古本屋日記 2007年10月 |
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| 10月30日(火) 今日はもう火曜日。さすがにスペースの関係でこれ以上本を仕入れることは自重しなければならないが、もしかして掘り出し物があるかも、と市に顔を出すのは客の時代とほとんど変わらない。 まず目に付いたのは国書が固まって出ている山。海外ミステリーの第1期ばかりだが、20冊以上入っているのはやはり魅力的。絶対落とすつもりで札を入れる。 でも結果は惨敗でした。「このあたりにいい本が並んでるからね」と私の眼中になかった本を教えていただきましたが、そのあたりの本は全然興味ないもんねっ、と猫又さんと頷き合う。案の定、今となってはタイトルすら思い出せません。 次に落としたかったのが2階にあった宗教関係の山。それほど黒っぽい本はないけれど、自分にはちょうどいいぐらいの品揃え。この類の本を手に入れるためにマークしなければならないのがノムラさん。毎回ものすごい勢いで買っておられるので、この山にもかなりの額を入れてくる可能性がある。自分では精一杯と思える額を入れてから2階のベンチで様子を見ていると、やはりノムラさんが計算を始めたではないか。計算の熱心さから見て、自分の上札では負けると判断。ノムラさんの入札後に「改め札」を入れることにした。上札を上乗せし、先ほどの上札は中札に。 さらに、ことば屋さんから昼食の誘いを受けた際に「ちょっと待って、改め札入れて来る」と再び2階に。上札をまた上乗せし、上札を中札に、中札(最初の上札)を下札に変更。これで落ちなかったらしょうがない。 結局、中札で落札できました。最後の「改め」は必要なかったけど、その前の「改め」がなかったら落札できなかったわけです。やはりこのレベルの本でも結構入れてくるんですね>ノムラさん。 本日落札したものは、 『輪廻と転生』始め宗教関係一括(約220冊) 『前世とあなたの不思議関係』始め新書15本(約330冊) 『現代日本のイデオロギー』始め単行本1本(13冊) 『まんが恐竜図鑑事典』始め児童書9本(約180冊) 辞典5本(32冊) 料理雑誌2本(約50冊) 計 約800冊 自重するつもりで、想定外に買ってしまうのも客の時代とちっとも変わらん。 |
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| 10月26日(金) 広辞苑第五版はそのうちネットに出品しようとは思っていたのだ。ところが、現在、日本の古本屋では出品数が契約の1000件に到達してしまっているため、契約が3000件に変更になる来月になってからゆっくり考えればいいと思っていた。そこに「1月に改訂版刊行を予定」の報道である。 しまったなあ、もう少し早く出しときゃよかったぜ。もう今頃は日本の古本屋でも第五版の出品で溢れているんだろうなあ。それでなくても、当店の在庫品は函はあるもののカバー欠及び帯欠のため、そんなに高くは付けられないのに。 遅まきながら出品だけはしておく。ついでに『逆引き広辞苑』も出品してみるが、それにしても今更いうのもなんだが、いったい何の役に立つんだろう?>『逆引き広辞苑』 |
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| 10月23日(火) また市の日が来てしまった。在庫数が店のキャパシティを超えるところまで来ているので、今日はほしいもの以外は買わないぞと決意して臨む。 まず目に付いたのはミセス・コロンボの『殺し屋の声が聞こえる』。先週も『殺人ネットワーク』1冊のために買っているが、ひょっとしてこのシリーズを毎週1冊ずつ出してくるつもりなのだろうか。まあ、いい、俺が買わんで誰が買う。これで購入基準のハードルが一遍に下がってしまった。そのへんにあるミステリー文庫やポケミスにも手を出してしまう。 次に目が付いたのはアダルトDVDの山2つ。店にはアダルトビデオの棚が2棚あるのだが、このうちのひとつを480円のアダルトDVDの棚に替えようと思っていたので、こういう山を買えば話が早い。どちらか1つ落ちればいいや、と札を入れるが、結果はどちらも落札してしまった。さらに、アダルトビデオまで落札してしまう。 「ビデオをDVDに替えるんじゃなかったのか?」と揶揄されるが、自分でも、どうしてビデオにまで入札したのかよくわからない。 