古本屋日記 2007年11月
 11月29日(木)

 最近デジカメなど使ったことはなく、ただ送料を無料にするためだけに注文した「コンパクトフラッシュアダプタ」だったのだが、自分のデジカメで使えないことがわかってみると、急に使えるアダプタがほしくなってしまう。
 そこで今日は電気店に行って「マルチカードリーダライタ」というものを買ってきてしまった。(980円)デジカメ用のカードが使えることを確認して一段落。どうしてもいま撮影したいものがあるわけでもなし、そもそも電池切れでデジカメ本体が動かないんだもの。でもおそらく今日中に電池を買いに行ってしまうと思うけど。
 11月28日(水)

 アマゾンに注文していた「USB HUBケーブル」と「コンパクトフラッシュアダプタ」が届く。パソコンのUSB端子が不足していてプリンタと外付けDVDドライブを差し替えで使わなければならなかったので不便を感じていたのだ。内臓DVDドライブもあるのだけど、あまり調子がよくないのだ。
 本当はこれだけしか必要なかったのだが、これでは代金は1380円。アマゾンは1500円以上の注文をすれば送料が無料になるのだ。そこでデジタルカメラ用のカードアダプターを併せて買うことにした。
 私のデジカメは古い型のものでパソコンとのUSB接続ができない。今調べてみると「スマートメディア」というメモリーカードにデータを保存しているのである。前のパソコンにはこのスマートメディアを直接読み取る端子が付いていたが、現在のパソコンにはそのような端子がないため、この機会に「コンパクトフラッシュアダプタ」というものを注文したのだ(764円)。
 ところがメモリーカードを差し込もうとして、全く形状が異なることに気が付いた。どうもこれは「コンパクトフラッシュ」というメモリーカード専用のアダプタであって、私の「スマートメディア」に利用することはできないのである。
 「先に言ってよ」とぼやきたいところだが、最初から製品名が「コンパクトフラッシュアダプタ」とあっては、文句のつけようもない。
 ちぇっ、それでも送料がタダになったんだからそれでよしとするか。

 11月27日(火)

 今日注目を集めたのは「平凡」「明星」の山。およそ450冊位だったろうか。こういうのがべらぼうに高いんだよね。札は入れなかったが、たとえ入れても遠く及ばなかったはず。落札した兎月さんが係りの方から「高額なので今日ここで検品していって」と指示されていたが、ちょっと無理なんじゃないの。芸能雑誌の場合、特集ページやポスターなどが切取られている可能性もあるため、普通の本に比べて検品にかなり手間がかかる。その上この量である。仮に1冊3分で見たとしても、3分×450冊=22.5時間。
 ほら、やっぱり無理だ。

 次に目を惹いたのは、民謡などのカセットテープの山。謡っているのはほとんど名前も聞いたことがないような二流、三流の歌手。でも哀愁が漂っていて無視することができずに入札。ところが開札してみると結構な落札額になっていた。あれっ?二流、三流の歌手じゃなかったのか。それとも民謡にはやはり根強い人気があるのだろうか。

 あとは適当に札を入れていく。
落札したのは、
『高天原の正体』始め単行本3本(約60冊)
『一休』始め単行本8本(約150冊)
『観音信仰』始め単行本3本(約70冊)
『遊女の歴史』始め単行本2本(約40冊)
『価値論の研究』始め古書1箱(約40冊)
『歴史考証事典』始め辞書5本(20冊)
『広辞苑第五版』始め辞書1本(8冊)
『野獣伝説 全3巻』(真樹日佐夫)始めコミック1箱(約40冊)
ゲーム攻略本3本(約80冊)
     計 約500冊

 11月22日(木)

 そこらじゅうの自転車をなぎ倒しながら王様の車が来訪。ちょうど店にいたミステリ好きの女性が、よほど恐ろしかったのだろう、顔色を変えて「また来ます」と逃げ帰ってしまう。会社も運転手付きで移動させることを検討すべきだな。労災保険を払うよりはましだから。
 いっしょに昼飯を喰いに行くことにしたが、
「ただし、まんぷく太郎はなしだぜ」と機先を制せられてしまった。
いいさ、まんぷく太郎は週末にまた一人で行くから。
 最近はゴルフ三昧の生活をおくっているとのことだが「オレはもともとイン・ドア派なんだよ」と浮かぬ顔。まあ日本経済の発展のためにがんばってちょうだい。
 11月20日(火)

