古本屋日記 2007年8月

 8月28日(火)

 もう火曜日か!
1週間たつのはほんとに早いですね。というわけで今日はまた組合の市。
今日落札した本はすでに店に運び入れてるんだけど、整理する気も起きん。
明日からぼつぼつやるしかないんだがなあ。
 落札したものを列記してみますが、あいかわらずミステリーは皆無です。

コミック(カムイ伝他)4本(約80冊)
コミック13本(約300冊)
コミック天使のはらわた始め3本(約60冊)
文庫13本(約260冊)
コミック(ダメおやじ始め)22本(約300冊)
辞典2本(15冊)
アダルトDVD108本
アダルトDVD80本
成年コミック4本(約100冊)
少年コミック20本(約540冊)
時代文庫7本(約175冊)
釣りの本2本(38冊)
少女コミック雑誌の付録マンガ1本(21冊)
計 約2000冊

通り道もないがな。明日は店を開くことができないかも。
って、今日も店は開けてないのに何人かは入ってきて買ってくれたし、心配しなくてもお客さんの方でそれなりになんとか対応してはくれるんだよね。


 8月26日(日)

 店頭で本のお問い合わせを受けるのは平均して1日1件位ですが、そのほとんどはミステリー以外のものです。参考に、最近お尋ねいただいた本を列挙してみますね。

24日(金)
 漢和辞典
「漢和辞典か国語辞典ありますか」
「ここに何冊かありますけど」
「こんなに詳しくなくていいです。外国人に漢字を教えているもので」
「外国の方に教えるなら、その方の言語の辞書の方がいいんじゃないでしょうか。独和とか仏和とか」
「それはあるみたいよ。ああ、これ、おもしろそうだ」
とお買いいただいたのは、難解漢語辞典(正確なタイトルは忘れました)
 それって、私たち日本人でも読めない熟語ばかりを載せてる辞書なんだけど。

25日(土)
 デカルトの『方法序説』、三浦綾子『氷点』『続氷点』、ロシア文学とキリスト教(タイトル不明)
 デカルトと三浦綾子はどこかにはありそうですが、ちょっとやそっとでは出てきません。
「デカルトは本屋さんにはないんです」
「でも絶版じゃないと思いますよ」
「1000円位はしますよね」
「岩波文庫版ならそんなにしませんよ。せいぜい5、600円位じゃないのかな」
 調べてみると、定価483円(税込み)
「それなら本屋さんに注文します」
 その後、もう一度来店。
「今、注文して来ました」
 わざわざすみません。
「また『氷点』出しといてくださいね」

『電話の声』
 先週おいでになったお客様。
 「出しといてくれた?」
 こんなに早くおいでになるとは思ってませんでした。すみません。
 それでも、「今日はパチンコに買ったから」と他の本を購入してくださいました。ありがとうございます。

26日(日)
 国語辞典
 金曜日に来店いただいた方。
「この前ここにあった○○社の国語辞典が見あたらないんだけど」
「すみません。今日、国語辞典と漢和辞典をお買いになった方がおられましたので、売れてしまったんだと思います」
「こっちの国語辞典は字が小さいでしょ。あれが字が大きくてよかったんだけど」
「こちらの広辞苑は若干それよりは字が大きいと思いますけど」
「うん、ああ、これは字が大きくていい」と、小学校高学年用の国語辞典をお買いくださいました。
「今度、○○社の国語辞典、入れといてね」
「入るかどうかはわかりませんけど」とお答えしましたが、すみません、今となってはすでにその出版社名すら覚えていません。この次にご来店いただいたら、もう一度教えてくださいね。もっとも、出版社限定で国語辞典を入荷させることはとても難しいんですが。

 薬草の本
「おたくに薬草の本があるでしょう」
「いや、ないと思いますけど」
「そんなことはないでしょう。ここに家庭の医学とか並んでるじゃないですか。だったら薬草の本だってあるんじゃないですか。また来るから出しといて」
 そう言いながらも他のものをいろいろ買って下さってありがとうございます。

 ポルトガル語の辞書
「ポルトガル語の辞書ください。日本語からポルトガル語の辞書は持っているので、ポルトガル語から日本語の辞書がほしいんです」
「えっ、えっ?」
 とりあえず辞書の在庫を調べてみましたが、あったのは英語、仏語、独語、露語、日朝、中国語、アラビア語
「入ったらお電話ください」
 うまく入荷できるかなあ。

 8月23日(木)

 初めてアマゾンに出品。もっとも出品したのはたったの8冊。
それでも、それから33分後に1冊注文が入りました。さすが天下のアマゾン。
 お買い上げいただいた方、どうもありがとうございました。

 これで、最初に始めたいと思っていた「日本の古本屋」への登録が、最後に残ってしまった。アマゾンもここのホームページも1冊から手軽に出品できるけど、その点「日本の古本屋」はハードルが高い。出品数が少ないほど1件あたりの出品料が割高にかかってしまうのだ。まあ1000件位入力できたら登録するかな。
 って、大量に出品してるところでは、1000件位、1日で入力してるがな。


