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2002.12.31 年末年始の、食料の買出しへ行く。 お蕎麦にきんとん、黒豆、かまぼこ、伊達巻、酢ばすとなます。 それから昆布巻き、田作りなど。 どれも私の大好物ばかり。 胃腸の具合も良くなったから、美味しく楽しく食べられそう。 わ〜い。 それからTOEICの勉強をする。 夕刻には、久方ぶりにお散歩。 充実した一日だったなり。 今年一年、無事過ごせたことを感謝しつつ。 ただ今の読了本。 真世の王上巻 / 妹尾ゆふ子 (EX NOVELS) 950円 真世の王下巻 / 妹尾ゆふ子 (EX NOVELS) 950円 十夜さんが絶賛されていたので、読んでみた。 異世界を舞台に、この世の崩壊と再生を描かんとする気宇壮大なファンタジー。 相変わらず、情け容赦ない筆使いがすごいっす。 物語が求めるところであれば、どんな好人物にも惨劇の鉄槌をふりおろすんだもん(涙)。 重厚で、荒ぶる物語がお好きな方はぜひ。 魔法の描写が持つ、美しさと迫力にも要注目な作品。
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2002.12.30 今日も銀座のEddie Bauerへ。 件のダウンジャケットを交換してもらう。 よかったよかった。 ところでこの店、販売員のスキルに随分差があるように思う。 例えば商品についての知識とか、サイズの見立てとか。 今日は大当たり!な方だったから、こちらも安心してお任せできた。 プロフェッショナルはかくあるべし。 自分自身も肝に銘じておかなくては。 ただ今の読了本。 ひそやかな情熱 / 遠野春日 (GENKI NOVELS) 857円 オンライン書店bk1の書評で、しっとりした大人のボーイズラブとかあったので読んでみる。 しかし!ちょっと極道テイストが入ってて、苦手な作品だったかも。 それでいて主役二人は、乙女ちっくなドリーマーなんだよね…。
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2002.12.29 例年この時期は、母方の実家へ帰省していた。 しかし今年は、飼猫の世話をして頂ける方がみつからず断念。 年若い従姉弟達(小学生・中学生・高校生・大学生)に会えないのが残念なり。 この一年で、びっくりするくらい大人びていると思う。 午後は銀座でお買い物。 クリスマスの頃に比べると、随分空いていたようだ。 Eddie Bauerで、ダウンジャケットとウールのセーターを購入する。 バーゲン前だというのにね(笑)。 しかし!家に帰ってみてみたら、ダウンジャケットのサイズを間違えていたことが判明。 がっくし。 明日交換にいかなくては…。
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2002.12.28 今年も残すところあと僅か。 てな訳で、2002年読了本より3冊をセレクト。 (出版年が2002年のものに限る) まず1冊目。 樹上のゆりかご / 荻原規子 (理論社) 1500円 物語の語り手は、都内の進学校に通う女子高生上田ひろみ。 彼女の日常と成長を描いた学園もの。 ミステリ要素もあります。 今年一番印象に残った本がこれ。 ただし私のごく個人的な資質や体験があってこその評価なので、万人に受けるかどうかは不明ですが。 というのも主人公ひろみと、高校生だった時の私の境遇が、非常に良く似ているんです。 そのうえひろみは、当時私が渇望していたにも拘らずどうしても手に出来なかったもの−例えば女の子としての可愛らしさや、異性にちやほやされること(かつての私には、すごく大きな問題だった!)−を備えていて。 彼女は、かつての私の理想そのものだったんです。 ひろみに共感と同時に羨望も感じつつ、当時を思い出しながら読み進めました。 彼女にかつての自分を重ねることで、昔の鬱屈を昇華していたのかもしれません。 読了後は、当時の自分をいとおしんでやりたくなりました。 これも一種の癒し本なのかなぁ。 思春期に、コンプレックスを抱えて悩んでいた女性におすすめかも。 2冊目。 春になったら苺を摘みに / 梨木香歩 (新潮社) 1300円 私の大好きな児童文学作家、梨木香歩さん。 彼女の初めての随筆作品です。 この世界には様々な人種、文化、価値観、そして宗教がある。 そのすべてを理解することは、とても難しい。 でも「それ」がそこに存在することを、逆らうことなくあるがままに受け止めたい。 