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古本屋日記 2007年7月

 7月31日(火)

 今日は組合の市。昨日買った電卓を持って古書会館に向かったのだが...
しまった!壊れた電卓の方を持ってきてしまった。しょうがないので、途中でまた電卓を購入。まったくの無駄使いだぜ。電卓を使って入札している方なんて他には一人もいないけど、私はそれなしでは札が入れられないのだ。

 会館に着くと御器所書店さんから、ガイモノで『ピタゴラ装置DVDブック2冊組』が6セット出品されていることを教えてもらう。
 ラッキー!これ、ほしかったんだよ。商品とは別に自分の分もほしいのでとりあえず3セット注文。
「これなら抽選になっても2セットぐらいは買えるかしら」
「おそらく何セット入れても1セットずつになっちゃうと思いますよ。でもそれだけ入れておけば1セットは確実に分けてもらえるかも」
「はあ、そんなもんですか」

 結果は、御器所書店さんのおっしゃるとおりになりました。やはりこの商品は人気があって注文過多となり、入札者は抽選の結果、1セットか0セットかに分かれる結果に。私はなんとか1セット確保できましたが、うーん、店で売るか自分のものにするか迷うぜ。

 さて今日もミステリー系の出品は皆無。だからといって、手ぶらで帰るわけにも行かない。
 百萬文庫さんから、『ハレンチ学園』が揃いで出てるよ、と教えてもらう。それはほしいかも、と思いましたが文庫版でした。文庫ならやはり百萬さんにお任せします。(結局この山は百萬文庫さんが落札しました)

 花月さん、長谷川さん達からマンガについてレクチャーしてもらう。買い方、売り方も店によって様々です。

 さて、本日落札したものは、
『美術史の哲学』始め2本(27冊)
『神・墓・学者』始め2本(42冊)
『正法眼蔵 仏性を味わう』始め2本(32冊)
『金剛経の禅 禅への道』始め1本(20冊)
『釣りのすべて』始め2本(36冊)
『三国志』始めコミック6本(約130冊)
松本零士『思春期100万年』始め少年コミック1山(約250冊)
少年コミック1山(600冊)
大判コミック1山(約250冊)
成年コミック4本(80冊)
成年小説2本(51冊)
その他ガイモノ2冊

合計で約1500冊。量的には先週と同じくらいだ(先週は約1450冊)。店でちょっとマンガを扱うとこうなっちゃいます。マンガは単価が安いから、その分、量が必要になるんだよね。

 7月30日(月)

 先週の市で電卓を落として壊してしまったので、近くの量販店へ買いに行く。明日の市でちょっと使うためだけのものなので小ちゃいのがいい。395円のものを選択。
 ところがその近くには、1980円のA4ラミネーターが... 安っ!
 店の看板に掲示しているのは、印刷した紙をフォルダーに挟んでセロテープで貼ってあるだけのものなので、雨風でよれよれになっているのだ。
 もちろん、即、購入。
 で、レジで「保証書を発行いたします」と言われて渡されたのは、電卓の保証書。こっちかよ。

 掲示物は、さっそくラミネーターで作り直して貼り替えておきました。
 もっともその内容は、この程度の、たわいないものなんだけど。
「昭和30年代以前の探偵小説SF高価買入」
「100円のコミック → 80円」
「480円〜980円のアダルトDVD入荷」
「アダルトビデオ100円から」


 7月29日(日)

 ランチバイキングの店へ。
 「当店は初めてですか?」と尋ねられる。この店のこういうところが好きだ。今月だけでも10回は来てるんだけどね。

「煙突を製作するための図面の本はありませんか」
 またおいでですか。以前からお話していますように、うちの店にはございません。何の煙突なのでしょうか?工場?銭湯?それとも火葬場?
「鉄板とかで作る煙突」
 煙突を鉄板で作るんですか?詳しくは存じませんが専門的な資料であれば、丸善とか三省堂のような新刊書店でお問い合わせいただいた方がよろしいのではないでしょうか。
「どこにあるの」
 丸善は栄ですね。三省堂は名駅です。もしかしたらジュンク堂でも何かわかるかもしれません。
「新刊じゃなくて、古本でいい」
 それですと鶴舞ぐらいかなあ。でもあるかどうかはわかりませんし、燃料とかの変化もあるので、古い本だと役にたたないかもしれませんよ。
「煙突とか、箱とかを作る本なんですけどね」
 うーん、困った。煙突と箱じゃあ、ずいぶん違いませんか。