 今日は組合の市。
 まず目に付いたのはパズル雑誌の山。ざっと350冊ぐらいあっただろうか。
「隣の喫茶店のマスターがパズル好きなので、これを落として持って行ってあげたら喜んでもらえそうなんだけど」などと言いながら適当に入れてみた。他のかたも「1日中かけて1冊ずつ解いていっても、1年は楽しめるわけですねえ」と結構おもしろがっていたが、おそらく落札したのは真面目に商売で入札された方なのでしょう。かなり高かった。

 次に気になったのが「詰めパラ」(詰め将棋パラダイス…月刊誌「近代将棋」の付録)がかなり多く含まれている山。昔の文庫版ではなく大版の方ですが、これだけまとまって出ることは珍しいんじゃないかな。ただそれ以外の本がほとんど囲碁ばかりなのでパス。結局この山を落札した方は、詰めパラなどの将棋ものを抜いて、囲碁ものは次回用に再び出品していた。ちぇっ、逆だったらよかったのに。

 コミックは最近売れ筋になった『クローズ』が20冊以上入っている山に札を入れたのみ。でも全く届かず。それにしてもコミックの売れ筋の多くの部分をケンカものが占めるというのはどうなんだろな。まっ、どうでもいいや。

 本日落札した本は、
『宮沢賢治語彙辞典』始め単行本6本(約110冊)
『哲学講義』始め2本(27冊)
『本の定価を考える』始め6本(約100冊)
『風俗学辞典』始め3本(33冊)
『日本ミステリ最前線』始め1本(8冊)
『「悪」と江戸文化』始め朝日選書1本(26冊)
『味の手づくり工房』始め料理雑誌2本(69冊)
 計 約370冊
 11月18日(日)

 今日は「まんぷく太郎」へ焼肉を食べに行く。
こいんさんの、
 「食べ放題 =同じ種類のメニューをいっぱい食べられる
  バイキング=いろんなメニューから好きなだけ食べられる」
という定義に照らし合わせると、平日はメインのしゃぶしゃぶがいまひとつなのでバイキング、祝祭日はメインの焼肉を食べ放題ということになる。しかも私の場合、カルビとタンとネギの食べ放題という、絞りに絞った究極の1時間半食べ放題なのである。いやあ、喰った、喰った>カルビとタンとネギ
 11月17日(土)

 暇なのでまたドラマでも見てみることにした。今期でまだ見ていないものから「おいしいごはん」を選んでみたが、なんじゃ、こりゃ。キャンディーズの歌をフルコーラス、唄って踊るだけのドラマじゃないの。ほんとはそうじゃないのかもしれないが、それしか印象に残っていないのも事実。
 でもそれに触発されて、つい替え歌なんかをつくってしまうオレ。→ 年下の男の子
 11月16日(金)

 先日行った時はまあ満足はしたのだけれど、シメが食べられなかったのが心残りだったため、今日も「まんぷく太郎」へ。時間制限が厳密になったことが原因である。そこで今日はデザートのアイス・ケーキを割愛し、柿、ミカン及び「名称不明の果物」のみとした。シメは雑炊でもよかったが、今日はミニ鉄火ネギトロ丼を選択。これは結構おすすめメニューではないだろうか。

