前項まででトレーニングが終了したので、最後に戦闘の準備、戦場への移動までを解説します。
バーチャルトレーニング場から戻ってくると、最初にゲームにログインした場所に戻って来るはずです。
次はOrbital BuildingというHARTの発着用の建物へ向かいます。
Orbital Buildingは自分が出てきた建物の近くにある巨大な建物です。建物の位置関係は上の絵とは異なる場合がありますが、必ずこれらの建物は密集して置かれています。
←Orbital Buildingの外壁にはこのようなマークが付いています。
Orbital Buildingに入ったら、まずはCertificationの設定を行ないます。
Certification(略してCert)とは「免許」のような物で、ごく基本的な武器やスーツを除いてゲーム中の全ての武器、乗物等はそれに対応するCertを持っているプレーヤーしか扱う事ができません。Certは自分の持っているCert Pointを使用して自分の好きな物を取得するようになっています。プレーヤー毎の役割分担や特性といった物は、どのCertを取得しているかで分かれてくるわけです。
Certの取得はCertターミナルで行ないます(←の絵)。今居るHARTステーション内に複数設置されているので、どれでも適当な物にアクセスしてCertを取得しましょう。
このターミナルで自分の持っているCertポイントと引き替えにCertを取得するわけですが、逆にCertを返却してCertポイントに戻す事も可能です。各自のCertポイントの持ち点は自分のBR(戦闘レベル)に比例しており、BRが上がれば一度の多くのCertを持つ事ができます。
自分が取得したCertでしばらくプレイしてみて、違う武器や乗物を使用したいと思ったらCertを返却して別のCertを取得しなおす事ができるわけです。ただし、Certの取得はいつでも好きなように行えますが、返却は1つCertを返却すると以後6時間は行なう事ができません。戦況に合わせてCertをチョコチョコ変更する、と言う事ではなく、今日は飛行機乗りで明日は戦車乗り、という具合に日替わりで軽くプレイスタイルを変えるという感覚です。
CertはCertification一覧ページにあるとおり、非常に多くの種類があります。トレーニングをちゃんと終らせているなら自分のBRは3以上になっているハズなので、自分のCert ポイントの持ち点は9ポイント以上あるハズです。この9ポイントを使って適当にCertを取得しましょう。(BRが3以上になっていなかったらトレーニングでやっていない事が多すぎるので、もう一度トレーニングに戻ってBRを3に上げてくるのを勧めます)
適当に、とは言ってもゲームを始めたばかりではどのCertを取れば良いのかよく分からないと思います。そのため、作成したばかりのキャラクターは最初からMedium Assault, Reinforced ExoSuit, ATV, Harasserの4つのCertを取得した状態になっています。
気にくわなければそれらをCertターミナルで返却して、改めて自分の好きなCertを取り直せば良いだけなのですが、悪い事は言わないのでとりあえずMedium Assault(略してMA)は残しておきましょう。これは歩兵として戦う為には必須で、これを取らないと他の歩兵用武器のCertが取得できないようになっているので、ほぼ全てのプレーヤーが取得しています。
BR3でMAを取ると残りは7pointあるはずです。最初に取ってみるCertは以下の物を勧めます。
Heavy Assault | 4point | 近距離専用の強力な武器を扱える。屋内戦で活躍したい人向け。 |
Anti Vehicular | 3point | 対装甲用の武器を扱える。屋外でも少しは活躍したい人向け。 |
Armored Assault 1 | 2point | 一人乗り軽戦車「Lightning」を扱えるようになる。屋外でも活躍したい人向け。 |
Armored Assault 2 | 1point | 複数人で扱う戦車を運転できるようになる。屋外でもっと活躍したい人向け。 ただし「Armored Assault 1」を持っていないと取得できない。 |