 猫又さんに電話してしばらくおしゃべり。
 おしゃべりの途中で、100円の英和辞典が売れる。
「すみません。実はこの本、函は大修館ですけど、中身は研究社の英和辞典なんです。ほらね」
「それでいいよ。それからさあ、この前まで100円のところに英語の本が並んでたのになくなっちゃたのかなあ」
 すみません、英会話の実用書ですね。他に何冊もあるんだけど、どこにあるのかわかりません。また探しておきます。

 おしゃべりの途中で、480円のアダルトDVDが売れる。
「領収書をお願いします」

 アダルトDVDで領収書を求められたのは初めてでしたよ。
 それは業者だったのかもしれないよ。うちでもあったから。

 おしゃべりの途中で、お客さんからコミックについて問われる。
「『ハッピー!』(波間信子)の16巻以降を探してるんですけど」
 見えないところに積んであった本の中からたまたま16,17,18の3巻を見つけてお売りする。1冊80円で値付け。

 「やっぱり売れるのは安い本ですねえ」と、おしゃべりを続行したわけであります。のんびりした古本屋の日曜日でありました。


 7月28日(土)

 お客さんが差し出した歴史雑誌(タイトルは忘れた)に800円の値付け。うっ、付け間違いである。しかもうっかり、「あれっ、800円か」と口に出してしまった。
 定価が2500円の本だったからか、お客さんは怒ったように「ここに800円と書いてあるだろ」と値付け部分を指差す。
 「はあ」と答えて、とりあえずそのまま集計。
 「合計で1360円になりますが...60円はおまけしておきます」
 お客さんはとたんに破顔。やっぱり勘違いしてたのね。でも状態が悪い本だし、まだちょっと高いかなと思い、結局もう100円値引きしたのでした。

 店を閉めてから、近くのアダルト専門店へ。ここに置いてあるアダルト雑誌の月遅れ本が、うちの店とほんの一部だけどバッティングしているのだ(当店の棚構成については、おいおい記載予定)。そこで1冊、うちの店の方が高い本を見つけてしまった。明日、値下げしとこっと。
 ところが、そこで他のお客さんから「新しい本、入った?」と声をかけられる。やばい、うちにもおいでになるお客さんだぜ。無碍にもできないので少しおしゃべりしましたが、ここはレジのすぐ近く。偵察がばれちゃうじゃないか。ほうほうの体で逃げ帰る。

 

 7月27日(金)

 ランチバイキングへ。土、日、水と来ているのに、また来てしまった。店から自転車で10分もかからないところにあるのがネックなんだよな。

 以前、「このDVDには団鬼六が出演しているんですよ」と教えて下さりながら2000円で買ってくれたお客さんが、再びそのDVDを売りに来店。えっ、コレクターにするんじゃあないんですか。また売れそうなので1000円で買い取る。(ただし、他にお持ちいただいたアダルトDVD4本は各150円。こんなもんなんだよ)
 さて、売る前に団鬼六の姿だけでも見てみようかなとも思いましたが、探すのが面倒なので、動くことだけ確認して、さっさとビニール袋に包んで2000円で、他のDVDのうち2本を480円で店に出してしまう。

 暇なので猫又さんと電話でおしゃべり。以前はかなり遅くまで店を開けていたのに、最近は9時頃には店を閉めているそうだ。夜遅くても大丈夫と思っていらっしゃる方は要注意。


 7月26日(木)

 パソコンを代えて、はや何月。ようやく自分のHPに転送するためのパスワードが判明したぜ。というわけで、改めて「古本屋日記」として日記を再開。メール設定とかはまだなんだけどね。

 『ドラゴンボール』の揃いが売れる。買ったのは中年の方なので、子供に頼まれていたのだろう。状態がよくないので1冊150円にしておいたが、それでも42冊あるので6300円。他にも500円の本とか680円の本とかも買って下さった。お金持ちなんですね。また来てくださいね。


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