戦闘

2010.12.13

Planetsideでの戦闘は、基本的には他のFPSをプレイした事がある人なら迷うようなものでもありませんが、基本的なところだけ簡単に説明しておきます。

ターゲットカーソルの見方

武器を構えると、画面中央にターゲットカーソル(レティクルとかクロスヘアとも言う)と呼ばれる照準が表示され、目標をそのカーソルに合わせて左クリックする事で、ターゲットに向けて弾を発射し攻撃します。ターゲットカーソルは非常に小さくて見難いですが、実はいろいろな情報が表示されています。
これがターゲットカーソル
まずカーソルの色。↑絵の様にカーソルが緑色の場合はその目標が味方、もしくは自軍のオブジェクトであることを意味しています。同様に赤色の場合は自分にとって敵であることを意味します。また、目標までの距離が遠すぎる場合は、敵でも味方でも黄色で表示されます。
TRだから赤いわけじゃないよたいていはカーソルの色に頼らなくても対象の姿や色から敵味方の区別は付きますが、天気や光の差し具合で相手が確認しにくい状態でもカーソルの色だけで敵味方の区別は付くようになっているという事です。

続いてカーソルの下に表示される黄色い文字が目標の名称です。上の絵の場合は「Prowler」という戦車の名前が表示されています。歩兵やMAXならそのキャタクターの個人名を、ターミナル等のオブジェクトならその正式な名称がカーソルを合わせると表示されます。

さらにその下に[ ]で囲んである数字がその目標までの距離です。この絵だとProwlerまで70.6mという意味。また、この距離表示は色が赤と緑の2種類がありますが、違いは不明です。
遠くの飛行機を狙ってみる←これは手にPulsarという武器を構えている場合で、Pulsarの射程距離は200mなので、このように210m先の目標はカーソルが赤でも緑でもなく、黄色で表示されます。

武器によって射程距離いっぱいで弾が勝手に爆発したり、消滅したり、そのまま飛んでいったりしますが、どの場合も射程外では目標にダメージを与えることはできません。もっと近づきましょう。

Cone of Fire

Planetsideの射撃にはCoFシステムというものが採用されていて、目標をターゲットカーソルに合わせて攻撃しても、必ず狙ったところに弾が飛んでいくわけではなく、一定の範囲内で弾がバラけるようになっています。
オフィシャルからパクリ
実際には↑絵のような感じでターゲットカーソルを中心として円錐状(Cone)に弾がバラけます。これがCoFというもので、この円錐の開き具合は武器によって多少の違いがあります。CoFの広がりが少ない武器の方がより遠距離の目標に正確に攻撃を行えるというわけです。また、CoFは自分が屈んで静止した状態が一番良好で、立つ<歩く<走る<ジャンプする、の動作で同じ武器を使ってもCoFが悪化するようになっています。
遠くの敵を狙うにはしゃがんで撃つのがより確実というわけで、スナイパーライフルを使う人がみんなしゃがんでいるのはその為です。

また、大きな武器は使用したときの反動が大きいという傾向があり、そのような武器は発砲直後にCoFが一時的に悪化するという特徴もあります。あまり大きくなくても連射速度の速い武器などは連射していくと徐々にCoFが広がっていきます。至近距離で多少弾がバラけても構わない場合はそれでもいいのですが、遠めの目標を狙う場合は連射してCoFが広がってきたらいったん撃つのを止めてCoFが安定するまで待って、また連射するというのが重要になります。特にPulsar, Cycler, GaussといったMedium Assaultの武器はこの動作が非常に重要です。

実際のゲーム画面には上の絵のような円錐は表示されません。代わりにCoFの目安として、ターゲットカーソルには上下左右に4つのマークが表示されます(↓絵)。
TRのMAXをねらう1
この4つのマークからできる内接円がその武器を使用したときの100m先のCoFの円錐の大きさを表します。
要するに↓絵で白く表示している円の中のどこかに弾が飛んでいくという事です。
TRのMAXをねらう2
100m先での弾のバラける範囲を表しているので、↑のように目標が100m以内に居る場合は実際に弾のバラける範囲はもっと小さくなります。今撃てば、まず間違いなくこのMAXに命中します。当然、目標が100mより遠い場合はこの円よりも外側まで弾がバラける事になります。

Grief System

敵もいれば当然味方もいるこのゲーム、あやまって味方を攻撃した場合は味方にもダメージを与えてしまいます。また、世の中には善人もいれば悪人もいるわけで、好きこのんで仲間を攻撃する人も居ます。そういったTK (Team Killing)行為の抑止の為にPlanetsideではGrief Systemというものがあります。

これは味方や自軍のオブジェクトを攻撃するとGrief Point(略してGP)という物が貯まっていくシステムで、大ダメージを与えると一度に大量のGPが加算されます。また、連続で攻撃すると倍々でGPが加算されていきます。乗物で味方を轢いてしまった時は轢いた方と轢かれた方の双方にGPが入るようになっています。
ただし、自分と同じSquad、Platoonのメンバーを攻撃してもGPは入らないようになっています。
危険ですので良い子は絶対まねをしないように
GPを得た場合はこんな感じで画面にその旨が表示され、「ビビー」っといかにも良くない音がします(仕様変更により現在は自軍のGeneratorにダメージを与える事はできません)

意図的に狙わない限りあまり意識することは無いのかもしれませんが、悪行を重ねてGPが1000ポイントまで貯まると画面にデカデカと警告メッセージが表示されて、一定時間のペナルティが課せられます。
ペナルティの内容は、

というものです。ペナルティの時間は画面中央に表示されます。これはログイン時間ではなく実時間で計算されています。こうなった場合はペナルティ時間が終るまでゲームを止めるか、戦線を離脱して裏方に専念するしかありません。
ドカーン
ペナルティを受けている画面。ペナルティの残り時間あと28分51秒。現在の自分のGPはキャラクターパネル(Uキーで出るパネル)で確認することができます。

貯まったGPを減らす唯一の方法は時間の経過で、ログインしていてもいなくても実時間の1時間で約10減ります。要するに1日240ポイントぐらいまでなら、不幸な事故で済まされるという事。
また、GPは同じサーバーに自分が所有するキャラ全員で共有するので、一人がペナルティを受けたら同じサーバーの違うキャラで遊ぶことも不可能です。

悪意は無くても、爆風の大きい武器などを不用意に使いまくると簡単にGPが貯まったりすることもあるので、ThumperRadiatorを使用する場合や、すぐに止まれない乗物を運転する場合はGPに注意しましょう。

GP1000のペナルティを繰り返し受けていると、ホントの悪人だと判断されてアカウント自体の休止、停止処分を受けることも一応は可能性としてあり得るようです。

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