 8月22日(水)

 昼は長命うどん。先日は三つ盛を食べるのにそれほど苦労しなかったので、今日は四つ盛に挑戦。もっともこの店には四つ盛のメニューがないので、三つ盛+替え玉というかたちで注文。結果はつゆまで軽く完食。ただし、食べるスピードは遅い方なので、店にとっては良し悪しの客なんだろうな。

 先日とは別のポケミス制覇者が来店。
「さすがのオレも、ポケミスを初版で集めようとは思わんな」
「ああ、その方も初版でほしいのは火刑法廷だけのようですよ。それはともかく、暇なので隣の喫茶店にでも行きませんか」
「仕事中なのでそんな暇はない」
 仕事中だったら古本屋なんて来るなよ。もっともオレも仕事中に喫茶店に誘っているわけなんだが。それでも缶コーヒーをおごってもらう。ありがとね。
 おや、お買い上げいただいた中に、なぜか太田さん原作のマンガが?
「なあに、これは今度のオフの交換用さ」
 なるほど、その場で「サイン本」にしてもらうわけか。
 あれっ、まてよ。それじゃあ、この前くろけんさんがおいでになった時も本人にサインしてもらっておいたら、ひょっとして高く売れたんじゃないのか。
 もっとも、当店でくろけんさんの本を一番買ってくれてるお客さんは、当のくろけんさん自身なんだけど。
「私は、今度の交換本はこれにしようかなと思ってるんです」と見せたのが夏目雅子のカレンダー。
「ほら、定価が3900円もするんですよ。もっとも1997年のカレンダーなので何の役にも立たないんですけどね」
 まあ、それまでに店頭で売れなかったらの話だが。

 その後、アマゾンへの出品に関して猫又さんに電話で質問。いくつかの疑問が氷結。ご教示ありがとうございました。いつも仕事のじゃまばかりしてすみません。
 おかげでアマゾンへの出品者登録もできたので、明日あたり、試しに何冊か出品してみるつもり。


 8月21日(火)

 今日は組合の交換会。先週がお盆休みだったので皆さんとお会いするのも2週間ぶりになります。
 文化書房さんから(彷書月間だったか古書通信だったかは忘れてしまいましたが)名古屋古書店の紹介記事の執筆を依頼される。5地区に分けて順番に掲載されていく予定で、すでに1回目、2回目をシマウマさんが執筆されたとのこと。
「ようするに新米が書かされるということですね」
「文章を書くのは慣れてらっしゃるでしょ。ホームページ見ましたよ」
 げっ、まずいぜ。
 その後、紆余曲折の駆け引きの結果、やむをえず5回目の1回分だけ書くことに同意。年末頃に各店の資料が出揃うのでそれをまとめるだけでいいとのことだが、その頃にはすっかり忘れているだろうなあ。その時になって慌てている自分が、今から目に見えるようだぜ。

 2階には考古学関係の書籍が大量に出品されているが、やはり私には縁がない分野。手を出すのはやめておく。1階で、『まんだらけ』2本(17冊)とか、『いなかっぺ大将』4冊が入ったコミックの山とかに札を入れていると、まゆさんから、
「2階に矢切止夫の満州本が出てますよ」と教えられる。
なるほど、古っぽい本で埋まった箱の中に耶止説夫名義の本が1冊混ざっている。
「結構、きれいな本ですね」
「僕はこの本1冊持ってますけど、持ってなかったら相当な額を入れちゃうかも」
えっ、持ってらっしゃるの?さすがだ。
 これはとても私の手に負えるブツではなさそうだが参加だけはしてみる。2階では他に歴史関係、神学関係、精神学関係の本に入札し、再び1階へ。
 1階で気になるのが超科学関係の新書の山。ざっと550冊程度はあるだろうか。今日も伊東さんが来ないことを祈りつつ入札。

 さて、開札の結果は。
 矢切止夫は、案の定、参加しただけに終わった。また超科学関係の新書も、「今日も来ないでえ」という祈りもむなしく、伊東さんの手に落ちた。ちぇっ、その他ほしかった本も全然落札できないや。
 落札したのは、
レディスまんが他(いなかっぺ大将4冊含む)6本(約150冊)
少年少女マンガ1山(約400冊)
コミック16本(400冊)
コミック19本(約450冊)
まんだらけ2本(17冊)
辞典3本(21冊)
以上、約1400冊。ちょっとさびしいぜ。


 8月20日(月)

 今日は長命うどんで特盛(三つ盛)に挑戦。やはり丼が大きいが、日頃ランチバイキングを食べ慣れているので臆するところなし。余裕で完食だ。このぶんなら四つ盛でも食えるな。
 それにしても、コロ(冷やしうどん)を食べている人が多い。でも、うどんはやっぱり熱々でなけゃ。
 それに反して蕎麦は冷たい方がうまい。ただ、かけそばでも食えないことはないから、中間派といったところか。
 うどんの対極に位置するのは、素麺(そうめん)だな。熱々の素麺など食べたことがない。でも、味噌煮込み素麺や鍋焼き素麺などもやってみたら意外にうまいのかも。

