツアーの参加者はここからTHCホテルに向かい夜の晩餐を楽しみます。イブニング用のワンピースを着ている人もいて、ちょっとタジタジ。
翌日のミルフォードサウンドクルーズまで参加して、5日間を共にしたメンバーとお別れしました。