Air Cavalry, Scout | 3point | 一人乗り偵察機「Mosquito」を扱えるようになる。 主に足代わりだが、軽車両や歩兵相手には十分戦える。 |
Air Cavalry, Assault | 2point | 一人乗り戦闘機「Reaver」を扱えるようになる。空の主役。 「Air Cavalry, Scout」を持っていないと取得できない。 |
ATV | 1point | 一人乗りの高速なバイクを扱えるようになる。ポイントが余ったときの足代わりで。 |
Light Scout | 5point | 軽車両各種と偵察機「Mosquito」がセットになったCert。飛行機も車も、という場合に。 |
MAX各種 | 2-3point | 強化装甲MAXスーツで戦えるようになる。 |
もっと他にもありますが、最初はこの辺から選ぶのが妥当だと思われます。前述の通り後で返却する事も可能なので、そんなに深く考えなくても良いと思います。初期のBRの低いうちは一度にたくさんのCertを取る事は無理なので、今日はコレ、明日はコレと日替わりで色々使ってみるのが良いです。BR10ぐらいまではガンガン上がっていくので、そうなったらサポート系のCert等にも手を出してみましょう。
上述のとおり「Certの返却は一度行なうと以後6時間は行えない」という制限がありますが、作成から7日以内の新規キャラクターに限っては6時間制限無しで好きなだけCertの返却と再取得ができるようになっています。
あと、最初は気づかない人も居るようですが、複数の座席がある戦車等は運転席に座るには対応するCertが必要ですが、運転席以外の座席に入るのにはCertは特に必要ありません。
Certを取得したら戦場へ出る為の装備を整えます。近くに装備ターミナルがあるハズなのでアクセスします。
装備ターミナルでの操作方法はバーチャルトレーニングでやったはずなので細かい説明しません。
まずArmorタグを選んでスーツを着替えます。歩兵用のスーツとして、Infiltration / Standard / Agile / Reinforced の4種類が用意されています。スーツ毎に耐久度、移動速度、持ち運べるアイテムの量、武器スロットの構成が違います。この中でStandardとAgileだけはCert無しで誰でも使用する事ができます。>スーツの解説
生まれたばかりのキャラはStandard ExoSuitを着ているハズですが、これで戦場に行ってはダメです。とりあえずAgile ExoSuitに着替えます。Standard、AgileどちらのスーツもCert無しで着用可能で、性能はAgileの方が上なので、戦闘に出る際には必ずAgile以上のスーツを着る事になります。
スーツを着替えたら武器やアイテムを詰め込みます。
まずは「Clear」ボタンを押して全部空っぽの状態にして、
あとは自分で武器やアイテムを詰め込みます。バーチャルトレーニングの時と違って、ターミナルのリストには自分が取得しているCertで使用可能な武器、アイテムしか表示されません。↑の絵はNCで武器のCertはMedium Assaultしか持っていない場合の一例です。これを参考にしながら武器、弾薬、Medkit等をバランス良く入れていきます。
Medkitは必ずいくつか入れておくようにしましょう。予備の弾薬を一杯詰め込んでもどうせ使い切る前に死にます。プレイスタイルによっても違いますがAgileスーツの場合は2~4個ぐらい入れておきます。REKもできれば常に持ち歩きたいです。
詰め込み終えたらターミナルを閉じる前にそのセットをセーブしておきます。
装備ターミナルのパネルの「Favorites」タブを選んで、<Empty Configuration>と書かれている項目を選んでそこに今自分が装備しているセットを保存することができます。同時に10セットまでセーブしておく事が可能なので、後から自分で分かるように簡単な名前も付けておきましょう。