そんな寛容の精神を、英国人作家ボウエン夫人より感じ取る梨木さん。 さらにその精神を、てらいなく行動に映してみせるボウエン夫人。 一見か弱く思える彼女達の、その心のしなやかさと美しさに感じ入りました。 性別や年齢を問わず楽しめる作品です。 ぜひどうぞ。 3冊目。 貧困の克服:アジア発展の鍵は何か / アマルティア・セン;大石りら訳 (集英社新書) 640円 アジア人として、初のノーベル経済学賞に輝いたセン博士。 彼の4つの講演論文を、一般読者を対象に再編集して収録した作品。 巻末には、訳者による解説が付いています。 ノンフィクションのなかで、今年最も鮮烈な印象をうけたのがこれ。 崇高な哲学理念と実利的な損得勘定を、クールかつダイナミックに結びつけていく論法に圧倒されました。 しかも全体としてダイナミックでありながら、細部にこまやかな心遣いが感じられるところが凄いです。 彼の思想は、そのまま彼の人となりを体現しているのでしょう。 思わずわが身を振り返り、反省してしまいました。 読了後、未来に明るい希望を感じられる作品。 もちろんただ感じるだけでなく、何らかの行動に移すことも重要ですが。 とりあえず、毎回選挙には行こうっと(理由は本書をご参照あれ)。
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2002.12.27 東京は昨日あたりから、随分冷え込むようになった。 こう寒いと、お弁当を作る気になれない。 ご飯がすごく冷たくなってしまうから。 来年はご飯の替わりに、パンを詰めていこうかなぁ。 それからバグ出しの続き。 午前中一杯かかる。 14時過ぎには、本番データへ移行。 しかし閲覧業務で深刻なトラブルが発生する。 おかげで、参考業務のデータ確認までいかなかった(新年に後回しのもよう)。 そうした合間をぬって、利用者用端末スペースの模様替えと掃除。 片手間仕事だったので、さしてはかどらずガッカリ。 予定では、もっと小奇麗になっていたはずなのに…。 夕方になって御用納めの準備。 なんとか定刻開始にこぎつける。 美味しそうなそば弁当が供されたけど、先日来の風邪の影響か腹具合がイマイチ。 おつきあいで無理やり飲み込む。 蕎麦屋さんに申し訳なくて落ちこみモード。 とほほほ…。
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2002.12.26 半休を頂いて、自動車免許を更新する。 食入るように写真をチェックしたけれど、眉間の痣は確認できず。 よかったよかった。 それから職場へ向かう合間に、Hanako最新号を購入。 特集は2003年の運勢。 占いにはさほど興味がないけれど、毎年この号だけは買ってしまう。 個人的には、山本令菜さんの0学占いがお気に入り。 そして今年最後のカウンタ業務に励む。 ひっきりなしにお客さんが来て、とにかく忙しかった。 無茶いう方も多かったし(どうしてもこの本が年内欲しい!とか)。 カウンタを閉めた後は、新システムの動作確認。 けっこうバグが見つかる。 あとは新システムの仕様にあわせて、各種申請用紙を作り替えたり。
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2002.12.25 ネットワーク無事復旧。 しかしOPACは、システム更新のため年内サービス休止となる。 Webcat(日本の大学図書館中心の総合目録)が頼りだわ(涙)。 あとは新端末の設定作業。 カウンタ上の端末を固定する際、液晶ディスプレイが落下してしまう。 幸か不幸か、それを顔面でうけとめた私(しゃがんでコードの配線を調整していたので)。 すっごく痛かった(涙)。 おかげで眉間の少し下に、小指の爪程のサイズの痣を作ってしまう。 明日は免許の更新へ行くのにさぁ…。 眼鏡もちょっと歪んでしまった。 最近買い換えたばかりなので悔しいなり。
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2002.12.24 OPAC(オンライン蔵書目録)が使えず、ネットワークも不安定。 そんな状況下で参考調査カウンタを開けてもさぁ…。
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2002.12.23 映画「ハリー・ポッターと秘密の部屋」を観に行く。 9時前から並んだにも関わらず、購入できたチケットの上映時間は17時過ぎ。 もう根性入れて時間をつぶしたよ(涙)。 感想は以下の通り。