 FAXで送られてきた明日の市の出品目録を見ているのだが、今回の目玉は「考古学関係書籍6000冊以上一括放出」これが30口程度に分かれて出品されるらしい。でも、考古学ばかり6000冊も出てきても名古屋の古本屋で買い切れるのだろうか。さしてほしいとも思わんけど、試しにどれか1口ぐらい入札してみてもいいかな。


 8月19日(日)

 一昨日おいでになったお客様が再び来店。今日は息子さんと二人連れである。
「火刑法廷のポケミス初版はありませんか」
 ポケミスを集めていらっしゃるんですか。最近、お珍しいですね。
「ポケミスは全部持ってるんだけど、初版で買い直したいんだよ」
 げっ、こんなところにも猛者が。名古屋も侮れんよなあ。今日もお買い上げありがとうございます。

 続いて男女三人組が来店。各人が、のべたらに値段を確認していく姿には鬼気迫るものがある。
 お聞きすれば、大阪のミステリ研の方々とのこと。こういうお客さんがたくさんいるから、大阪の古本屋さんも精力的に名古屋の市に来襲できるんだよなあ。お買い上げありがとうございます。

 その後はさっぱり暇になったので猫又さんのところに電話をかけて、「そっちにも大阪の方たちが行かれるかもしれないよ」とおしゃべりしていると、案の定、電話を通して元気のいい人たちの声が。 

 かくれた名作のページに、『マイナスの科学(手書き原本)』を追加。


 8月18日(土)

 自転車屋さんでパンクを直してもらい、その足でランチバイキングに行き、戻ってみればもう午後2時。ようやく開店だ。
 今のまま何の工夫もなくランチを利用していたら、自店の正午開店を遵守するのは永久に無理だよ。開店時間を変更するか、それとも10時半くらいからランチが食べられる店を開拓するか、真面目に検討しなくっちゃ。

 以前、ディクスンカーの著作を買い続けてくれた方が来店。
「僕が買ってた本が、また並んでるねえ」
「ええ、他にもまだ集めてるお客さんがいるものですから」
「それで『幽霊屋敷』がなくなっちゃってるの?それもまだ何冊かある?」
 ないのよ、もうそれは。
「しまったなあ。買っとけばよかった」
 そんなもんすよ。
「そういや、前にあったジョンロードの『見えない凶器』と『電話の声』もなくなっちゃてるけど、売れちゃった?」
 最近、海外単行本の棚は縮小しちゃったのよ。だから倉庫のどこかの箱に、はいったのかもしれないし、『見えない凶器』の方は売れたような気もするし、いやあ、よくわからん。すまん。
「まあ、いいや。今度出しといて」
 無理かもしれん。やっぱり在庫管理ぐらいしないといかんな。

 今日アップした販売目録から注目本を紹介
『自然科学の革命 マイナスの科学 手書き原本』坂元ツトム(1980年第5版マイナス科学の会)1000円
 手書きの原稿をそのまま印刷した本であることはわかるが、だからといってタイトルにわざわざ「手書き原本」と付ける意味がわからん。
 しかも巻末には、「この「手書き原本」の他に、出版社マルジェ社から「マイナスの科学」が発刊されております。」とある。
 ますますわからん。なんで両方、出版しないといかんの。手書き原本というからには、内容は同じか、それともマルジェ社の方が決定稿なんだろ。違うの?
 扉にはいきなり「ノーベル賞候補小林久時博士からの手紙」
 「御高著の言々句々、全頁にわたって、全面的に賛成でございます。(以下略)」
 肩書きが「ノーベル賞候補」のみというだけあって、推薦文もストレートだ。おそらく互いに著書を推薦しあっている間柄なのであろう。
 これは「かくれた名作」の仲間入りだな。

 8月17日(金)

 アリスさんが来訪。暇だったので店を閉めて隣の喫茶店へ。
「今、倉庫の整理をしててね」
 20日まで店は休んでおられるとのこと。長いお盆休みですねえ。
「今度、ホームページで本を載せるよ」
 それは楽しみですね。
「でも注文できないけど」
 えっ?
 在庫だけ示して売るのはお店でということらしい。それはちょっと珍しいかも。これまでもあまり人がやってないことをしてきたので、そのスタンスは崩したくないとのこと。
「メールアドレスも載せてないし」
 あれっ、アリスさんのホームページって、もうあるんだ。後で探してみよ、と思ったのは甘かった。いざ探してみるとさっぱり見つからないもの。やっぱりこのときにアドレスぐらいは聞いておくべきだったな。


 8月16日(木)

