行政区画的には静岡県静岡市葵区が中心となる南アルプスの核心部にある、いずれも深田久弥が選定した日本百名山である、「荒川東岳(悪沢岳)」と「赤石岳」と「聖岳」の3座、及びその他の標高3000メートル級の山々を巡る縦走登山(ブロッケン現象)(雷鳥)(わらじトンカツ)(ヤマメ)(芋柄(いもがら))

2017(平成29)年8月9日
2017(平成29)年8月13日改訂

 今回は、先月下旬に山仲間と行ってきました、行政区画的には静岡県静岡市葵区が中心となる南アルプスの核心部にある、いずれも深田久弥が選定した日本百名山である、「荒川東岳(悪沢岳)」と「赤石岳」と「聖岳」の3座及びその他の標高3000メートル級の山々を巡る縦走登山をご紹介します。

 

 第一 登山行程の概略


 以上5泊6日の山行でした。

 高低差は、2021メートルでした。

 2021メートルを登り、更に2021メートルを下りたことになります。

 

 第二 登山装備

 

 第三 登山の具体的行程

 第1 1日目


 午前4時にI氏が私の自宅にプリウスワゴン車で迎えにきてくれました。

 助手席に乗り、山形蔵王インターチェンジから未明の山形自動車道に入り、村田ジャンクションから東北自動車道に入り、埼玉県から東京都心を迂回する「圏央道」に入り、東名高速道路に入り、更に新東名高速道路に入り、新静岡インターチェンジで下りて、山道を進み、大井川鉄道井川線の終点の「井川駅」脇を通過して、畑薙(はたなぎ)第一ダムの手前に設置された「夏期臨時駐車場」に午後1時丁度に着きました。

 「夏期臨時駐車場」にプリウスワゴン車を停めて、登山装備をして、登山届を提出して、「夏期臨時駐車場」を午後2時30分に発車した「特種東海フォレスト」の送迎バスに乗り、南アルプスの登山基地で有名な「椹島(さわらじま)ロッジ」に午後4時頃着きました。

 「椹島(さわらじま)ロッジ」は、素泊まり(料金6000円)にしました。

 

 「椹島(さわらじま)ロッジ」には、沸かし湯のお風呂があったので、ロングドライブでかいた汗を流すことができて快適でした。

 

 その日の夕食は、「レストハウス椹(さわら)」の脇の草原の広場に設置された木製の大きなテーブルで焼肉でした。

 焼肉をして、生ビールを飲み、「椹ソフトクリーム」を食べたことは、

2017(平成29)年8月3日静岡県静岡市葵区のとても山奥にある南アルプスの登山基地として有名な宿「椹島(さわらじま)ロッジ」隣の「レストハウス椹(さわら)」の、食感がすごく滑らかで甘さが穏やかな「椹(さわら)ソフトクリーム」
(ソフトクリーム)(焼肉)(登山)(静岡県)

でご紹介しました。

 その日は、翌日からのハードな登山に備えて早く休みました。

 

 第2 2日目


 午前3時に起床して、登山支度を調え午前4時に出発する予定でした。

 しかし、雨が降っていたので、1時間停滞して雨がおさまった午前5時10分に「椹島(さわらじま)ロッジ」を出発しました。

 宮崎県から来たという熟練の登山者は、上下のレインウエアを来て午前4時過ぎには出発していきました。

 この宮崎の方とは、これから3泊する山小屋でも一緒でした。

 

 この日は、シラビソやオオシラビソ(アオモリトドマツのことをいいます。)や松の仲間のトウヒなどの林の中をひたすら登りました。

 林の中で視界が開けず展望がない山道を、森林浴をしながらひたすら登り続けました。

 

 途中の「清水平」の水場の脇のグラグラ動くベンチで朝食をとりました。

 急斜面のところの岩に分離型のバーナーのスパイダーを設置して湯を沸かし、インスタントラーメン「ラ王味噌味」に丸餅を入れて「力ラーメン」にして食べました。

 

 この日に泊まった「千枚小屋」の標高は2497メートルなので、「椹島(さわらじま)ロッジ」(標高1120メートル)から、一気に1377メートルを登ったことになります。

 

 南アルプスはアプローチが極めて長いことを実感しました。

 途中「見晴台」がありましたが、曇っていて展望が全くなかったのでパスしました。

 苔(こけ)が沢山ある「駒鳥池(こまどりいけ)」を過ぎるとまもなく「千枚小屋」でした。

 

 「千枚小屋」には午後1時40分に着きました。

 この日の行動時間は、8時間30分でした。

 

 「千枚小屋」にも「生ビール」がありました。

 ここの「生ビール」は800円で、ガラスジョッキではなく紙コップでの提供でした。

 たっぷりと汗をかいた後の生ビールはとても美味しかったです。

 

 午後3時過ぎに、山梨県からきたS氏が「千枚小屋」に到着しました。

 早速ビールやフランス製の赤ワインやウイスキーで再会を祝いました。

 酒のつまみは、S氏が持参した本場千葉県産の落花生(ピーナッツ)を自家焙煎した甘皮付きのとても美味しいピーナッツでした。

 

 「千枚小屋」には、石油ストーブをたいた乾燥スペースがあり、大量の汗でびしょぬれになった上下の服すべてを乾かすことができました。

 

 上下の着替えを持っていったので、快適に山小屋で過ごすことができました。

 

 「千枚小屋」の宿泊料は、夕食付き朝食なし1泊で8100円でした。

 

 第3 3日目


 早朝3時に起床して、午前4時にI氏とS氏と3人で「千枚小屋」を出発しました。

 この日の行程は非常に長かったです。

 合計行動時間は、12時間21分でした。

 この日は、雷鳥の親子を見ることができました。

 更に,朝陽が背後からさしこみ,反対側にある向こうの朝霧に私たちの影と私たちの影の周りに虹に似た光りの輪が見えました。

 これをブロッケン現象というようです。

 ブロッケン現象を見ることが出来てラッキーでした。

 

 

 第4 4日目

 3時に起床して4時に 百間洞山の家(標高2550メートル)をI氏とS氏と3人で出発しました。
 この日の行動時間は前日より短かったですが、合計10時間でした。
この日も、雷鳥の親子をすぐ近くで見ました。

 

 第5 5日目

 午前3時に起床して午前4時ジャストに出発予定でしたが、I氏が寝過ごしてしまい午前4時20分に「聖平小屋」を出発しました。

 途中にガレ場やヌカルミがあり、なかなかハードな行程でしたが、「聖岳」の登山口である

 第6 6日目

 民宿深山を朝食を食べないで午前6時に出発しました。

 新東名高速自動車道に入り、「圏央道」で少し渋滞がありましたが、栃木県に入り東北自動車道佐野インターチェンジで下りて、名物青竹手打ちの「佐野ラーメン」を「山銀」で食べました。

 この「山銀」の「佐野ラーメン」に関しては、別のブログで書きます。

 山形の自宅にはまだ明るい午後5時頃に到着しました。

 


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