 ときどきお客さんから「今度古本屋を始めたいんだけど、どうやったらいい?」というような質問をいただく。専業にするのはやめといた方がいいですよ、とお答えするのが常ですが、なかには「もう仕事をやめちゃったから急いでます」なんていうお客さんまでいる。もっとも人のことは言えんけど。
 どういう場所がいいか。開業までに何冊の本を持っていればいいか。コミックがべらぼうにたくさんあるので売ればたいへんな金額になると思うが、等なかなかお答えすることが難しい質問も多い。
 まずよくある誤解を解いておくと、古本屋を始めるのに必要な本の冊数というものはありません。現在1冊も本を持っていなくても古本屋の開業は可能です。仕入れなどいくらでもできるし、放っておけば勝手に本は増えていき、あっというまに置き場に困る状態になるはずだからです。かえって、本を一定以上増やさないようにコントロールする方がよほど難しい。逆にほしい本を仕入れようとしても思うように仕入れることはできないでしょう。だから量の問題じゃないんです。
 また今お持ちの本がすべて売れたら幾らになるというのも幻想です。確かに古本屋に行けばお持ちの本が1000円とか2000円とかで売っているわけですが、全部なんて売れるわけないでしょ。
 100円で売ってる本を10円で買い取ってるから大儲けできるというのもよくある誤解。何冊に1冊の割で売れると思っておられるのでしょうか。
 コミックをべらぼうにたくさん持っているので売ればたいへんな金額になると思っておられる方も、開店したら1冊平均300円位で売れると計算していたりする。しかも出てくるタイトルは『ヒカルの碁』だの『犬夜叉』だの本宮ひろしだの。そんなのどうやって300円で売るの?
「店で1日100冊くらい。あと、ネットとか即売会とかで」
あのさ。
 11月14日(水)

 また「まんぷく太郎」へ。先日、思うように食べられなかったのでリベンジの気分である。平日なので大丈夫とは思ったが念のため開店時間に店内へ。ラッキー、がらがらである。開店直後なので当たり前か。
 平日はしゃぶしゃぶ限定だが、そのかわり1000円というリーズナブルな値段。もちろん肉をしゃぶしゃぶで喰ったってうまくもなんともないので、サイドメニュー中心で食べていく方針である。
 ところが向かいのテーブルに座っている男性が、のっけから肉を4皿も積み上げ、すごい勢いで食べ始めている。向かい合わせで座っているのでお互い食べている様子がよく見えてしまうのである。当方の鍋の中は野菜と貝柱だけという対照的な様相である。その代わり、こちらのテーブルには手羽先、シューマイ、寿司、豚汁、梨、サラダといったサイドメニューがずらり。
 向かいの男性も負けてはいない。肉4皿をあっという間に平らげ、さらにまた4皿。私も付き合いのつもりで肉1皿を食べてみたが、やっぱりしゃぶしゃぶは旨いとは思えない。よくあんだけ喰えるよなあ。
 40分経過。結局私は肉1皿を食べただけでデザートに突入。腹いっぱいでデザートを食べられないと後で後悔するので、おなかに余裕のあるうちにデザートを食べ始めるのが吉だ。まずアイスクリームと先に確保しておいた梨をばくばく、さらにコーヒーとケーキを3つほど食べてひとごごち。向かいの男性もアイスクリームとウーロン茶をなぜか2杯も持ってきていた。なぜ2杯も?
 まだ余裕があるので雑炊を作るつもりだったが、時間制限(1時間)を5分過ぎたところで係りの方から「制限時間を過ぎてますので」と声をかけられる。この店で時間制限を指摘されたのは今日が初めてである。廻りを見渡すとなるほど満席になっていた。やはりテレビで紹介された影響がこんなところにも顕れているのである。まあいい、今日はこれくらいで勘弁してやろうと、店をあとにしたのであった。
 11月13日(火)

 また組合の市。キャパシティの問題もあるので厳選した仕入れを心がけなければならない。
 まず目に付いたのは『キャンディ・キャンディ』などの古めのコミックの山。「このあたりの本もいいですよ」とせのびさんに教えてもらう(そのタイトルは忘れた)。うーん、でもこれはほしいかも。自分なりの金額をいれてみた。でも結局、せのびさんがダントツの金額で落札してしまうんだけどね。
 続いて目に付いたのは江戸川乱歩推理文庫の山と角川横溝本の山。どちらかというと乱歩の方がほしいかな。百萬さんから「うちと一騎打ちだね」といわれてしまうが、乱歩は最近山星さんあたりも入れて来る可能性があるんだよな。とりあえず乱歩に焦点をあてて入札。結果は百萬さんが落札。確か200円位の差じゃなかったかな。ちぇっ。さらに横溝はことば屋さんが落札。もっともこちらの山でほしかったのは『シナリオ悪霊島』だけだったので負けても諦めが付く。というか、こっちの山は大差で負けてるんだけど。
 古めの小説もけっこう出品されていた。適当に入札してみたら2点落ちてきたけど、これはこれで満足だ。
 本日落札したものは、
『BGスパイ』(五島勉)始め1箱(約40冊)
『人魚鬼』始め1箱(約50冊)
『はだしのゲン』始めコミック2箱(約160冊)
『間違いだらけの俳句鑑賞』始め俳句もの3本(約50冊)
講談社ブルーバックス4本(約90冊)
文庫3本(約70冊)
DVD付雑誌1箱(33冊)
ガイモノ7冊
 計  約500冊
 11月12日(月)