 大矢さんの14日付日記に若干誤解があるようなので、ちょっとだけ弁明。暇だし。

 第1点(定休日が火曜の件) あとになってサイトの日記でちくちく書かないで、前もって電話してるんだから言えよそのときによー(途中省略あり)
 言ったよー、言ったさ。何度も何度も。でもそのたびに、くろけんさんに、のらりくらりと交わされたのさ。くろけんさんにしてみれば、大矢さんと再調整するよりそうした方がましだと、そう判断したに違いないんだよ。

 第2点 次回は少しばかり価値のあるミステリの古本を持ち込もう。そしていつか、あたしのダークな黒い力で若葉書店をミステリ専門古書店に戻すのよっ!
 今回も戸板康二本を何冊もお持ちいただき、ありがとうございました。復刊されても、元本は確保しておきたいので助かります。でも、当店は最初から町の古本屋だよ。ミステリ専門古書店だったことはないし、これからもありません。

 第3点 棚の変化に関して、西村京太郎を比喩として引き合いに出された件。
 これは、私が参議院選を例に出して「棚配分の問題は、店主の精神論で論ずべき問題ではない」とした15日付日記とは正反対の主張だね。でも、作家を比喩に使うのは不適当だと思うけど。
 作家は作り出した作品を後世に残す。これは作家に限らず、画家、作曲家、詩人などにも共通することだけど、だから作家は本能的に質の高い作品を創り出そうと苦心するし、それを忘れて商業イズムに流され、質を落とした作品を量産する作家は「変節」したと言われても仕方がない。でも古本屋は、古本屋の営業自身が目的だよ。
 図書館を考えてみましょう。以前、図書館におけるベストセラー作品の複数買いを批判する声が高まったことがあります。実際には報道が大げさすぎた嫌いはありますが、限られた図書購入費の中で何を基準に本を揃えるかは図書館の使命という点からも依然として大きな問題でしょう。
 私見ですが、図書館では市民ニーズに合わせた蔵書が正しいと考えます。もちろん図書館として取捨選択は必要ですが、基本的には、図書館員の考えだけで購入本を選ぶべきではないし、また利用者のうちでも、少数者のニーズではなく多数者のニーズを尊重すべきです。その多数者のニーズが、たとえベストセラー本の購入であったとしても。
 あくまで図書館は本を利用してもらうためのもので、立派な本を並べるためのものではないからです。
 まあ古本屋は図書館とはまた違う側面もあって、その使命には「絶版になった本、あるいは最初から新刊書店では並ばないような本の中から価値ある本を見いだし、再び世の中に還元していくこと」などとも言われているんだけど、最終的には本を買ってもらうためのものだという点で、図書館と共通する面も多いよね。


 8月15日(水)

 当店のミステリーの棚が激減し、替わってコミック・アダルトの棚が増えたことについて、昨日、大矢さんとくろけんさんから、それが店主の理想放棄であるかのように散々なじられた。
 しかし、一晩考えたのだが、この棚配分の問題は店主の精神論で論ずべき問題ではない。ほら、この前の参議院選で自民党の議席を民主党が奪ったでしょ。あれといっしょだ。これは、自民党支持率が急落しそれに替わって民主党の支持率が上がった結果、議席が変動したのであって、占有議席数は市民の支持率の反映に過ぎない。
 だから、再び市民の支持がコミック・アダルトから小説の方に戻ってくることがあれば、それにつれて小説の棚も戻ってくるはずなのだ。もっとも、この先、一気に共産党が議席を独占することだってないとは言えないけど。

 8月14日(火)

 今日は定休日だが、野暮用のため店を開く。
 まずは、昨日FAXをお送りした方から注文のあった創元推理文庫2点を郵送。『誰が駒鳥を殺したか?』1500円と『首のない女』6500円。「どちらも状態は良くないので」と、再三再四お引止めしたものです。ご注文ありがとうございました。
 
 ついでに郵便局近くの長命うどんへ。大盛り(2玉)にしておく。昔はけっこう特盛り(3玉)も食べてたんだけど、もう歳だからね。ただ、知り合いで四つ盛(4玉)ばかり食べてたという人がいるのに私は1度も経験したことがないので、1回試してみたいとは思っている。

 野暮用の大矢さんとくろけんさんが来店。
「昨日が締め切りだったのよ」と仰りながら、持ち込みの本を渡される。自分の都合で人の定休日に押し寄せるのも、悪気ではなくただの天然だとわかっているので、苦言を呈しても仕方がない。正直、本の持込はありがたいし。
 今は単行本はなかなか売れないけど、自分が読ませてもらえるだけでも十分だもの。

 二人から「見る棚がないじゃん」と棚の構成の変化をさんざんなじられる。マンガとアダルトの棚が拡がったかわりに、翻訳ものの文庫・ポケミス・単行本はぐっと縮小。日本の単行本も4棚から1棚に縮小してるんだもんね。いくら叱られようとも、棚の稼働率から考えるとこれはどうにもならない。文句なら安倍首相にでも言ってくれ。

