2002.01.11
今日の朝ごはん。
Saint Germanのシュタインオフェンブロート、
アオハタの甘さの少ないママレード、ミルクティー。
パンは霧吹きで水をかけ、かるく湿らせてから温めました。
朝ごはん

■雲なす証言 / ドロシー・L・セイヤーズ (創元推理文庫) 640円  (bk1)
英国の貴族探偵、ピーター・ウィムジイ卿が活躍する長編ミステリ。
シリーズ第2弾です。
本作では、ウィムジイ一家のお家騒動を描きます。

ある雨の晩、ピーター卿の妹レディ・メアリの婚約者が死んだ。
現場の状況を考慮すると、他殺の可能性も否定できない。
死体の第一発見者でピーター卿の兄、ジェラルドは、苦しい状況に立たされる。
はたしてピーター卿は、兄の無実を証明することが出来るのか…?
おなじみ従僕バンターと共に、ピーター卿が縦横無尽の活躍をみせる痛快作!


お話のクライマックスは、ずばり!
終盤のウエストミンター・ホール(国会議事堂)大回廊を舞台にした法廷劇でしょう。
検察側と被告側、手に汗握る駆け引きが面白かったです。
ラスト、やり手の弁護士サー・インピィ・ビッグズ氏の長広舌は圧巻でした。
それから、貴族院議員の裁判を巡る慣例や式次第も、ものめずらしく楽しめます。

シリーズお馴染みの人物が、ズラリ勢ぞろいしているので、
ファンにはたまらない1作。
(以下ネタバレ→)レディ・メアリと、パーカー警部の馴れ初めにも注目!です。

 

2002.01.10
お知らせです。
2月から、本館に勤務することになりました。
しばらくは、引継ぎなどの仕事を最優先にします。
従って、更新頻度が低下するかもしれません。
あらかじめ、ご了承くださいませ。

今日の朝ごはん。
神戸屋のピーナッツコロネ、
森永乳業の宅配専用ヨーグルト、ミルクティー。
朝ごはん

 

2002.01.09
職場の暖房、無事復活。
良かった…(涙)。

今日の朝ごはん。
Kavliのクリスプブレッド、
タンアスピック(タンの肉汁ゼリー寄せ)、ミルクティー。
朝ごはん

 

2002.01.08
職場の暖房が壊れました…。
利用者の皆さんは、マフラーにコートの重装備でお勉強。
職員は鼻の頭を真っ赤にして、仕事に励みました。

…だからオーバーホールしてくれって言ったのに!!(涙)

今日の朝ごはん。
自家製バナナパンケーキ、ミルクティー、みかん。
パンケーキには、バナナとヨーグルトがたっぷり。
だからしっとりした口当たりです。
朝ごはん

■くいしんぼマニュアル / 大田垣晴子 (竹書房) 952円  (bk1)
蕎麦、鍋、寿司、鰻、もんじゃやき。
フレンチ、スイス、ジャーマン、ベトナム、タイ…。
まるまる1冊、食べ歩きエッセイ漫画です。

これ、みんな経費で飲み食いしたのかな?
羨ましい…。

ちなみにこの本によれば、世界3大料理とはフレンチ、
中華、ターキッシュ(トルコ料理)を指すとのこと(イタリアンとする説もあり)。
トルコ料理、食べてみたいです!

 

2002.01.07
放送大学の講義も、今月でお終い。
気をひきしめて、頑張らなくちゃ。

今日の朝ごはん。
パンは成城石井のアップルローフ。
ブリオッシュのパン生地に、シナモン風味の林檎プレザーブ入り。
むちゃくちゃ甘い…。
ミカン、ミルクティーを添えて。
朝ごはん

 

2002.01.06
新宿にあるデパートの、バーゲンへ行ってきました。
おめあての黒いコートが買えたので、大満足。
でも値引き対象外でした…。
何のこっちゃ(笑)。

今日の朝ごはん。
ヤマザキ製パンの黒糖ブレッド、自家製ヨーグルト、ミルクティー。
朝ごはん

■ブルー・ムーン / 榎木洋子 (コバルト文庫) 438円  (bk1)
影の王国シリーズ、堂々の完結作。
おとめチックな異世界ファンタジーです。

八方丸くおさまってました。
優等生の模範解答のような結末。
でもこの無難さが、榎木作品の魅力なのかな。

 

2002.01.05
今日は、初詣でに行ってきました。
おさい銭は、四十五円。
しじゅう、ご縁がありますように…。

おまけ。
今日の朝ごはん。
江崎グリコグレープフルーツ・ゼリファイドと。
朝ごはん

■魔法使いと火の悪魔 / ダイアナ・ウィン・ジョーンズ (徳間書店) 1600円  (bk1)
ファンタジーの女王とも称される、DWJの長編作。
ハウルの動く城シリーズ第1作です。
これ、めちゃめちゃ面白い!
こんなに素敵な作品を、いままで知らずにいたなんて…(涙)。

物語の舞台は、魔法が実在する国インガリー。
そこに住む帽子屋の娘、ソフィー・ハッターが主人公だ。

父親の急死により、突然店を継ぐことになったソフィー。
ただ懸命に、帽子をこさえる日が続く。
そんなソフィーが作った帽子には、本人も知らぬ間に、
不思議な魔力が宿っていた。

そしてある時帽子屋に、邪悪な荒地の魔女が訪れる。
ソフィーの魔力に目を付けたのだ。
魔女はソフィーに、強力なな呪いをほどこす。
なんとソフィーは、ヨボヨボ・しわしわのお婆さんになってしまったのだ!

”家族に会わせる顔がない!”
勢いにまかせ、ソフィーは家を飛び出す。
この瞬間から、ソフィーの冒険が始まった…。

空飛ぶ城の魔法使いハウルとともに、魔女の呪いに挑むソフィー。
はたして結果は…?


これはもう、(以下ネタバレ→)意地っ張りでひねくれ者の2人が織り成す、
波乱万丈・驚天動地・怒涛のラブストーリーです!


まずキャラクタ造形が最高に良い!
ヒロインにあるまじき口汚なさ(笑)のソフィー、
気障でナルシスティックで不誠実なハウル。
善良だけど役に立たない、魔法使いの見習いマイケル。
敵か味方か、ハウルと契約を結んだ火の悪魔カルシファーなどなど…。
端役の一人に至るまで、みな命をもって活き活き躍動しています。

それから、ちょっぴり乾いたユーモアが最高です!
絶妙のひねり具合、そして突き放し加減が良いんだよなぁ…。
人を喰ったような設定も笑えました。

もちろん、呪いの謎解き部分も面白かったですよ。

未読の方は、ぜひぜひ読んでみて下さい。
超!おすすめです。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ万歳!!

Produced by Tsukushi

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