 隣の喫茶店で柿を一袋もらったのだが、あいにく私は皮が剥けない。というわけで、急遽百円ショップでピーラーを買ってきた。
 これさえあれば簡単に皮が剥けると思ったのだが、いや、ナイフで剥くことを考えれば確かにかなり楽ではあるのだが、思ったほどスラスラ剥けるわけでもないのだな。全部食べきるには少し日数がかかりそうだ。
 11月10日(土)

 今日は久しぶりに「まんぷく太郎」へ。テレビで紹介されてから行列のできる店になってしまい、行きずらくなっていた。それでもそろそろほとぼりが覚める頃だとは思っていたのだが、どうせ行くなら焼肉を食べたいので土曜まで待っていたのだ。(平日はしゃぶしゃぶのみ)
 用心に開店直後の11時に店内へ。テーブルの稼動は30%位、これなら1人で食べてもそれほど迷惑にはならないかなと判断し、テーブルに付く。
 ところが食べ初めてわかったことだが、バイキングも久しぶりだと食が思うように進まない。12時頃には行列も出来始めたので早々に退散することにした。こんなはずじゃなかったんだけどなあ。
 自店を開いてからも満腹で何もする気が起こらないので、パソコンでドラマを見て過ごす。現在放送中のドラマをいくつか見てみたが、「ガリレオ」「SP」「モップガール」「ドリームアゲイン」等ミステリーSF仕立てのドラマはどれもしょぼそう。今クールで面白そうなのは「男の子育て」くらいかな。
 11月6日(火)

 今日は組合の市。

 文化書房さんに「原稿揃いましたよ」と声をかけられる。渡されたのは各店紹介記事用の原稿である。
 ええっ、みんな揃っちゃったの?
 締め切りは先月中だったけれど、こういうものはそう簡単には揃わないものとばかり思っていた。今日集まった結果を見て明日から各店に催促の電話をするつもりだったのだ。古書店もなかなか侮れないよなあ。これを元に今日からでも原稿書きを始められるわけだけど、まだいいよね。

 今日、一番に目に付くのは何といってもガイモノ、ゾッキの山である。なんじゃ、この量は。
 落語全集やら小説の全集やらが所狭しと並んでいるが、ここは厳選して『香山滋全集全15巻』、『夢野久作全集5冊組』、『久生十蘭全集6冊組』に注文を入れる。夢野と久生は欠本があるけど、買える時に買っとかないとね。他店も同様に考えているらしく、様々な商品にそれぞれかなりの注文が入っていた。

 さて、次に目がいったのは付録漫画の1箱。『スーパー・ジャイアント』やら『ミラクルA』やらが30冊以上入っているのである。これはほしい。こういう系統の本は最近、せのびさんが持っていくことが多いので、じっとマーク。ところが、この商品にはさほど関心がないようで、隣の箱のマンガ雑誌の方を熱心に検討している。
 それなら、この位でも買えるかなと思ったのが甘かった。結局、別のお店が落札した額は私の入れた倍以上。ちぇっ。

 他にはさしてほしいものはないが、せっかく来たのでやっぱりぼつぼつと札を入れる。本日落札したものは、
『自然科学概論1〜3』始め自然科学書4本(約60冊)
『音楽用語辞典』始め単行本 106冊
『講座 日本の弁護士1〜4』始め法律関連書1本(15冊)
『教師たちの犯罪』始め教育関連書4本(約60冊)
『日本民謡辞典』始め単行本5本(約60冊)
『アメリカの国語教科書《小学校セット》』 全40冊+解説書
『四国八十八所遍路』始め単行本5本(約120冊)
講談社ブルーバック4本(約90冊)
『俳句文法』始め12本(約120冊)
美術雑誌6本(約60冊)
『ほらふきドンドン』始めコミック3本(約150冊)
『香山滋全集』始めガイモノ26冊
    計 約900冊