 8月13日(月)

 まんぷく太郎にはおととい行ったばかりだが、今日はお盆なので休日扱いかも知れないと思い、また行ってみる。ラッキー、思ったとおりだ。休日は料金が1500円になるけど、焼肉が選べるのがいい(平日はしゃぶしゃぶ限定で1000円)。やっぱり肉は焼いて食べなきゃ。
 カルビはニンニク入りの焼肉のたれ。ネギはただの焼肉のたれ。タンや豚のしょうが焼きはウスターソース。エビ・ホタテはポン酢。イカは生姜醤油。寿司はわさび醤油。ざる蕎麦はわさび入りのつゆ。いきおい、テーブルの上は皿だらけになる。1人でもこれだけスペースを取るのに、6人連れの団体さんなんかはどうやって食べてるのでしょう。

 以前、電話でお問い合わせのあった方に、FAXで回答。あまり期待に沿えずにすみません。

 夕方くろけんさんから電話。
「明日、大矢さんと行くけど、あいてるよね?」
「じゃあ、あけましょうか」
「ホームページ復活したね。見たよ。じゃあ明日ね」
 そうですか。もう少し注意深く見ていただけると、火曜は定休日って書いてあるんだけど。


 8月12日(日)

 売れた、売れましたあ。昨日アップした50冊のうち、初日から3冊も売れました。ご注文いただいたお二人の方ありがとうございました。明日、発送させていただきます。
 50冊アップで1日3冊売れるということは、5000冊もアップすれば1日300冊。単価500円としても1日15万円は売れるということだなあ。よーし、それならじゃんじゃん入力するぞ。
 ところが、まだ納品書を用意していないことに気付き、あわてて文房具屋へ。そういえば、そこに押すための住所印も作ってないぞ。すみません、至急、作ってください。
「今、ゴム印を作る業者はお盆休みだから、お盆あけにならないと発注できないよ」
 ちぇっ。絵に描いたような泥縄であります。

 猫又さんに電話して、ここの目録を見てもらいアドバイスを講う。
「商品に番号を付けて整理しておかないと、将来、管理が難しくなるよ」
 そうか。あまりにも件数がわずかなので番号付けなんて考えもしませんでした。暇だったので、その後も長時間おしゃべり。

 そんなこんなで、今日は15件しか入力しとらん。 → 販売目録

 8月11日(土)

 日本の古本屋でネット販売を始めようと思っているのだが、商品を入力するためには、まず、作業ができる空間が必要だ。とにかく今は机の上も自分の周りも本だらけ。机から席をはずすのでさえ一苦労。本の山をいくつもまたがなければならないのだ。
 で、意を決して、今日は本の片付け。もっとも、周囲の本を段ボール箱に詰め込んだだけだけど。
 よーし、これでなんとか、入力する本を机まで持ち込めるようになったぞ。でも、どのダンボール箱の中も未整理のままなので、いろんな本がごちゃごちゃ。いいや、そのへんにある本から適当に入力したれ。
 ようやく50件ほど入力したが、このぶんでいくと日本の古本屋に登録する件数まで入力するには、かなり時間がかかりそうだ。
 このHPにも同時に目録をアップするつもりだったが、これじゃあ、いつになるのかわからんなあ。
 まっ、せっかく入力したので、その分だけでも先行してアップしちゃいます。もちろん本の系統はバラバラだ。すまん。

 → 販売目録


 8月10日(金)

 先日、洋物のDVD雑誌を購入してくれたお客さんが来店。
「また買うので、まけてくれ」
 こういう場合は即座にお断りしている。
「今、パチンコで1万負けてきたんだ。それにオレDVDの機械を持ってないんだよ」
と言いながらも、本日も購入していただいたうちの1冊がDVD雑誌。なんで?
「DVDプレイヤーなら、すぐそこのホームセンターで3980円で売ってましたけど」
「そんなに安いわけないよ」
「いやほんと。でもそれだと録画はできませんけどね」
「ふーん、そんならちょっと行って見なきゃならんなあ」
 今後もお買い下さるなら、そうしていただけると私もお売りするときの心の負担が軽くなって助かるんだけどなあ。


 8月9日(木)

 「通りかかったので寄ってみた」と平針書店さんが来訪。ひまだったので、隣の喫茶店へ。市外の組合交換会の状況等、教えてもらう。
 今まで市外の交換会に参加したことはないけれど、お話だけ伺っていると、いろいろ儲け話がありそうな気がしてくる。もちろん知識と財力があってのことで、私が同じように儲けられるわけはないんだけど。

 さらに夕方になると、「近くまで来たので寄ってみました」とH2さんが来訪。ひまだったので、早仕舞いして中華料理屋へ。前回奢ってもらったので今日はお返しのつもりが、また奢ってもらってしまった。このご恩はきっと...仇で返すことになったらごめん。
 最近、大きな商売が3つもあったとのこと。お話だけ伺っていると、いろいろ儲け話がありそうな気がしてくる。もちろん体力と財力があってのことで、私が同じように儲けられるわけはないんだけど。

