2010.12.13
このゲームの兵士は自分の体にインプラントと言うものを埋めこむ事ができ、それを使用する事で特殊なサポート機能を利用する事ができるようになっている。インプラントは全部で10種類あり、兵士のBRが6以上だと1つ、BR12で2つ、BR18で最大3つのインプラントを同時に埋めこんでおくことができるようになる。
インプラントの設定はImplant Terminalでいつでも好きなように行う事ができる。これはSanctuaryのHARTが発着する建物と、他の星にあるBio Laboratory基地の地下2階に設置されていて、中に入ると頭上のシャッターが下りてそこでメニューに従ってインプラントの埋込、摘出を行う。とてもお子様に見せられないグロテスクな作業なのでシャッターで中が見えなくなっていると勝手に想像している。
現在自分に埋め込んであるインプラントは[U]キーで出るCharacterパネルで確認できるようになっている。パネル左下にある3つの枠がそれ。この枠をクリックしてアイコンをマクロバーに置く事で、マクロバーから状況の確認ができたり、1ボタンでインプラントを発動させる事ができるようになる。
インプラントはリスポーンした直後はまだ使用することができず、一定時間経って左絵のインプラントアイコン下のバーが満タンになるまで待たなければならない。このバーのチャージ速度はインプラントの種類によって異なる。
インプラントの中にはチャージが完了すると自動で発動するものもあるが、ほとんどは自分で任意に発動させる物で、このパネルのインプラントのアイコンの右下の小さい枠をクリックするか、クイックスロットに登録したボタンを押すことで発動させる。クイックスロットから発動させるのが一般的。アイコンは、未チャージで使用不可能な時は灰色、チャージが完了して発動準備ができると白色、発動中のものは緑色で表示される。
全10種類のインプラントの詳細は以下のとおり。
自分の近くで動いている敵の足音を感知してレーダーマップに表示させるインプラント。
壁や扉の反対側に居る敵でも感知できる。ただし足音は走らないと出ないので歩いていたり止まっている敵には反応しない。また、Sensor Shieldのインプラントを使用している者は走っていても感知できないようになっている。
使用中のスタミナ消費が少なめで自分が静止していればスタミナはまったく減らないので、ターミナルのハッキング中や敵を待ち伏せしている時などに特に活躍する。
乗物に乗っているときも自分は動かないので常に発動させておける。
感知できる範囲は水平方向に半径20m程度、垂直方向には無限(上空400mからでも地上の敵を感知可能)。
略してDV。自分の近くでクローキングしているInfiltrationが見えるようになり、展開中のAMSの姿を遮蔽フィールド外からでも見ることができるようになるインプラント。かなりポピュラーなインプラントでBR6以上のほとんどのプレーヤーが使用している。
その代わりDVの発動中は全体が暗く表示され、視界そのものが極端に狭くなる(約25m)。クローキングしている者は派手な色で表示されるので思わず反射的に味方を撃ってしまう事もしばしば。
またこのインプラントと三人称視点の併用は不可能となっていて、DV発動中に視点を切り替えると勝手にDVが解除され、三人称視点でDVを発動させると勝手に主観視点に切り替わるようになっている。
↑左が通常の視界で、右がDVを使用したときの視界。静止していると全く見えなくなるInfもDVを使用するとハッキリと表示される。その代わり視界が狭くなって奥の壁が見えなくなっていることに注意。
Infiltration兵と一緒に消えているWraithもしっかりと映し出される。
↑DVを使用中のプレーヤーは頭の上の名前の横に専用のマークが表示される。
普段は見ることができない敵兵士のヘルス、アーマー、敵乗物の装甲やBFRのシールド残量を味方の場合と同じようにバー表示させることができるインプラント。乗物に乗っている敵の名前も表示される。
これによって複数の敵の中から一番弱っている奴を狙うというような事も可能になったり、戦場での判断の大きな助けになる。戦車のガンナーやスナイパーにはかなり有用なハズ。
これは任意で発動させるインプラントだが、チャージが完了すると自動で起動するようにもなっている。スタミナ等の消費はゼロで、発動していて困ることは特にないので、そのまま常時使用しておくのが普通。
ナイフの攻撃力を飛躍的に上げるインプラント。その威力は確かに凄まじいものがあるのだが、所詮ナイフ。
Infiltrationスーツを着ることが多い人や、水中戦マニア(水中ではナイフ以外の武器は使えない)が使用する。