 今週もまた店の通り道をつくるところから始めなければならないが、現実逃避で替え歌などをつくっているオレ
 → 遠くへ行きたい
 11月3日(土)

 今日は小・中学校の同窓会で静岡へ。クラスではなく学年全体の同窓会である。
 田舎の学校で小学校区と中学校区がほぼ重なっていたので、基本的に学年約100人が9年間一緒にすごしたのである。ひょっとしてこういうのも小・中一貫教育というのだろうか。
 参加者も60人を超え、恩師も2人おみえになっていた。そのうちの1人が市会議員になってたのには驚いたけど、あんなに怒りっぽくて任期まで勤まるのかね。
「でも沼津は海も山もあってすばらしいところだよ」などと澄まして言うので、
「そうですよね。僕らが子供の時代には富士山より愛鷹山の方がちょっとだけ高かったし」とまぜっかえしてやって、これは周りから割と受けた。この地域からは、富士山と愛鷹山がちょうど兄弟のように並んでいて、少しだけ愛鷹山の方が高く見えるのだ。

 複数で過去の話をする場合の記憶改変の問題。
さして自信はなかったが軽い気持ちで、
「そういや、あの時のタイムカプセルってどうなった?」と話題を振ったのだ。
案の定、「そんなの埋めたっけ」という答えが5割くらい。実は言い出した私自身もこちらの組なのである。
ところが、
「ああ、確かに埋めたね」
「校庭の北側にあった銅像の近くじゃなかったかしら」
「在校生に体育用具を送っただろ。あれを設置した場所の横だよ」
「ああ、あれは画期的な体育用具だった」
「鐘を打つような仕草をするやつだろ」
「ああそういえば、あそこに埋めたわね」
「それって、どこだ」
「だから校庭の北側さ」
と、半数位が埋めた派に廻ったのである。
なかには、
「あれは全員じゃなくて、志望者だけが埋めたんじゃなかった?」
という折衷案まで出てきた。
 これで確実に何人かは、過去にさかのぼって、タイムカプセルを埋めたという記憶が創られてしまっただろう。現存している史実にもこうした過程で形成されたものがいくつも含まれているのかもしれない。

 幹事連の入念な準備のもと、過去の写真のスライドが流されたが、その中にあった「将来の夢」という色紙。小学校卒業時に書かれた寄せ書きである。
 現在その夢を達成しているのは「医者」と「大工」 「医者」の方はNASAの勤務経歴もある国際的にも指折りの名医である。「大工」の方もきっと素敵な建築物をいくつも手がけているのでしょう。知らんけど。いずれにせよ、小学校時代の夢を実現した二人には大きな賞賛の拍手が贈られた。
 ちなみに私が書いた将来の夢は「科学者」だった。へえ〜、そんなのになりたかったんだ。だが、もし幹事たちがこの色紙に修正を加えて、かりに他の職業が書かれていたとしても、私は容易にそれを信じてしまったことだろう。人間の記憶なんてそんなものだ。

 翌朝は旧友のお宅で朝食をご馳走になる。よくあることだが当時遊んだ路地の狭かったこと。記憶の半分位の面積しかない。これだって改修して路地を拡げたうえで、「ここが君たちが昔よく遊んだところだよ」などと言われたら、そのまま信じてしまうだろう。やはり人の記憶を作り変えることなど、想像以上に容易なことなのだろう。

 11月1日(木)

 11月になって「日本の古本屋」も1000件会員からようやく3000件会員に変更になったことだし、そろそろ本腰を入れて入力に励まねば。
 また、来月発売の彷書月刊に載せる各店紹介記事も忘れないうちに早めに書いておきたいなあ。もっとも「これが今届いている各店からの元原稿です」と事務局から渡されたのは1軒分しかなかったけど。放っといてもそのうち集まってくるんだろうか。それとも私から催促しなきゃいけないのかな(一応、各店の締め切りは昨日)。
 まあ今月もいろいろやらなきゃならないことはあるんだけど、3日(土)には他県に行く用事もあるので帰ってからがんばろう。と、あいかわらず先送りにするオレ。
 というわけで、3日(土)、4日(日)は臨時休業、2日(金)も20時くらいで早仕まいといたしますのでよろしく。などとここに書いてもほとんど意味はないんだけど。

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