 8月8日(水)

 今日は気分を変えて、西龍門のランチバイキング。998円なので、まんぷく太郎より2円安い。倹約した気分になる。

 さらに、近くのコンビニで宝くじの換金。ほとんど末等ばかりだがこれで小銭がたまったぜ。ただ、昨年のサマージャンボだけは換金を拒否された。
「でも、ここに支払期間は8月15日までって書いてありますけど」
「郵送する期間がありますから」
「1週間ありますけど」
「ここは12日から休みなんです」
 まだ4日も先じゃないのよ。そんなに時間がかかるってどこまで送るの。だいたい他の券は印を付けて全部返してよこしてるのはなぜ。こっちのは送らなくていいの?それから、コンビニなのに何日間も休むの?
 疑問は尽きませんが、どうせ300円のことなので深く追求するのはやめておく。
「ここに貼ってある1億円のくじって、今日から発売なんですよね」
「ああ、これね」と、出してきたのはスクラッチくじ。
ま、スクラッチでもいいかとも思いましたが、一応
「これはスクラッチでしょ。ほら、ここに1等1,000,000円って書いてあるし」と言ってみた。
 しかし、じっと見つめて「1億円と書いてある」と言い張り続ける。
 どう読めば、これが1億円になるんだか。もう買う気は失せた。
まだ「いち、じゅう、まん、ひゃくまん、あれっ、いちおく...」とか言っている店員に背を向けて店を出る。

 昨日の落札物の検品。DVD雑誌16冊に問題あり。4冊はまともだが、6冊は付録のDVDが別物で、ここにはない雑誌の付録がついている。この6冊はだめだなあ。さらに残りの6冊はMPEG-CD付きの雑誌だった。この6冊もだめじゃん。ただ、この6冊については入札時にしっかり確認しておけばわかったはず。自分の見落としになるのかなあ。
 それでも一応、組合の事故係担当の書店さんに電話で相談してみました。
「封筒に書かれたDVD雑誌とは、その出品のすべてを表すものとは限りませんので、その中にCD付き雑誌が含まれていたとしても事故扱いにはなりません。もちろん、DVDが抜けている6冊については事故の対象となるので、値引きか全品返品かを申し出ることができます」
 やっぱりCDの6冊は自分の見落としになるのね。それじゃあ、今回は申し出るのはやめておきます。反省。


 8月7日(火)

 組合の市。来週はお盆休みなので今日は買っておきたいところだが、出品数がかなり少なく、またコミックがほとんど出ていないこともあり、数は望めそうもない。今日は狙いを絞って入札することにした。

 さて、通常の交換会では、入札は「置き入札」という方法で行われます。簡単に説明しておきますね。
 出品者はあらかじめ1出品ごとに封筒を添付しておきます。1出品は1冊とは限りません。10冊、20冊はもちろんのこと、何百冊まとめて1山とする場合も少なくありません。というか、その方が多い。
 入札者は、自分がほしい出品物の封筒に、金額を記入した紙片を入れます。この時、下札、上札の2種類の金額を記入することができます(2枚札という)。下札より高い入札者がいない場合は、下札で落札できるわけです。さらに、下札が1万円以上の場合は3枚札、10万円以上の場合は4枚札で入れられることになっています。
 入札の最低価格は1000円。落札者がいない場合は「引き」となり、出品者は50円払って自分が引き取ることになります。
 また、出品者が別に最低価格を定めることもできます(「止め」という)。この場合は、この金額に達する入札者がいない場合、原則として「引き」となります。
 これとは別に、「ガイモノ」という出品物もあります。これは出品者があらかじめ売る金額を明記したもので、「限定○○部」と注記されています。購入者は何冊注文することも可能で、注文数が限定部数以内なら、もれなく購入することができます。もちろん注文数が上回った場合は抽選になります。
 午前中は自由に入札し、開札は午後1時から。入札の間も、開札の間も、みなさん結構雑談されてます。私の場合は、皆さんからいろいろレクチャーしてもらうことも多いです。まあ、こんな感じ。

 今日ぜひ買いたいのは、ミステリー系を含む文庫1山(約650冊)と超科学系の本がかなり揃った1山(約400冊)。
 超科学の山は、伊東さん、ことば屋さん、真理さんあたりがかなりの額を入れて来るに違いない。おそらくこっちの落札は無理だな。
 文庫の山では、ことば屋さん、百萬さん、猫又さんあたりと競合しそう。(神無月さんは出品者なので今回は除外)こっちに照準を定め、自分なりにがんばって入れる。
 できたら、岩波文庫を含む文庫24本(約800冊)もほしいところ。
 他には、『オカルト入門』1冊のための文庫1山(約100冊)、水木しげる11冊を含むコミック1箱(25冊)、成年コミック7本(約140冊)、DVD雑誌1箱(60冊)、DVD雑誌1箱(16冊)、ドラゴンボール30冊含むコミック16本(約370冊)、古代史中心の5本(約70冊)、仏教書中心の9本(約130冊)、辞書4本(24冊)、時代文庫120冊、時代文庫56冊などに入札。
 今回、ガイモノにはほしいものがないのでパス。