「ビデオも商品の入れ替えが必要ですから」とお答えするが、これはほとんど自分に対しての言い訳だ。 他にもこの日はアダルト商品が多かったが、後になってわかったことだが、これは熱田区のぶんぶん堂さんがこのたび閉店することなったことに伴う出品だったらしい。 本日落札したものは、 『殺し屋の声が聞こえる』始め1山(約100冊) ハヤカワほか文庫7本(約140冊) ポケミス2本(70冊) 『現代マンガの全体像』始め3本(70冊) 『真言立川流の秘法』始め15本(約380冊) 『人間と人間にあらざるものと』始め6本(121冊) 『吉備の考古学』始め2本(14冊) 理工系単行本4本(約70冊) 『英語通訳入門』始め3本(55冊) 官能小説等8本(約160冊) アダルトDVD1山(250本) アダルトDVD1山(450本) アダルトビデオ11束(165本) 計 約2000冊 こんなに店に置けっこないよ。 |
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| 10月18日(木) お客さんから「これ初版ですか?」と尋ねられる。 見ると、袋入りの松本零士のコミック(タイトルは忘れました)。1000円の値が付いています。初版ともなんとも書いていないので、袋の封をあけてお客さんに確認してもらう。「ああ、初版ですね。でしたら買います」 「1000円ですけどよろしいですか?」 「ええ、2000円は覚悟してましたから」 他にも松本零士の本を何冊か購入していただく。どれも初版だからとのこと。 「初版を集めていらっしゃるんですか」 「松本零士だけです。保存用はほとんど集め終わってるんですけど、今は読むための本を探してるんです」 えっ、読書用の本も初版じゃなきゃダメなの? よほどの猛者かと思い、松本晟の復刻版を紹介しましたが、 「それは持ってます」 おっ、これはまたとないチャンス。ネットで探しても検索できないため、勘だけで6千円の値付けをしていた本なのだ。勇気を振り絞って伺う。 「おいくらでお買いになられました?」 「8千円でした」 それじゃあ、うちの6千円もいい線いってるのかな。しばらくこのままの値段で置いといてもいいかも。 そこへ、『醗酵人間』の復刻版を持参したぴろしさん登場 先ほどのお客さんも交えて『醗酵人間』を鑑賞。 「みごとなものですねえ」 「3週間かかりましたからね」 作成手順( http://mixi.jp/view_diary.pl?id=593655314&owner_id=3223026 )を伺っているだけで気が遠くなる。 できれば私用にもう1冊作ってほしいけど、こりゃ、お願いするのは無理だな。 「そういえば東海散士はもう売ってるんですか?」 「すみません、たぶん倉庫に埋もれてしまってます。出しましょうか」 急遽、倉庫を探してみましたが見つかりませんでした。すみません。 その後は古本談義に花が咲き、気が付いてみれば11時をまわっています。その間、お二人からは数多くの有益な情報を聞かせていただきました。ありがとうございました。 |
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10月16日(火) 今日は組合の市。ちょっと油断していると、すぐ火曜日になってしまうな。 まず目に付いたのは星と嵐さん出品の「電子レンジ」! ショック!電子レンジなら、先日、店用に買ったばかりだ。こんなものが出品されるとわかっていたら、もう少し待てばよかった。 「だから、店をたたむって言ったでしょ。今度、店用の冷蔵庫も出すよ」 うう、読みが甘かった。電気保温冷庫もこの前買っちゃったんだよな。 今回ほしかったのは、2階に出品されている社会主義関係の山。いまどき社会主義関係の本はさほど売れはしないだろうけれど、いい本が揃ってる気がするのでぜひほしい。自分の出せる精一杯の金額を入れる。 ところが結果はその数倍の落札額でした。やっぱり、今一番本を買ってるのは古本屋、というのは本当なんだなあ。よさそうな本にはすごい金額が入ります。 落札したのは、 『殺人ネットワーク』始め7本(約200冊) 『現代美術こてんぱん』始め10本(約240冊) 『神と神秘思想』始め103冊 辞書38冊 ハーレクイン125冊 鉄道ジャーナル12本(約180冊) ガイモノ 3冊 計 約890冊 |
