2004年12月の日記

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2004.12.29
ただ今の英語本。
Hexwood / Diana Wynne Jones (Harper Collins Publishers), 4.99STG.  (Amazon)
以前Amazon.com(米国)で書評を読み、面白そう!と購入しておいたもの。
そしたらなんと、いつの間にか邦訳されてたのね。びっくり。
ニムさんの日記にて知りました。
http://www.mars.dti.ne.jp/~gmotaku/index.htm

2004.12.04
ただ今の読了本。
BBCドラマ Pride and Prejudice のスクリプト(脚本)

読了まで一年近くかかったかな?
英会話が上達するかも。。。という下心もあり、登場人物になりきって音読してました。
傍から見ると阿呆だよね。
でもすごく楽しかったです。
以下内容と感想。

舞台は19世紀初頭の英国。
自分にも他人にも厳しいが、思いやりある心篤い男性Darcyと、聡明かつ率直な女性Elizabeth。
2人をめぐるラブストーリーを中心に、親子愛、兄弟愛、姉妹愛、友愛をテンポよく描いた作品。


ややDarcyが理想化されすぎていること、
Elizabethが女性に共感されるよう造形されていることを考慮すると、
男性より女性に受ける作品だと思いました。

個人的には、Trifleという単語の使われ方が印象に残っています。
英国通な方にはピンときたはず。
そう、英国の生菓子Trifle*1*の動詞形です。
「私を適当にあしらわないで」といった文脈の中で使われていました。
私はお菓子のTrifleしか知らなかったので、新鮮で面白かったです。

で、次は字幕なしでDVDを見直す予定。
続いて英語字幕表示で見て、最後は日本語字幕表示かな。
これだけ何度も楽しめれば、DVDの価格10,290円の元はとれたな(笑)。

*1*
スポンジケーキの切れ端と、フルーツやジャム、カスタード、生クリームなどを重ねて作る素朴なケーキ。
残り物で作れることから、つまらないもの、という意味を持つTrifleという名がついたらしいです。
最近は日本でも、こじゃれたカフェやデリで「豪華版」Trifleを見かけるようになりました。


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