 さて開札の結果は。
 文庫650冊は敗けた!百萬文庫さんに大差をつけられての敗北であります。下札にも届いてないがな。そんなに高い本が入ってるの?ちなみに、ことば屋さんは名前を書き忘れて失格してました。
 意外にも超科学の山は私が落札。それも下札。伊東さんが来てなくてよかったあ。さらにそのうちの1冊が1000円で、もう1冊が500円で、早々に他の方に売れてしまう。
 『オカルト入門』の山と、岩波を含む文庫24本は、どちらも、ことば屋さんが落札。さすがだ。
 あとはどうでもいいや。

 本日落札したものは、
『チャネリング』始め超科学系1山(約400冊)
『神と仏』始め9本(約130冊)
『古代史』始め5本(約70冊)
 成年コミック7本(約140冊)
 DVD雑誌1箱(16冊)
計 約750冊でありました。


 8月6日(月)

 電話での問い合わせ。
「心理学の本を探しているんですが。そちらのお店にはどう行ったらいいですか」
 具体的に探している本のタイトルについては仰っていない。
 うちにもユングの本10冊とか、フロイト、心理学事典とかは並んでいるけど、探しておられるのはたぶんそういう本ではないだろう。
「来ていただいても、お探しの本はたぶん置いてないと思いますよ」とお答えする。
 電話の問い合わせがあるたびに、どうやって電話番号をお知りになったのか不思議になる。いまのところ電話帳は非掲載にしているからね。

 先日死去したカール・ゴッチの対猪木戦(新日本プロレス旗揚げ戦)を鑑賞。
 場外乱闘はおろかパンチ・キックもほとんどなく、レスリング技に終始する、ストロングスタイルの理念を体現しようとした試合。
 いつのまにか、パソコンでこんな試合が手軽に見られる時代になってしまってたんですね。

 さらに阿久悠死去の追悼として、「ミステリー替え歌」のページに「サウスポー」を追加。
って、こんな歌、追悼にもなんにもなってないがな。

 8月5日(日)

 ウトウトしていると、アダルトコーナーのお客さんから声をかけられる。
「ちょっと、これ見てごらんよ」
「はあ、どうしました?」
「これだよ、このマンガ。ちょっと見て」
「はい、はい」
「なっ、コレ。ほら、すごいぞ、このマンガ」
 別にその本だけが特別じゃなくて、その辺に並んでいるのは、みんな似たようなものなんだけど。
「成年コミックですから。ここにマークがありますでしょ」と指差しても、それには目もくれず、
「ああ、ああ、子どものマンガだろ。わかってるけど、でもこりゃすごいな」
「成年コミックですよ。この棚にも『18歳未満の方は購入できません』って、貼ってありますでしょ」
「うん、うん、子どものマンガね」
 ひょっとしたら成年と青年を取り違えているのだろうか。でも、それにしても?
 そうか。成年も青年も18歳も、みんな子どもになっちゃうのか。そういや、登場するキャラだってみんな子どもみたいな顔してるしね。
 結局、これぞ大人の読む本とばかりに洋物雑誌を買って帰っていかれました。ありがとうございました。

 トップページをリニューアル。ここはすでに古本屋のサイトである。(中身は変わってない)


 8月4日(土)

 今日も、まんぷく太郎のランチバイキングへ。この半月で、この店を利用した日を列記してみると、7月21日(土)、22日(日)、25日(水)、27日(金)、29日(日)、8月1日(水)、4日(土)の7日間。自分のことながら、よくあきないよな。店から自転車で10分もかからないから手軽に行けちゃうんだけれど。
 まあそんなわけで、「ミステリ用語の基礎知識」のページに「ランチバイキングの留意点(まんぷく太郎の場合)」を追加しておいた。こんなものが役に立つ人がいるとは思えないが、他の用語だって似たようなものなので何の問題もない。

 ご婦人から「『キャンディ、キャンディ』はありますか」と聞かれる。
 専門店にならあるかもしれないが、ここから電話で問合わせても、とてもお買いになれるような値段とも思えない。「うちにはありません」とだけお答えする。

 先日、雑誌のDVDが動かないと仰っていたお客さんが、現物を持参して来店。
 案の定、うちのプレーヤーでは動いてしまう。それでも代金は返却。
 そのお金で別のDVD雑誌を買って行かれましたが、また動かなかったと持ってこられたらどうしましょう。

 リンクのページに「猫又の怪奇・怪談映画」を追加させていただきました。


 8月3日(金)