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2002.12.22 有隣堂書店にて、3月に実施されるTOEICテストを申し込む。 そんな訳で、ただ今の勉強本。 TOEIC公式ガイド&問題集vol. 2 / 国際ビジネスコミュニケーション協会 (国際コミュニケーションズ) 2800円 早速32問のミニテストに挑戦。 そこでぼんやりミスをやらかす。 縦2列に配された設問を、上から下へ解いていかなきゃいけないのに、左から右と横へ解いてしまったのだ。 私、大学入試の時も同じような失敗をしてるんだよね(本番で!)。 成長してないなぁ…。
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2002.12.21 今年の風邪は、どうやらお腹にくるようだ。 ずしりと重たい痛みが消えず、辛い。 でもどうしてもキャンセルしたくない用事があったので、氷雨の中銀座まで出向く。 待ち合わせ時間より随分早く到着した為、書店へ立ち寄った。 そんな訳で、ただ今の立読み本。 砂の覇王9巻 / 須賀しのぶ (コバルト文庫) 533円 架空の大陸を舞台に、歴史のうねりを鮮やかに描き出す意欲作。 「砂の覇王」編の完結作でもある。 健気だけどタフ、したたかなのに憎めないヒロインが魅力的だった。 でもこの作品、対象年齢がコバルト文庫読者層より高いと思う。 須賀さんには、コバルト以外のレーベルで、作品を発表する気はないのかしら。 もったいないよなぁ。 追記。 須賀さんと本屋さん、ごめんなさい。 何も買わずに出てきちゃいました。 次回、買いにいきますので…。
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2002.12.20 業務用端末の撤去作業。 これがめちゃめちゃ辛かった。 私の掛の割り当ては、利用者用と業務用あわせて30台ほど。 17時から始まって、21時過ぎまでかかってしまう。 ほこりまみれで服はどろどろ、喉も痛い。 なんでも旧システムと新システムが別業者の場合、 撤去も搬入も図書館がしなくちゃいけないそうな。 しかも旧業者が端末を引き取る日時は、早くて一月後。 それまで煤けた端末に埋もれて、仕事をしなくちゃいけない。 そんな馬鹿な〜(涙)。
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2002.12.19 風邪をひいてしまった。 これ多分、館長先生からのもらい風邪。 忘年会の帰り道、風邪で朦朧とする先生を送った時にたかったみたい。 (先生と私の家は、わりあい近いので) うぇ〜ん(涙)。 ニムさん経由で、ファンタジー小説ファン度調査にトライ。 結果は、352冊中40冊が読了済み。 ニムさんのようには、とてもいかない。 でも裏を返せば、世の中には私の知らない素晴らしい本が、まだまだ沢山あるってこと。 これは幸せなり〜!
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2002.12.18 今日は職場の忘年会。 豪勢な鍋が食べられて大満足。 ふわっとしたつみれが最高! 今まで食べたつみれの中で、一番美味しかったぞ。
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2002.12.17 私の職場では年末に、業務システムをリプレイスする。 一日かけて、その最終的な動作確認に立ち会った。 おかげで他の仕事が捗らないよう(涙)。
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2002.12.16 気に入っていたノリタケの小皿を、割ってしまう。 食器乾燥機のカゴからすり抜けて、落ちちゃったのだ。 うぇ〜ん(涙)。
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2002.12.15 英会話教室のラウンジで仲良くなったA先生。 彼のお別れパーティに参加した。 なんでも英国へ一時帰国した後に、引越した彼女を追って札幌へ転居するそう。 私はずっと、英国から横浜へ戻ってくると考えていたのでビックリ。 (たんなる「お見送り」パーティーと勘違いしてた)。 一番気の合う先生だったから、とても悲しい。 またいつか、何処かで会えると良いのだけれど。 何はともあれ、いつまでも彼女と仲良くね、A先生!!
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