YUMI'S ROOM READING

YUMI'S 『TV BROS』 MUSIC REPORT

雑誌「TVBROS」の音楽ページ、CD REVIEWにて、(青)さん の推薦盤をCOLLECTION !!

 

2004年 Vol.1 (1月10日号)

エレクトリック・ソフト・パレード 『アメリカン・アドベンチャー』 「優秀だわー、この二人!」
UKの兄弟宅録ユニットESPの2年ぶりの二作目。「持ち味のサイケ/プログレ・テイストは強まりながらもストレートなポップ感は減退している、もっと爆発して欲しい、もっと狂え、突っ走れ!」とのことですが、私はまだ聴いたことがないけど、多分きっと、かなり変態な音をしているのでは?って思います…。だって、だって今この時に、「アメリカの冒険」でしょ?おかしいに決まってるよね?
ZAZEN BOYS 『ZAZEN BOYS』 「向井、葛藤してるなあ」 「果たして向井、ここからどこへ行く?」
そうそう、そうなの。ナンバガとは別物と書かれているものが多い中で、「継承したサウンドは、ダブ、スカ、変拍子があふれ、激しく渦巻く思いがジリジリと綴られている」って書いています。同感。それって今までとどこが変わったの?って思うのですが…。「ボーカルはラップというより念仏に近い」と書いてますが、向井くん本人が他誌インタビューでそのとおり言ってるのを読んだよ。当たり!私はURBAN R&B/HIP HOPとのオルタナロックバンド版だと思うよ。いかにも格闘してる感じ。
ダミアン・ライス 『O』
(オー)
「憂いに満ちた、味わい深い歌である。」
それだけで聴きたくなったんですけど!「ダブリン出身のSSWが一昨年自国でヒットさせたデビュー盤の邦盤化」ですって。「とにかく感情のさざ波が迫ってくるのが圧巻で、バラード曲が特に素晴らしい」と。こりゃあ絶対私好みなはずだと思って調べてみたら、基本的にはアコギ弾き語りなんだって!あと問題になるのは声質リズム。(そこが書かれてないんだよ…) あ〜、聴いてみたい!
スピリチュアライズド 『アメイジング・グレイス』 「ろっ、ろっ、ろっくんろーる!?」
ビックリです!すいません、私よく知らなくてうまくコメントできないのですが…。UKのロックバンド2年ぶり5作目。スピリチュアライズドというと、どうしても宇宙的イメージがあるんだけど、今作は「ライヴ録り主体でえらく勢いのあるガレージロック炸裂」なんだって!へぇ、そりゃあビックリだわさ。
「とにかくストレート、新境地・ズドンと来ましたっ!」 ライヴが観たくなるそうです!
キャリフォン 『へロン・キング・ブルース』 「なんか自分の脳ミソが浮かび上がっていくみたいだ。」
すいません、これも知らないのですが…。前2作目が評判だったシカゴ音響カントリーバンドで、「生音が繊細にやわらかく広がりだんだんと熱を帯びていく様には精神を幻惑されること必須」「トロトロ高まっていくのが気持ちよすぎて…死にそ」だって〜!私の趣味にシカゴ音響系はないんだけど、こう書かれてると、聴きたくなっちゃうよね!気持ちよくなりたい…だけどきっと、私が聴くと、気持ち悪くなる類なんだよなー。でも、気持ち悪くなってみたい!と思わせられるのであった…。
ASA-CHANG&巡礼feat.小泉今日子 「背中」 「ま、マジっすか〜!?」
巡礼にkyon2が参加していることにビックリなんだけども、それ以上にその中身に驚嘆感動してらっしゃるの。「彼女の声があのタブラとシンセの水面の上を小舟のようにたゆたい、(略)、ほんとにスウィートな恋心を歌ってい」て、「か〜わ〜ゆいッ!」「ステキ!」だって!詞もよくて完全にやられた、コラボってこういうもん…って大絶賛なの。「感動の一品」…聴きたい!kyon2のVoって男性にすごく人気あるよねぇ。昨今、歌手復帰だしねー。


このREVIEWは4人のライターさんで書かれているんだけど、今号は他の方が書かれているものに私が普段からよく聴いているブラック系が多くて驚いたんですけど。読まずとも聴くようなもの(もうすでに購入済みのもの)…ワイクリフ・ジョン、アリシア・キーズ、ジョス・ストーン、ジョー、アメール・ラリュー、ミュージック…趣味ど真ん中のもばかり。だけど、聴いて感じてたこと以上のことが書かれているのはないし、耳にするだけで買わないものを「買い!」と思わせられるようなこともないの。私に多少の知識があるせいかもしれないけど、簡単な紹介文にしか感じられない。私の音的な趣味とは全然離れるんだけど、(青)さんのREVIEWを読んで「聴きたい!」「聴いてみたい!」と思わせられる確率は圧倒的に多い。実際買ってしまうことも!そして、ハズレなし、なのです!

 

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