 今日も暇なので、猫又さんと電話でおしゃべりしていると、紙袋を持った御婦人が「本、買ってくれますか」と来店。
 内容は、『健康いろはかるた』、『海老名美どりの20kg減量3分間体操』、『あぶない化粧品』など11冊。残念ながら値段のつく本はない。
 「うちだと1冊10円、11冊で110円になりますが、隣のゲオさんでも本の買取をされていますので、そちらにお持ちになってはいかがでしょう」と提案する。こういうとき、隣にゲオさんがあることは心強い。
 でも、「100円でもタダでもいいです」と、結局110円で置いていかれました。

 「いまだに買取価格が安いと、悪いなあと思っちゃいますよ」
 「でも、ブックオフだと全く値段が付かない本もありますしね」
 「それはうちでもありますよ。本は安いですねえ」
 「安いねえ」
と、しんみり。

 ミステリー用語の基礎知識 のページに、「コレコーレ」等、数件の用語を追加。
 

 8月2日(木)

 今日はお客さんからクレームが2件。

 DVD雑誌を2冊買ってくれたお客さんから、
「この前も2冊買ったんだが、そのうちの1つのDVDが動かなくてねえ」
 とりあえず次回持ってきてもらうことにして、今回の分は、念のため店のプレーヤーで動作確認してからお持ちいただいた。

 猫又さんから教えてもらったのだが、DVDプレーヤーの状態によっては、DVD付雑誌が動きにくくなっているものがあるそうだ。
「未開封の月遅れ雑誌なんだけど」
「新品でも、雑誌のDVDはけっこう無理しているものがあるからね」

 文庫を3冊買おうとした初老のお客さんから、
「なんで、これだけ100円じゃないんだね。同じような本だ。厚さも同じくらいなのに」
「西村京太郎さんの本は大量に出ているので、値段の下がり方のペースが速いんですよ」
「内容が違うのか」
「内容ではないんですが」
「やっぱり内容じゃないだろ。同じような厚さじゃないか」
 しばらく押し問答を続けたが、どうせもう1冊も峰慶一郎である。結局100円で売ってしまう。


 「ミステリー用語の基礎知識」 のページに、「犬も歩けば棒に当たる」始め、用語10件を追加。


 8月1日(水)

 入荷した本1500冊の中から棚に出す本を選ぶ。
 まずは懸案の『ピタゴラ装置DVDブック2冊組』
これは人気のある本なので、飾りとして店に出したい。できたらある程度の期間は置き続けたいよなあ。定価は1冊2940円なので2冊組で3000円としたうえで、棚の平台部分に置く。
 80円棚のコミック。
入荷した『三国志』42冊中、重複した11冊を除く31冊を出すことにする。他には『スラムダンク』に5冊、『月下の棋士』に8冊補充。完結セットになった車田正美『風魔の小次郎』を棚の上にあげ、開いたスペースに別の本を補充。さらに20冊程度入れ替え。
 コミック棚は、『デビルマンレディ』を10冊(各250円)、『one piece』を3冊(各200円)補充
 成人コミックの棚では60冊程度入れ替え。
 100円均一棚では、『バトミントン教室』、『卓球』、『はじめてのレディス・ゴルフ』、『イラストバスケットボール』等のスポーツ入門書13冊を補充。 
 最後に宗教書5冊、哲学書1冊を補充して今日はおしまい。

 お客さんから、箱の中を見せていただけませんか?と請われる。
 いつも来ていただくお客さんなので、特別に3つほど開けてさしあげる。何が出てくるのか、私にも見当がつかない。もちろん値段もつけていないので、どきどきしていると、
 『灰色の川』飛鳥高(昭36)「これは、おいくら位なんでしょう」
 「裸本だし、ええと、2800円かな」
 「買います。じゃあ、これは?」
 『人工怪奇』九鬼澹(昭22)
 「うーん、6000円」
 「買います」
 あっさり、買うなあ。
 他にも、あれこれ買っていただき(ベスターの『虎よ、虎よ』(ハヤカワ文庫)400円しか覚えてない。)、14300円までいったところで、一回支払い。
 「これでもう一文無しなんですが、これはおいくらでしょう」
 えっ、まだ買うの? だって、もうお金ないんでしょ。
 「そうだなあ、2000円かな」
 「じゃあ、取り置きお願いします」と言ってお帰りになりました。
 他にも、何かの本を次に買う約束までしてくれたけど、それがどの本で幾らで約束したのか忘れてしまった。6000円か、7000円位だったとは思うんだけど。
 いずれにせよ、本で有り金をはたいてくれるような、こういうお客様は貴重です。大事にしなくちゃ。

 それにしても、今、アダルトコーナーにいるお客さんは、いったい何時までいる気なのか。もう10時だぜ。ここは9時までなんだぜ、と口では言えず、ここに書き込んでいるだけの弱虫な私。


古本屋日記 2007年9月 2007年7月 HOME