ここにセーブしたセットは、以後は装備ターミナルにアクセスしたときに「Favorites」タブからダブルクリックするだけで一瞬で装備できるようになります。実際の戦場では敵が迫って来るというのに装備ターミナルの前でモゴモゴといつまでも装備を整えていては時間の無駄だし、周りの仲間にも迷惑になります。「Favorites」のセーブ、ロード機能を活用して素早い装備の切替をおこなうようにしましょう。
セーブが終ったらターミナルを閉じて、いよいよ戦場への移動です。
自分が現在いるSanctuaryは敵の来ない不可侵な惑星なので、別の戦闘が起きている惑星へ移動する必要があります。宇宙を飛行機で飛んでいく事はできないので、惑星間の移動には専用の手段を用います。
手段はこの3つがあります。「インスタントアクション」はESCキーを押して「Instant Action」を選ぶと10秒後に適当な戦場の近くへランダムでワープさせてくれる便利な物ですが、より小規模な戦場へ飛ばされる傾向があり、どこへいくかも自分で選べないのであまりオススメしません。
「ワープゲート」は乗物に乗って違う惑星へ移動するのに便利な手段です。詳しい事はワープゲートの解説ページを参照してください。
最後のHARTを使用するというのが、多くのプレーヤーが最初に戦場へと移動する時に利用する手段です。ここではこの方法を説明します。
HARTというのはSanctuaryから5分おきに出ている定期シャトル便の事で、今いるOrbital Buildingと呼ばれる建物は、このシャトルの発着用の建物になっています。
建物の中を見回すと上にタイマーが付いているシャトルの絵が描かれたドアがあるはずです(↓)。
このドアからHARTに乗り込む事ができます。5分に一度しかHARTは来ないので上のタイマーが0になるまで待ちましょう。タイマーが0になるとドアが開くようになり、ドアの奥に入っていくと勝手にHARTに乗り込みます。
HARTに乗り込んでしばらくするとHARTの飛び立つ様子が流れ、画面が勝手にマップ画面に切り替わります。
ここで自分が行きたい場所を選択すると、そこまでHARTで運んでくれると言うわけです。
まずは行きたい惑星を選び、���その惑星のどのあたりに行きたいのかを選びます。
誰も居ない所に行ってもしょうがないので、現在戦闘が行なわれている場所を探してそこを選択しましょう。
戦場を探す為の手助けとなるのが、マップ画面に出ているホットスポットという物です。
←これがホットスポットというもので、この場所で現在自軍の誰かが敵と交戦している事を示すマークです。これがたくさん出まくっている場所はそれだけ激しい戦闘が行なわれていると予測できます。このマークを頼りに自分の行く場所を選びましょう。
なお、HARTは敵国によって全ての基地が統一されてしまっている惑星には行く事ができません。また、その惑星に既に自軍のプレーヤーが人数制限一杯(133人)まで入っている時は、スグには行く事ができずキャンセル待ちになります(ワープキューイング)。キャンセル待ちの人数が多すぎるときは、キャンセル待ちを解除してもう一度Gキーを押して全体マップに切替え、別の惑星を選び直す事もできます。
場所を選択しおわると、その場所へ実際に移動します。HARTは選択した場所の上空まで運んでくれるだけで、そこからはドロップポッドと呼ばれるもの(←絵)で各自地面まで落とされます。
ドロップポットで降下を始めて、着地、ポッドが開いて中から自分が出てくると、そこから自分で操作できるようになります。
空からポッドが落ちてくる姿は結構目立つので、そこを敵に見つかると降りた瞬間敵に殺されます。死ぬのが嫌なら戦禍の真っ直中や敵地深くに降下するのは遠慮しておきましょう。ただ、降下した所を敵に殺して貰えば、素早く仲間の場所(リスポーンポイント)まで移動できるので楽ではあります。降下後すぐに自殺してリスポーンポイントへ移動するプレーヤーもたまに居ます。
ココまででこの解説は終了です。お疲れ様でした。あとは適当に戦って死にながらシステムを学んでいきましょう。最初のうちは訳も分からず殺され続けるだけかも知れませんが、味方のあとについて動き回っているだけでだんだん遊び方が分かってくるはずです。
一番の基本は「とにかくマップをよく見ろ」です。このゲームのマップ画面はほんとに多くの情報が詰まっていて、非常に重要です。何かあったらマップを確認しましょう。そこから全てが始まります。