2003年1月前半の日記
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2003.01.12
ただ今の聞了本。
The Magicians of Caprona / Dianna Wynne Jones ; read by Nickolas Grace  (Harper Collins) Cassette ed.  (Amazon)
以前聞いていたカセット版。
冊子読了後には、どんな風に聞こえるかなぁと思い再挑戦。
そしたら、あちこち割愛されていることに気がついた。
後々になってハタと膝打つ伏線が、随分削られていて残念なり。

それから2回目だから余裕があったのかな、
読み手の息遣いをすごくリアルに感じることが出来た。
時には「あっ、今つっかえそうになった」とか発見したりね(笑)。

 

2003.01.11
自宅パソコンから突然、メールが送れなくなってしまう。
あわててプロバイダのサポートページをチェック。
そしたらちゃんと、「お問い合わせの多いQ&A」に解決策がのってたよ!
ありがたやありがたや。
ちなみに原因は、Eudora特有の不具合みたい。
http://support.biglobe.ne.jp/help/faq/e-mailq/e-mail08.html

 

2003.01.10
ただいま仕事と家事(母親の腰痛が悪化したので負担が増えた)、
さらにTOEICの勉強で手一杯になってます。
3月下旬頃まで、更新が滞ることがあるかもしれません。
ごめんなさい。

 

2003.01.09
今年初めての英会話レッスンへ。
久しぶりのことなので、思うように口がまわらずヘドモドする。
やっぱり英会話は、毎日こつこつ練習しなくちゃ駄目だなぁ。

 

2003.01.08
学外への複写・貸借依頼がわんさかくる。
さらに面倒な参考質問もたくさん舞い込む。
例えばこんなの。
  • 「1990年、本学○○研究室所属学生が書いた修論の、全頁を複写したい。」
    えっ修論?(博士論文なら図書館にあったのに)。
    しかも全頁?(著作権法上、執筆者の許諾が必要。なので執筆者の現住所を割だし、連絡をとらなきゃいけない)
  • 「2002年6月に提出された、本学所属学生の博士論文を閲覧したい。」
    博論ならあるけど…まった。
    2002年?まだ教務課で整理中だから公開できないよ。
    (指導教官の手元になら有るかなぁ。先生と連絡をとらなきゃ。)
  • 「2002年夏に開催された、国際会議で発表された論文がみたい。」
    去年の夏?どこの図書館にも所蔵がない…出版者のウェブサイトをチェックするか。
    やっぱり!まだ出版されてないよ。
    (研究者に直接連絡をとるしかないかなぁ。)
3件目の質問は、英語しかしゃべれない研究者からだった。。。
あたま煮えそう。

 

2003.01.07
利用者用端末に接続された、プリンタの調子が悪い。
すぐ紙が詰まる上に、詰まった紙がなかなか抜けない。
ひどい時には、数分おきに苦情が入る。
私たちの仕事は、プリンタのお守りじゃないんだけど。
そして同僚Tさん、ついにぶち切れる。
プリンタを前にして、
「冗談じゃない、こんなんやってられないわ。当初の予定通り(初めはそうなる筈だった)、利用者用端末からはプリントアウトできないよう設定してもらわなきゃ。」
とのたまう。
Tさんの気持はよく判る。
でもそれ、利用者の前で大声出して言っちゃ駄目だよ。
図書館の仕事って、サービス業なんだから。。。

 

2003.01.06
新システム本格稼動。
年末に引き続き、本番環境で動作確認をする。
たくさん不具合が見つかって大変。
年末から溜まっていた、ルーティンワークも消化しなくちゃ。

 

2003.01.05
タイピングがもっと上手になりたいと思い、練習ソフトを探す。
和文ではTYPETREK LITE、英文ではType-Sが良いみたい(どちらも個人使用は無料)。
TYPETREK LITE→http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/000909/n0009091.html
Type-S→http://www.syam.net/library/type-s/index.html

何故急にこんなことを始めたかというと、
参考調査カウンタに利用者閲覧用ディスプレイが増設されたから。
手元を覗き込まれてるみたいで、緊張するんだよね。
学生さんに、つづりの誤りを指摘されて冷や汗をかいたり。
。。。これは英単語の語彙力の問題か(笑)。

 

2003.01.04
ただ今の読了本。
The Magicians of Caprona / Diana Wynne Jones (Beech Tree Books)
以前カセット版で、読了(聞了)していたもの。
冊子版を読んでみたら、4割程度しか聞き取れていなかったことが判明。
だから初めて読む本のように楽しめた(笑)。
これ、すっごく面白いよ!

