和歌?短歌?俳句?・・


          和歌 ? 短歌 ? 俳句 ?


        「 七夕や、娘は第一反抗期 」
       これはLong Long Ago の昔友人Kの 「 句 」 である。
        そのとき、私の作った 「 句 」 に
       「 いってらっしゃい、インターホンに送られて 」 がある。
       ともに職場の文集に載ったので記憶している。
       Kさんはギンコウに行った、と言う。 「 吟行 」 らしい、
       「 銀行 」にも似て聞こえがいい、
       コオロギを探しに・・・とは少々趣がちがう
       和歌も、短歌も、俳句も、川柳も、よくはわかりません、
       5・7・5と5・7・5・7・7 があるようで。

        国語の先生でした、
       5・7・5の「 句 」 を作っていた時のこと、先生は
       「難しく考えるな」「感動したものを、とにかく5・7・5に
       書いてみろ」と言い、手始めにと、
       「○○○○ や ああ ○○○○ や ○○○○ や」と教えた、
       私は「ボタモチや、ああボタモチや、ボタモチや」と書いた、
       この先生、5・7・5・7・7の説明の時に、
       5・7・5まで書いて、その後が続かないことがある、
       その時、「それにつけても、金のほしさよ」と続けたら、
       立派な「句」になる、・・・・・と説明した。
       国語の時間は面白かった、成績はともかく。

        子供が中学生のころ、唐突に「百人一首を知っとるか」と
       尋ねた。
       冷静に考えれば、私でも
       「 花の色は移りにけりないたずらに・・・・・・・ 」
       くらいは知っているが、なにぶん、唐突に、である。
       とっさに、
       「 古池や、かわず飛び込む、水の音、」 と答えると、
       「 ほう 知っとるか゜」 と認めたものの、
       「 下の句は ! ! ! 」  とたたみかける、
       ぐっと詰まったが、「 どぼん、どぼんと 夜もすがら 」
       ときりぬけた。

        笠岡で見た落首に
       「 東・西狙い定めて漏らすなよ、みなみて(南)人が
       きた(北)ながるらん 」 とあった。
       山陽で見た落首に
       「 真ん中を狙い定めて漏らすなよ、吉野の桜も
       散れば汚き 」 とあった。

        我が母校に半世紀以上前から語り継がれたと言う名句に
       「 ほけ(湯気)がでる、今した糞(くそ)に、違げぇねぇ 」
       がある。


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