自分のまわりにシールドを張り、受けたダメージをスタミナで吸収するインプラント。リスポーンからチャージ完了までの時間がかなり長く、チャージ完了前に殺されることも多いが、これとMed-kitとの併用で歩兵同士の撃ち合いではかなり生存率を上げることができる。
発動中はダメージを受けなくても徐々にスタミナが減っていき、ダメージを受けたときは更に本来ダメージとして受ける分をスタミナで吸収する。あまり使用するとスタミナが0になって走れない、ジャンプできないという状態に陥りやすい事に注意。密かに人気のあるインプラント。
ズーム機能を強化して、12倍まで倍率を上げられるようにするインプラント。チャージが完了した状態でこのインプラントを発動させてからズーム機能を使うと、自分がどのような状態でもx4, x8, x12のズームが可能になる。スタミナ等の消費はゼロ。
実は12倍まで拡大してもそんな遠くまで有効に狙えるような武器はBolt Driverぐらいなのでそれ以外の武器を使うときはオフにしておく方が良いかもしれない。↓100m先にあるWall Turretを見たときの見え方の違い
スタミナをヘルスに変える。発動させるとスタミナが徐々に減っていき、代わりにヘルスが徐々に増えていく。
スタミナとヘルスの交換速度はそんなに早いペースではないので、攻撃を受けながら回復していく用途にはあまり向かず、戦闘と戦闘の合間に隠れて使うのが一般的。実はあまり人気は無いと思われるインプラント。
自分が死にかけたときに自動的にヘルスを回復するインプラント。これだけ聞くと最強のインプラントのように思えるが、初期チャージ時間が相当長いので普通に戦っている兵士の寿命ではなかなか発動しない。長距離遠征での戦闘でたまに発動する程度かも知れない。
ヘルスが10以下になった時点で発動してヘルスを30ぐらいまで回復してくれる。ただし大量にスタミナを使用するので連続使用は不可能で、たった30程度のヘルス回復では焼け石に水の場合も多い。
ヘルス10以上から1発で倒されるような強力な攻撃を受けた場合もインプラントが発動することなく死んでしまう。
あまり人気は無いと思われるインプラントのひとつ。
かつてSilent Runと呼ばれていたインプラントで、これを使用している間は敵のMotion Alarm SensorやMosquitoのレーダー、Interlink基地のレーダー機能等、敵の全ての策敵システムに感知されなくなる。Spitfire Turretもこちらから攻撃しない限り反応しない。Audio Amplifierインプラントにも検知されない。Jammerグレネード等のジャミング系の攻撃が相手のレーダー機能を麻痺させるのに対して、これは自分だけがレーダー機能を回避する。
使用中は少しずつスタミナを消費するが、消費速度は重いスーツを着ている時の方が早く、Infiltrationスーツだとほとんど減らないくらいの消費量になる。自分が乗物に乗っている時やMAXスーツを着ている間は使用不可能。
Infiltrationスーツを着て姿を消してもレーダーには普通に反応されるので、隠密行動を取る場合は必須のインプラントと言える。
ただし、Interlinkの効果を持つ敵基地のSOI内で武器やサポートアイテムを使用すると、その間だけ一時的にインプラントの効果が無効になる。これには例外があり、Expert Hacking, Electronics Expertを持つプレーヤーがREKを使用する場合に限り、その間もインプラントが解除されない。
また、このインプラントの使用中は敵のリスポーンルームに侵入したときのペインフィールドのダメージを受けなくなるという効果もある(Pain Moduleの効果を受けた基地のリスポーンルーム、ジェネレータールームのペインフィールドのダメージは無効化できない)。この効果だけでも利用価値は高く、人気のインプラントとなっている。
走る速度を上げるインプラント。使用中は自身の足が軽く光を放ち、周りのプレーヤーからも確認できる。ただし、クローキング中のInfiltration兵の場合はこの光は出ないので安心を。
もとの移動速度をアップさせる物なので、Reinforcedな人が使用するよりAgileな人が使用したほうが高速になる。その上重いスーツほど使用中のスタミナの消費が激しい。MAXを着ているときは使用不可。
物陰から物陰��移動や、一気に敵との間合いを詰めたい時などに使用するのが一般的。
手ぶらの状態しか機能しないインプラントで、何かを手に持った状態で発動させると強制的に手に持っているものを外し、インプラント使用中に何かを手に持つとインプラントが解除される。
Reinスーツではあまり長時間の使用はできないので使いどころを考えてピンポイントで使うことになるが、InfやStandardスーツならかなり気軽に使うことができる。