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| 10月9日(火) 先週の市について書き込む前に、もう火曜日が来てしまった。 先週分については、取り急ぎ落札結果のみ。 東海散士『佳人之奇遇1〜10』『東洋之佳人』(11冊) 『シナリオ悪霊島』始め文庫4本(61冊) 海外文庫 134冊 アダルトDVD 40本 『各駅停車』始め5本(69冊) 手塚治虫始めコミック 61冊 コミック 195冊 文庫 302冊 ガイモノ 1冊 計 849冊 水曜日に王様が来訪。 「なんか新しいの入ったか」 毎週、何かしらは、入っとるわい。単に、関心を惹くような本がないだけずら。 それでも東海散士をお見せすると、 「全然興味ねぇ」 いいもん。そんなにすぐ売れてもつまんないし。 それでも、それなりに何か買ってもらって、そのまま二人で隣の喫茶店へ。 「なんか、おもしろいネタないか?」 どこかからまた、原稿だかスピーチだか応援演説だかを依頼されたのだろうが、そんなものに使えるような感動的な出来事など、古本屋に起こるわけもない。 「まあ、何か考えといてくれ」 ナニ考えりゃいいんだよ。 ようやく今日である。 いつものように古書会館の向かいの喫茶店に入ろうとしたら、ドアが閉まっている。まだ8時半にもなっていないので古書会館は開いてないだろうし、急に雨はどしゃぶりになるし、期待していたモーニングが食べられずに空腹だしで、二重苦、三重苦であります。後でわかったことだが、ここの喫茶店は大家さんの都合で今月閉店したとのこと。客の時代からお世話になっていたお店なので残念です。ながらくお世話になりました。 さて、今日、目に付くのはサンリオSF26冊の束くらいだろうか。ただ、とりたてて珍しいものが入っているわけでもないので、そんなに額は入れられない。こういうのは最近、百萬文庫さんが落とすことが多いのだけれど、今日も無理には対抗できないな。 結果は、案の定、百萬さんが落札。ああその金額じゃかなわないです。 他も、とりたててほしいものはない。 落札したのは、 『チベットの死者の書』始め15本(約230冊) 『タオ』始め1本(16冊) クリシュナムルティ関連本2本(19冊) いけばな関連本3本(34冊) 『古代瓦の美』始め1本(21冊) 『ヤブ医者の見分け方』始め2本(35冊) 時代文庫3本(61冊) 海外文庫6本(約180冊) 『風雲ライオン丸』始めコミック10本(142冊) 少年コミック19本(約530冊) アダルトDVD 49本 アダルトDVD 100本 アダルトDVD 100本 計 約1500冊 またしても店内の通り道がなくなってしまったが、そのうちなんとかなるでしょう、なってほしい。 |
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10月1日(月) 新しく出来た100円ショップに行ってみると、プリンタの補充インクというものが売っていた。私のプリンタはインクジェットで、現在、印刷しようとすると毎回「イエロー、マゼンタ、ブルー、ブラックのインクが少なくなっています」との表示が出る。予備のインクカートリッジはすべて用意してあるのだが、印刷できるうちは交換しないでそのまま使うつもりなのだ。 こんな補充インクのようなものが100円で購入できるんだったら、予備のインクカートリッジなど買わなければよかった(カートリッジは、各700円位する)と思いながらも、私のプリンタに適合するブルー、イエロー、ブラックの補充インクを買ってみた(マゼンタは品切れだった)。 さっそくカートリッジにインクを注入してみる。ところが注入中にインクが漏れること、漏れること。いくらティッシュで吸収しても、し足りないほど漏れる。この作業をする場合は、周りのものをかなり広くどかしてからでないと危険だということがわかった。 それでも補充の終わったカートリッジを再びプリンタにセット。 さてその結果は? 現在、印刷しようとすると「イエロー、マゼンタのインクが少なくなっています」との表示が出る。マゼンタは補充インクが買えなかったのでこの結果は理解できるが、補充したイエローのインクについてまで警告が出るのが解せない。 しかし、いつの時でも利用者の理解を超えていくのがパソコンの宿命でもあるので、今はこのまま使用し続けて、しばらく様子をみていくつもりだ。 |
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