物語の舞台は、パラレルワールドにある「もう一つの」イタリア。
そこでは未だ各州が独立を保っており、公爵がその地を治めていた。
そんな州の一つCapronaには、世界に名立たる特産品がある。
それはずばり、とびぬけて強大な力を持つ魔法の呪文。
呪文作成の名家、ペトロキ家とモンタナ家がその産を担っている。

しかし最近、両家の魔法の力が目に見えて衰退してきた。
かねてより犬猿の間柄にあった両家は、互いに相手のせいだとののしりあう。
そうこうしている間にも、シエナ州やピサ州の軍団がCapronaにせまりくる。
両家の子供達と猫達は、Capronaを救うべく必死の戦いに挑むのだが…。
はてしてCapronaと両家の命運や如何に?


まず作品の舞台と作中の小道具とを、巧みに結びつけた手腕に拍手!
というのも魔法の呪文は詞であり、
その詞を的確なメロディで歌い上げると魔法が発動する仕組みなのだ。
陽気で歌うことが大好きなイタリア人に、まさにうってつけ。
両家の魔法合戦は、壮大なオペラのようで面白かった。
それからロミオとジュリエットを下敷きにしたロマンスにも、
ジョーンズ流のウィットがてんこ盛りで楽しい。
ちょっと難解な、言葉遊びのような謎掛けがあるのもジョーンズらしいかな。

そして様々な伏線がばばばっと集約されていくラスト!
これがとっても気持いい!
ジョーンズが紡ぎ出す奇想天外なストーリーに、心地よく翻弄されてしまった。

冒険があって、謎解きがあって、ロマンスもあって、→心温まるラスト←がある。
誰が読んでも楽しめる一冊。
ちなみに日本語版はこちら。
トニーノの歌う魔法 / ダイアナ・ウィン・ジョーンズ (徳間書店) 1700円  (Amazon)
おすすめです。

 

2003.01.03
雪にもめげず、新宿にあるデパートへ。
お目当ては勿論バーゲン!
おかげで今月定期券を購入しようと用意してあった現金が、すっからかんになってしまう。
これから気をひきしめて、倹約に努めなくちゃ。

ただ今の読了本。
高天原なリアル / 霜越かほる (スーパーファンタジー文庫) 533円
個人的に最も期待している若手作家、霜越さん。
そのデビュー作がこちら。
BOOK OFFでみかけて即購入。

主人公は、やむにやまれぬ事情から人気声優「毒島かれん」のフリをする羽目になった、同名の女子高生。
そのうえ本人の預かり知らぬ間に、生臭い陰謀に担ぎ出されることになり…。

いやこれ、すっごく面白い!
先の読めない展開に、頁を繰る手が止まらなかった。
さらにさらに、キャラクタ造形がすごく良い!
主人公かれんちゃんを筆頭に、かれんちゃんのシングルマザーの「おかあ」、婚期を逃したキャリアウーマンの「おねい」など、イキの良い女性陣がナイス!

読後感はスカッと爽快。
元気になりたい方は、ぜひぜひ読んでみてください。おすすめ!

 

2003.01.02
福袋を買いに、駅前のデパートまで。
お目当てはLepicierの紅茶。
寒い中ずいぶん並んで待たされたけど、希望通りのものが買えたので満足。
しかし!Lepicierのサイト経由でも、同じような福袋が買えたらしい。
その上系列の緑碧茶園では、私が最近はまってる中国茶の福袋があったそうな。
今年の年末は、忘れずにチェックしなくちゃ。
…気が早い?

あとはTOEICの勉強をする。

ただ今の読了本。
夏休みは命がけ! / とみなが貴和 (角川スニーカー文庫) 680円
去年の夏に購入して、ずっと積読になっていたもの。
ようやっと読了。
トラブル巻き込まれ型の男子高校生が、悪漢相手に大立ち回りを演じる痛快娯楽作。
だけど私は、主人公の同級生ながらみごと(?)悪役をはたした五郎丸くんに惹かれるな。
頭をからっぽにして、ハラハラどきどきしたい方におすすめ。

 

2003.01.01
新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ、よろしくお付き合い下さい。

で。
今年の目標。
まずはできる限り、誠実な言動をとること。
というのも私には、自分を良く見せたいあまり、
「1」しかないものごとを大きくふくらませて、「5」あるかの如くふるまう傾向があるから。
でもこういう振る舞いがもつ薄っぺらな底の浅さは、他人にはすぐ判るみたい。
日経WOMAN1月号”ウーマン・オブ・ザ・イヤー2003”受賞者に対する人物評を読んで、自戒の念を強くした。
それから次に、TOEICで730点を突破すること。
あとは心身ともに健康に暮らすことかな。

…ちょっと欲張りすぎ?

おまけ。
お正月用に活けた万両の花。
自宅の庭で咲いていたもの。
万両の花

 

Produced by Tsukushi

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